コトリバコとはネットの都市伝説
これは、決してやってはいけない呪いなのです。都市伝説と簡単にかたずけてはいけない内容です。一体どんなもので、どんな内容で、そこまで恐ろしい呪いとは、どんな呪いなのかを紹介していきましょう。
最初に注意しておきますが、この力は決して実行してはいけないことを忘れないようにしてください。
ネット掲示板で話題になった
はじめは、ネットの掲示板で紹介されたことからはじまりました。ネットの世界では、瞬く間に広まり話題になっていきました。その内容は、あまりにも珍しく初めて聞くものだったため話題になったのでしょう。
投稿者の体験談として投稿された
話が広まっていくにつれ、様々な体験談や関わりがあると言った内容の投稿者が出てきました。そして、テレビ番組で紹介されたことをきっかけに、さらに広まってい行きました。
ですが、それほどまでに知られる話になりながら、現在は、それ程の認知度がないのはなぜなのでしょうか。
その恐ろしさから検索してはいけないワードになった
広く話題になりながら、認知度が低いのは何故でしょうか。それは、あまりにも恐ろしくおぞましい内容であったことと、その呪いの強さに触れてはいけないものではないかと思われるようになってきたためだと考えられます。
それは、検索してはいけないワードにまでなったのです。その呪いとは、どこまで恐ろしい呪いなのでしょうか。
コトリバコってなに?
それは箱を使った呪いの一種です。苦しめたいと思っている人間が、その箱を作り、呪いたいあいてに、その箱を送り付けることで、その相手を呪いにかけ、苦しみ、さらには死に追いやる呪いなのです。
見た目はパズルのような箱
この箱は、簡単には開けることが出来ません。それには色々な理由がありますが、一番は相手に箱を開けさせないためです。箱は、あたかも江戸時代には存在していた、寄木細工のようにパズルのような箱にたっていたそうです。
子孫の根絶やしにする強力な呪い
この力には、呪った相手だけでなく、その子供や孫までもが影響をうける強い力を持っていたようです。それは、その相手の血筋を根絶させるまでの強い力だったのです。この強い力を持った箱について、さらに詳しく紹介して行きましょう。
コトリバコの誕生の秘密
どのような経緯で、このような強力な力が作り出されたのでしょうか。それ程までに苦しめたい相手がいたのでしょうか。様々な作り出された説がありますが、ここでは、その中の幾つかを紹介して行きましょう。
島根の迫害にあっていた部落から生まれた
島根のとある地域の部落で作られたという説があります。そこでは、部落が迫害にあっており、その貧しい境遇から子供の間引きが行われていたようです。
そのため、その部落では、恐ろしいまでの憎しみが生まれてくることになってしまい、この呪いという力が生まれたとされています。
ある男が部落に伝えた
もうひとつに、ある人物から交換条件で作成方法を伝えられたという説があります。その男が、その場所を訪れ自分の身をかくまって貰う代わりの交換条件として、この恐ろしい呪いを伝えたそうです。
復習の為にコトリバコを作った
他にもあります。これは誰かは定かではありませんが、その人物は、すさまじいまでの復讐心を持っていました。そのため、復讐を実行するために、おぞましい呪いを作り出したとされています。
それ程恐ろしい呪いが掛かっている箱とは、どのように作り出されていたのかは後程紹介して行きたいと思います。
コトリバコの恐怖の作り方を順番で解説
最初にここで、もう一度、念を押しておきますが、この箱は断じて作成してはいけない箱だということを忘れないでください。そう簡単に作れる内容ではありませんが、後程触れることですが、この呪いは強くなると、作った当の本人をも、苦しめることがあるとされています。
箱を作る
初めに箱を作ります。重要なのは、それは簡単に開けれれてはいけないということです。そのため、複雑なパズルのような仕掛けがある箱を作る必要があります。
色々な言い伝えがありますが、明確な作成方法の内容は伝えられていません。唯一分かっているのは、開けにくい箱であるということです。
中を血で満たす
作成が終わりましたら、その箱の中を、家畜など人間によって飼われている雌の血で満たします。ここで分かる条件としては、飼育されている生き物であることと、その中でも雌の血が必要であうということです。
中身をいれる
作業が終わったら、しばらく置いておきます。中の血が乾くか乾かないかのところで、そこに中身を入れます。その中身とは、人間の子供の体の一部分とされています。
体のとこかというと、年齢によって異なっていたようです。子が生まれたばかりならへその緒、7歳までなら、内臓から絞った血を、10歳までは人差し指となっていたようです。
コトリバコの強さに段階がある?
実はこの呪いには、その強さによって段階があります。それは全部で8段階あり、数が増えていくほどに、呪いの強さも増していきます。その内容とはどのようなものなのか詳しく紹介していきましょう。
中身の数で名前が変わる
その8つの段階にはそれぞれ名前が付いています。それは、中に入れる物が何人の子供から取られているかによて変わってきます。人数別に名前は以下のようになります。
- 1人:イッポウ
- 2人:ニホウ
- 3人:サンポウ
- 4人:シホウ
- 5人:ゴボウ
- 6人:ロッポウ
- 7人:チッポウ
- 8人:ハッカイ
中身の数が多いほど強力
先ほども紹介しましたが、中身の数イコール子供の数になります。この数が多ければ多いほど呪いの度合いも増していきます。8段階がもっとも強い呪いになることになります。
気が付いた方もいるかもしれませんが、ひとりでも大変な犠牲を払うことなのに、最大となるとどれだけ恐ろしい力なのか想像もつきません。
中身は7つまでしか入れてはいけない
今まで、散々8段階と紹介してきましたが、実は7段階、中身が7つまでしか入れてはいけないとされています。それは、以前に紹介した中で、この力を伝えたとされている男が、そのように伝えたとされています。その理由を、この後に紹介して行きます。
最強のコトリバコである「ハッカイ」について
この力の最終段階でもある8段階目の呪いとはどのようなものだったのでしょうか。そして何故、伝えた男は、この8段階目を作ってはいけないと言ったのでしょうか。詳しく紹介しましょう。
あまりに強力で作った人が死ぬことも
この最大で最強の呪いを作ってはいけない理由は、その力があまりにも強すぎるためだと言われています。その強さのあまり、作った当の本人が、その力によって死んでしまうこともあると言われているのです。
このような理由から、伝えた本人のその男からも作ってはいけないとされているのです。
最初に作られた箱が最強の「ハッカイ」だった
謎があります。なぜ、この8段階目の呪いが存在するのでしょうか。実際、作ってはいけないのであれば、7段階まででいいのではないでしょうか。
この8段階目が存在するのは、実はその伝えた男が最初に作らせたのが、その8段階目だったからなのです。
ハッカイの行方は?
最初に作られた最強段階の箱は、どうなったのでしょうか。残念ながら、その後の経緯についての話は何処にも残っていません。この世界、この時代にまだ存在するのかどうなのかも分からないままなのです。
コトリバコの力の恐ろしさとは
ここからは、この呪いがどのような結果を残すのか紹介します。強い力を持っていることは解説しましたが、具体的に何がどのように作用するか、実際にあったとされている庄屋の話も紹介します。
若い女性と子どもにだけ効力がある
一説には、この呪いは若い女性や子供にだけ効果が表れるという話があります。これは、恨みのある相手の近くにいる女性や子供を呪うことで、子孫を残させない効果を狙っているという説です。
また、本人の一番大切なものを奪うことで、最大の苦しみを狙ったものだとも言われています。
近くにいるだけで呪われることも
この力はあまりにも強いために、所有している者だけでなく、近い場所にいるだけで、呪いの影響を受けてしまうとも言われています。知らずに呪われてしまうこともある訳です。
最初に贈られた庄屋は酷い有様になった
ある部落では、迫害を受けていた人たちが庄屋に、この箱を送りました。送られた庄屋の家では、若い女性や子供が皆、血を吐き苦しみながら死んでいったそうです。このため、庄屋は子孫を残すことが出来ず、庄屋の家系は途絶えてしまったそうです。
コトリバコは次々と作られた
ある部落での出来事は、言い伝えによると、その目的は達成されたようです。では、その後、この恐ろしい力はどうなったのでしょうか。目的が叶えられ、作るのをやめたのでしょうか。その後について分かっていることを紹介しましょう。
迫害は終わったが作るのをやめなかった
願いは叶えられ、迫害は終わったと伝えられています。しかし、部落では作ることをやめなかったようです。伝わった話によると、抑止力として、現状を維持するために、作るのをやめることは出来なかったようです。今も昔も、力の関係は似たようなものだったのでしょう。
間引きのたびに作られていた
貧しさは続いていました。そのため子供を養っていくことは、状況が変わっても変わらなかったようです。ですので、、間引きは続けられ、そのたびに、子供を取りおいて材料としていたのです。
13年も続いた
いくら抑止力だとしても、その数が増えすぎてしまうと、当の本人たちにも手に負えない代物になってくるものです。13年も作り続け、数が増えすぎたために、一か所に集められ管理するようになっていたそうです。
部落を襲った悲劇
しかし、恐ろしい力というものは、必ずといっていいほど、自分の元にも帰ってきたしまうものです。伝えられている中でも、例外ではなかったようです。大変な悲劇に見舞われることになります。少し詳しく紹介していきましょう。
コトリバコが持ち出されてしまった
一か所で管理されていましたが、そこから持ち出されてしまったのです。時間の経過によって恐怖が薄れてしまったのでしょうか。面白そうなその見た目からは、本当の恐怖は伝わらなかったのでしょう。