簡易テントとは?
一口にテントといっても、今回ご紹介するタイプのもの以外にもドームタイプのものやシェルターなどいろいろと種類があります。そんな中にあって、簡易テントというのはどんなものなのでしょうか。まずは種類や特徴をご紹介していきます。
簡易テントは大きく3種類の形がある
まず簡易テントには大きく分けて3種のものがあり、ポップアップ、ワンタッチ、そしてポールがあります。どれも簡単に設置することができるものに変わりはないのですが、とはいえ特徴は異なっていますので、まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。
種類別の特徴を解説
前述しました通り、この3つのテントは張ること自体は非常に簡単で初心者でも難しくはない設計になっていますが、とはいえこうぞうはそれぞれでことなっていますので、1つ1つどんな特徴があるのかをご紹介します。
ポップアップ式
まず1つ目はポップアップ式のテントになります。設置する時はただ開くだけで完了させることができ、いとも簡単に設置することが可能です。構造も簡単ですので本体の重量も軽量、かつコンパクトに収納しておけるので持ち運びも困りません。
ワンタッチ式
続いてワンタッチタイプのテントになります。こちらはその名前通りワンタッチするだけでほとんどの設置を完了させることのできるもので、ポールやそれを組み立ててテントの中に入れるといった手順は全くありません。こちらも簡単な構造なので持ち運びが楽です。
ポール式
最後がポール式のテントになります。こちらは前2つにはなかったポールを使用するタイプのものですが、あるとしても1本か2本程度で設置に関しては同じく簡単にでき、広さが形状上比較的広めになります。
春から夏にかけては簡易テントでも十分キャンプを楽しめる
流石に冬の厳しい寒さの中でこれらのテントを使用してキャンプをするというのは非常に難しいですが、春から夏場までくらいであればこの簡易テントでも十分アウトドアが可能です。ソロやツーリングでのキャンプは軽量さも重視しますので一層おすすめできます。
簡易テントの魅力と注意点
簡単に設置することができるテントの種類や特徴について簡単にではありますがご紹介しました。種類については何となくご理解いただけたかと思われますが、実際に使用する時にはどんな魅力と注意点が存在するのでしょうか。
簡易テントの最大の魅力は設営時間が短いこと
まず魅力から何点かご紹介していきますが、1つ目にして最大の魅力は設置するのに要する時間が非常に短いことです。「簡易」と冠につくようなものですから当然ではありますが、慣れていない初心者などにはこれがとても大きな魅力になります。
簡易テントは軽くて持ち運びが楽なものが多い
何度かご紹介していますが、ご紹介するタイプのものは設置すること以外にも構造が簡単ですので、重量が他のタイプのものなどと比較して軽量になっています。ですので使わない時に収納して持ち運ぶときはこの軽さに助けられます。
簡易テントは低価格でお財布に優しい
そして3点目は、どのモデルもお値段が控えめになっていますのでお財布に優しく、お求めやすいということです。キャンプ用のアイテムを初めて揃える方などは特にそうかもしれませんができるだけ出費も抑えたいでしょうし、これも大きな魅力です。
簡易テントは風に弱いので対策をちゃんとしよう
ただし実際に使用する時に注意しておいてほしい所が1つあり、それが強い風に弱いということです。簡単な構造であるからこそ低価格で軽量なのですが、軽さがあだとなって強風にあおられてしまいがちです。使用する際はその対策も講じておきましょう。
耐水圧もちゃんと見るべき?
キャンプはいつも晴れの中で行えるとは限りません。天候が悪くなって雨天になってしまうことも少なくありませんので、そんな中でキャンプをするため、テントには水への耐性がスペックの中に表記されています。簡易テントは、この性能もしっかり見るべきとされています。
1500以上がおすすめ
耐性がしっかりしていなければ、酷いと水が浸入してきてしまう可能性も考えられます。目安としては、激しい雨の水圧が1500mmとされていますので、これ以上の耐水圧のモデルであれば、ひとまず安心して雨天でも使用できるでしょう。
使用人数はどのくらいが良い?
雨の中でもしっかり使用することができるように、耐水圧のスペックをしっかり見ておくことはご紹介した以上重要な点です。そして実用するうえでもう1つ見ておいてほしいのが、そのモデルが何人まで収容することができるのかです。
使う人数プラスαが良い
こちらは、例えば二人で使用するのであれば収容人数が2人のものを選べばよいと思われがちかと思われますが、実際に使ってみると製原因パイの収容人数ではぎりぎりになります。ですので、実際に使用する人数+一人の収容人数のモデルを選ぶことを推奨します。
簡易テントの設営時間を動画で確認しよう
今回取り上げてご紹介するテントの魅力と注意点をご紹介しましたので、続いては実際に使用する時の設置の手順を見ていきましょう。本当に張るときに簡単に設置することができるのか、2つのタイプのものを参考に見ていきましょう。
ポップアップテント2secondsの設営
参考にするのは、ケシュアのポップアップテント「2second」です。収納袋から本体を取り出し、戒めているアイテムを取り外して広げ、そのまま置けば開いてテントの形になってくれるのです。完了するのに30秒もかからないので、とても簡単に張れるということが分かります。
ワンタッチテント「ライダースワンタッチテント」の設営
続いてはワンタッチタイプのモデルの設置を見ていきましょう。DODの「ライダースワンタッチテント」を例にしますが、収納袋から取り出して広げ、足を組み立てて真ん中のフレームを上に伸ばせば、それだけで設置が完了します。
おすすめ簡易テント(ポップアップ編)おすすめ15選!
ここまでは簡単に設置することができるタイプのテントの種類やそれぞれの特徴、共通の魅力や設置の手順などについて簡単にではありますがご紹介しました。ここからは、本題であるおすすめの簡易テントのモデルを15点紹介していきましょう。
「キンスターポップアップテント」
まずはポップアップ式のモデルを5点ご紹介しましょう。1点目にご紹介するのはキンスターの「ポップアップテント」です。使用人数は2人から3人程度、本体の重量は980グラムと1キロを切っています。
どこでも使える簡易テント
こちらは設置の際は収納袋から取り出して、6つペグを使って固定したら完了するというとても簡単な手順で組み立てることができます。風邪への耐性が弱点とご紹介しましたが、固定するペグのおかげでそれを克服できているのです。
スペック
- サイズ:165cm×150×110cm
- 重量:1.1kg
- 色:ブルー
フルクローズポップアップテント
2点目はフィールドアより「フルクローズポップアップテント」というモデルになります。使用人数は前述のキンスターのモデルより少し多めの4人までとなっており、大人が何人かで入っても余裕のあるスペースとなっています。
サンシェードでUVカット
こちらのモデルにはサンシールドという新しい素材を使用しており、外気温の影響を受けにくく雨への耐性やUVカット機構を備えています。また裏側のコーティングにより内部の温度を5度下げられるようになっており、悪影響を軽減してくれます。
スペック
- サイズ :200×180×135cm
- 材質:ポリエステル
- 重量 :2.5kg
- 耐水圧:1,500mm以上
ポップアップシェード
3点目はコールマンより「ポップアップシェード」です。収容人数は2人までと少なめですが、その分収納時のサイズが80×6cmと非常にコンパクトにしておくことができます。そして、こちらのモデルは出入り口が前と後ろの2か所についています。
フルクローズでプライバシー保護
前述しました通り2か所の入り口から入ることのできる他、サイドにある窓によって良好な通気性が確保されています。そしてフルクローズということで締めきれば中で着替えなどをすることもでき、加えて再度の砂を入れるスペースに重りを入れれば安定性を増すこともできます。
スペック
- サイズ:220×120×100cm
- 重量:約2.7kg
- 耐水圧:約500mm
- 定員:1~2人用
メガ5パーソンズ
4点目はファストキャンプより「メガ5パーソンズ」というモデルのご紹介です。こちらは5パーソンズと製品名にありますとおり収容人数が5人と簡易式のポップアップの中ではビッグサイズなモデルになります。
抜群の居住性
前述のとおり5人まで収納することができるほどの広々とした内部スペースでゆったりと過ごすことができ、かといって設置が難しいこともなく数秒で設置完了できます。そしてフルクローズに大型の窓による通気性など、居住性は非常に優れています。
スペック
- 収容人数:5人用
- サイズ:280×175×115cm
- 重量:3.2kg
ポップアップほしぞらテント
ポップアップ式のモデル最後の5点目にご紹介するのはドッペルギャンガーことDODの「ポップアップほしぞらテント」です。設置の際は動画の見出しでご紹介したように収納袋から取り出して開けばすぐに完了するという、ビギナーでも安心の扱いやすさです。
星を見られるメッシュ仕様
簡単に設置することができるのは簡易式のテントであればどれにも共通していますが、こちらのモデルの特筆すべき点は天井の一部分にメッシュが使用され、夜間には星空を見られるということです。簡単に開閉できますので、雨でも心配は要りません。
スペック
- カラー :パープル
- サイズ :250×150×115cm
- 収納サイズ :直径770mm
- 重量 :3.0Kg
- 材質 :ポリエステル
おすすめ簡易テント(ワンタッチ編)おすすめ5選!
ポップアップでおすすめのモデルを5点ご紹介しました。フレームに手を掛ける必要もなくすぐに設置を完了させられるものばかりであることがお分かりいただけたでしょう。続いては1工程で設置できるワンタッチタイプのモデル5点になります。