コハダ寿司は自分で作れる!おいしい作り方をわかりやすくご紹介!

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完成した形のまま箸で持ってネタ側に醤油をつけるのは寿司をひっくり返さないとならないので意外と難しいです。手で持つ食べ方もありますが、抵抗のある人は寿司の持ち方を変えてみましょう。完成した形のまま持つのではなく、寿司を横に倒した形で、箸で持ってみてください。シャリが崩れにくく、醤油をネタにつけやすくなります。

ネタの味をより楽しむために

寿司を食べるときは一口で食べてしまいましょう。シャリの量はネタの味とのバランスを考えて握られており、途中で噛み切ってしまうとせっかくの旨みやバランスが崩れてしまいます。なので、特に高級な店では一口で食べるのがマナーとなっています。更にネタを下に向けて食べると、舌に直接ネタの味が広がるため、よりおいしく食べられます。

コハダを飾り切りして見た目も良く!

飾り切りをすると、味だけでなく見た目もおいしく食べられます。飾り切りというのはネタに切り込みを入れて模様を作ったり立体的な形を作ったりして見た目を美しく装飾することです。細かい包丁使いや加減が必要なため難易度が高いですが、見た目が華やかになるので挑戦したい方は是非試してみましょう。

コハダは寿司だけじゃない!おすすめレシピをご紹介

コハダ寿司の作り方を紹介してきましたが、他にも様々なレシピがあります。酢締めが余ってしまったときなどに応用できるレシピからボリューム満点のおかずまで、おすすめのレシピを紹介していきます。

コハダのおすすめレシピ①酢の物

酢締めが人気のコハダですから、勿論酢の物にしてもおいしく食べられます。もう一品おかずを足したいときなどに簡単に作れてさっぱり食べられるので、食欲が落ちがちな夏の暑い日などに是非食べたい一品です。

好きな野菜で彩りよく、味のバリエーションも豊か

出典:PhotoAC

魚の他にきゅうりやわかめを入れる酢の物が多いですが、他にもセロリやナスなどの野菜でも作れたり、春雨を入れたりとバリエーションが豊かです。また酢の味もポン酢や三杯酢など、色々な酢で作れるので、好みに合わせて色々な味を試せます。

作り方

  1. きゅうりやたまねぎなど、お好きな野菜を切り、塩を振って水気をとります。
  2. 酢締めしたコハダと切った野菜をボウルに入れ、お好みの量の酢を注いで和えます。酢が強いと感じる場合はお湯で薄められます。
  3. 2で和えたものを器に盛り付け、お好みでショウガや大根おろしを盛りつけたり、ごまをふりかけてできあがりです。

コハダのおすすめレシピ②コハダのマリネサラダ

マリネサラダは野菜や魚、肉などをオイルや酢、レモン汁などからできる漬け汁に浸しておく料理です。材料を切って漬けるだけで日持ちもするので、コハダの酢締めをあらかじめやっておけば忙しい日のおかずとしても活躍します。

さっぱりおいしい!酢とレモンの酸味がやみつきに

酸味のあるマリネサラダは酢締めしたコハダと相性抜群です。癖になる酢とレモンの酸味、オリーブオイルの風味が素材によく絡んでいておいしく、ついつい箸がとまらずぺろりと食べられます。野菜の色合いも引き立って食卓も映えます。

作り方

  1. コハダは三枚におろし、酢締めしておきます。たまねぎやにんじん、パプリカ、セロリなど、お好みの野菜を縦に薄切りしておきます。
  2. 切った野菜に塩をまぶし、しんなりしたらさっと水にさらし、水気を絞ります。
  3. 酢大さじ1、オリーブオイル大さじ1と1/2、レモン汁大さじ1、砂糖小さじ1/2、塩小さじ1/2を混ぜ合わせ、マリネ液を作ります。
  4. 3の液に野菜とコハダを漬け、30分ほど冷蔵庫に置きます。
  5. お好みでパセリを振って完成です。

コハダのおすすめレシピ③南蛮漬け

南蛮漬けといえばイワシが有名ですね。しかし酢と相性のいいコハダも、南蛮漬けの南蛮酢と相性ばっちりです。また不足しがちな野菜も一緒に食べられて栄養バランスもよく、揚げずに焼くとヘルシーです。

ボリューム満点なのにさっぱりおいしい

コハダに小麦粉をつけて揚げ焼きすることでボリュームが増し、食べごたえがあります。コハダは安く手に入るので節約おかずとしてもピッタリです。南蛮酢がしみ込んでおり、くどくなくさっぱりおいしいです。

作り方

  1. 南蛮酢を作ります。酢大さじ4、砂糖大さじ3、醤油大さじ3、みりん大さじ2を器に入れて混ぜ合わせます。(コハダ3尾分のタレです)
  2. 三枚におろしたコハダに塩コショウし、小さじ2の酒を振って5分ほど置きます。
  3. コハダに片栗粉をまぶし、フライパンに油を引いてじっくり火が通るまで焼きます。
  4. ピーマンやにんじん、パプリカ、たまねぎなどお好みの野菜を5mmほどの細切りにします
  5. 切った野菜を軽く炒め、1のタレを入れて煮ます。
  6. 3のコハダを5に入れ、全体に煮絡めてできあがりです。

コハダのおすすめレシピ④唐揚げ

居酒屋や定食メニューで大人気の唐揚げを、コハダで作ってみるのはどうでしょう。サクッとした衣、ふっくらジューシーな白身がなんともいえないおいしさです。普通の唐揚げを作る方法でおいしくできます。

ついビールが進んでしまう手軽なおつまみ

小骨が多いため酢締めを使ったレシピが多いコハダは、唐揚げにすることで骨が気にならなくなり、そのまま食べられます。下味もしっかりついているので、ごはんやビールが進むおかずになります。お好みでレモンをかけてもいいでしょう。

材料・作り方

  1. 酒としょうゆを半カップずつ、ショウガとにんにくのすりおろしをお好みの量ボウルに入れて混ぜます。
  2. 三枚におろした子コハダの両面に塩コショウし、ボウルのたれに15~20分ほど浸します。
  3. たれが染みたコハダに片栗粉をまぶし、カラッと揚げます。きつね色になればできあがりです。

コハダのおすすめレシピ⑤アクアパッツァ


出典:PhotoAC

アクアパッツァは、ブイヨンを使わず魚介類をトマトやオリーブオイル、白ワインで煮込んだイタリア料理です。代表的なものは白身魚の鯛やスズキを使ったものですが、コハダでも作れちゃうんです。

魚と貝の旨みがぎゅっと詰まった絶品スープ

出典:PhotoAC

スープを使っていないため、煮込むと魚や貝からおいしい出汁が引き出されます。また、切ったものを使うより丸ごと一尾使うと出汁がたくさん出てよりおいしくなります。タコやイカ、ハマグリやムール貝など、様々な魚介類と組み合わせられます。

作り方

  1. 頭を落とし、内臓を取り出したコハダ4尾を洗い、塩を振ります。15分ほど置いたら水で洗い流します。
  2. ミニトマト6個を半分に切り、パセリを粗みじんにします。にんにく1/2片を包丁の腹で潰しておきます。
  3. 鍋にコハダ、ミニトマト、にんにく、お好みであさりなどの貝類を入れ、白ワインを1/4カップ加えて中火にかけます。
  4. 煮立ったら水1/2カップと大さじ1のオリーブオイルを加えて蓋をし、5分ほど煮ます。
  5. 塩コショウで味を整え、オリーブオイルを少々回しかけます。お好みでレモンを搾ってもおいしいです。

コハダ寿司を作って食べてみよう!

いかがでしたでしょうか。コハダを捌く際や酢に漬ける際など、注意するところはありますが、手順を一つ一つ見ていくと特別な調理器具や調味料も必要ないので、自宅のキッチンで作れそうですね。三枚おろしも覚えておくと他の魚に応用できて便利です。お家でもお寿司屋さんで食べるようなおいしいコハダ寿司を試してみましょう!

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