まず1点目にご紹介するのはグラナイトギアというブランドのモデルである「ルッセン35」というリュックサックです。長い間歩いたり乗り物に乗って背負い続ける場面で負担を軽減できるように、とにかく軽さを追求してきた特製のあるブランドです。
Uの字の開き口でラクラク収納
こちらは開口部がUの形をしており、全部ジッパーを開けば大きく口を開けてくれるので荷物の収納や取り出しがとてもしやすくなっています。中々たくさんの荷物を必要とする中期から長期の旅行において荷づくりなどで活躍してくれる機能でしょう。
スペック
- 容量:35L
- カラー:グリーン
- 素材:ポリエステル
UBIC40
続いて2点目にご紹介するのはミレー製の「UBIC40」というモデルです。前述のルッセンも35リットルと中期旅行以上に十分使用に耐えられるくらいの容量でしたが、こちらは製品名にありますとおり40リットルということで更に余裕を持たせています。
たっぷり収納かつ軽量
前述しました通り容量は40リットルということでたくさんの着替えや日用品を入れることができ、また雨の時のためのレインカバーも付属しています。加えて加工の施されたポリエステルを要所要所で使っているため、軽量化も実現しています。
スペック
- メイン素材: ナイロン・ポリエステル
- 収納可能サイズ: 40L
- サイズ:53x28x22cm
- 重量:1210g
コバートケースCO
中間地点の3点目はアークテリクスの「コバートケースCO」です。アークテリクスもアウトドア用のバックパックメーカーとして有名なブランドであり、このモデルは中、長期旅行用におすすめしていますがタウンユースにも気軽に扱えるようなモデルです。
実用性重視の軽量モデル
2点目にご紹介したミレーのリュックと同じく容量は40リットルですが、あちらが1.2キロの重量があったのに対しこちらは1キロを切る程の軽量さを実現しています。デザインはシンプルですが、その分を実用性に割り振っているということでしょう。
スペック
- 材質:500DATYナイロン
- 容量:40L
コンバス40
後半になってきましたが4点目にご紹介するのは小旅行でおすすめするモデルでも取り上げたグレゴリーの「コンバス40」です。やはりこちらも容量は40リットルで、加えて前述のアークテリクスのモデルと同じく重量は1キロを切っています。
縦にも横にも開ける
タウンユースができるようなデイパック系のバックパックだと縦に開くようなモデルが大半ですが、こちらのモデルはもちろん縦にも開けるほか横のジッパーを開くことで大きな開口部を開けられ、荷物を取り出しやすくできるよう設計されています。
スペック
- サイズ:55x34x15cm
- ポケットの数:6
- 重量:970g
FATHOM PACK44L
5点目はおすすめのブランドの中でご紹介したバートンのモデルである「FATHOM PACK44L」です。ご紹介したモデルと同じ「FATHOM」シリーズの1つで、ご紹介している他モデルの平均容量よりも多い44リットルとなっています。
背中からも荷物の取り出し可能
このリュックも上部のジッパーを開くだけでなく、背面を開いての荷物の収納や取り出しをすることができるモデルです。また背面にあるPCの収納スペースがそのまま倒れ込むようにひらくようになっていますので、その部分を有効活用すると便利でしょう。
スペック
- 表地: 100%ポリエステル
- 収納可能サイズ: 44L
- サイズ:52×39.5x18cm
ラージャパック46
中期、長期の旅行で使ってほしいリュックで最後の6点目にご紹介するのはエステノックの「ラージャパック46」です。最後ということで容量もご紹介する中では最大の46リットルと比較的長めの旅行でも十二分な余裕を持てるだけの容量があります。
デザインも魅力的な大容量リュック
容量が多いことによってたくさんの荷物を収納することができるもの大きな魅力ではありますが、一番の特徴は何といってもデザインです。シンプルなデザインの多い中で特殊な布を使用したお洒落なリュックとなっており、また付け替えもすることのできるお洒落さの映えるリュックです。
スペック
- サイズ:38x56x22cm
- 容量:46L
- 材質:840バリスティックナイロン
寒冷地への旅行や長期滞在の旅におすすめの大型旅行用リュック5選!
旅行をするといっても行く場所すべてが快適な環境とは限らないですし、とても長い間の旅行も考えられるでしょう。そういったときには、今までご紹介してきたモデルよりももっと大型で、過酷な環境の中でも使用できるような丈夫なモデルが必要になります。
トリオンプロ
そんな過酷な状況下や長期の滞在などでおすすめしたい旅行リュックはマムートというブランドの「トリオンプロ50+7」になります。素材に加工、そして機能性をハイレベルな状態で求めているマムートがメインで押し出しているリュックです。
耐水圧5000mm
こちらのモデルは、耐水圧が5000ミリという雨への耐性が非常に高い素材を使用しています。強い雨が大体1000ミリということのようなので、浸水を防いで余りあるということになります。また開口部は上部のジッパーと背中の部分の2か所があります。
スペック
- 容量:50+7
- 開口部:2か所
- サイズ:69×30×24cm
ファーポイント55
続いて2点目にご紹介するのはオスプレーの「ファーポイント55」というリュックサックです。2019年現在から45年ほど前にアメリカのカリフォルニアで設立されたのがこのブランドで、実は長期の旅行をしてみると良くこのブランドのリュックを見るようです。
デイパックを取り外し可能
こちらは今までご紹介してきたスタンダードな構造のモデルとは違い、メインの収納用リュックとデイパックが組み合わさっているリュックです。デイパックは容易に取り外すことができ、前に掛けて頻繁に取り出すアイテムを入れておくと便利でしょう。
スペック
- 容量:55リットル
- 重量:1.76kg
- 外寸:65×32×32cm
トレッキングパック55
折り返しの3点目はモンベルよりラインナップしている「トレッキングパック55」です。容量は製品名にありますとおり55リットル、そしてモンベル開発の独自のシステムによって、どんな人が背負っても背中にしっかりフィットするようになっています。
レインカバー標準装備
こちらのモデルはすでにご紹介したモデルの中にあった、Uの字に開く開口部や取り外しをすることができるバックパックが搭載されています。そして雨の対策としてレインカバーも標準搭載されているなど、機能性が極めて高いです。
スペック
- メイン素材: ナイロン
- サイズ:80x33x22cm
- 重量:2070g
ローズ65
後半になってきましたが4点目はホグロフスというブランドから出ている「ローズ65」です。なんとこのブランドは2019年から数えて100年以上続いている老舗であり、このモデルは容量は多めの65リットル、デザインは華美にはなっていません。
実用性重視の大型リュック
こちらは前述しました通りデザインは凝っているわけではなくシンプル一辺倒ですが、サスペンションが荷物の重量を分散させてくれるので方の負担も少なく済み、またフロントのジッパーを開けて大きく開口部を作れるので、収納や取り出しに便利です。
スペック
- 表地: ナイロン
- 収納可能サイズ: 50L
- サイズ:79x36x34cm
バルトロ65
長期や寒冷地などへの旅行におすすめしたいモデルで最後の5点目にご紹介するのは、すでにいくつかモデルをご紹介しているグレゴリーの「バルトロ65」です。サイズはご紹介する中で最も多い65リットルとなっています。
女性向けモデルもあり
このバルトロは55リットルから85リットルまでのサイズがラインナップしており、登山愛好家の中では迷うのならこのモデルを選ぶといわれるほど人気が高いリュックです。女性向けのディバというモデルも女性が扱いやすいよう設計されています。
スペック
- 容量:65リットル
- 重量:2.20kg
- 推奨パッキングウェイト:23kg
旅行用リュックのメンテナンス
ここまではおすすめしたいモデルを全部で17点ご紹介しました。1度しか使用しないということは無いでしょうから、何度か使用したのであればメンテナンスをしてあげる必要が出てきます。具体的なその内容をご説明しましょう。
ちょっとした汚れなら消しゴムでごしごしすると綺麗になる
まず、土などのほんの少し下汚れが付着しているだけというのであれば、文房具の消しゴムを使用してみましょう。清掃に使用されるアイテムである激落ち君と同じ要領でごしごしこすってみると、意外なほどに綺麗になってくれます。
リュックの内側、外側を絞ったタオルで拭くとすっきり
また、内と外を水につけて良く絞っておいたタオルで拭いておきましょう。外側は露出しているので言わずもがなですが、内側も何もしないままでは汚れが堆積していってしまいます。水気のないタオルで拭いておけば両方ともスッキリさせられます。
洗濯可能な素材なら定期的に洗濯をする
消しゴムと絞ったタオルでのメンテナンスでも結構綺麗にしておくことはできますが、もし洗剤を使用して洗えるのであればそれでメンテナンスをするのに越したことはありません。毎回でなくともいいので、定期的に行いましょう。
工夫次第で中型モデルでも十分かも!
ご紹介したモデルの中では最小の容量で20リットル、最大で65リットルまでのものがありました。中間となるのは40リットル程度の容量のモデルになりますが、何も大きなサイズのものを選ばなくとも工夫次第で十分余裕を作ることもできるのです。
圧縮袋などを活用しよう
まず中間のサイズですので小旅行でも十分使用可能ですし、長期旅行でも使えないことはありません。例えば持っていく荷物そのものを最小限にしたり、必ず持っていく衣服は圧縮袋などを利用して面積を少なくすれば、余裕を生み出すことができるのです。
旅行用リュックで快適旅行!
ということで、様々なシーンの旅行でおすすめしたいモデルや選び方などをご紹介しました。両手を空けて歩き回れるというのは思っている以上に楽になり、快適な旅を楽しめるでしょう。是非気に入ったモデルを使ってみてください。