テンヤ真鯛をしよう!ロッドやリールのおすすめと釣り方をご紹介!

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少しの変化でも対応できるように何種類かのテンヤを用意しておくことがおすすめです。まずは3~10号をまんべんなく揃え必要に応じて買い揃えていきます。

ダイワ 紅牙タイカブラSS 8号

ダイワ 紅牙 タイカブラSS 8号 ケイムラ赤/金

 

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驚異の貫通力

せっかく良い釣り道具を揃えたとしても、真鯛が直接掛かるハリの性能が悪いと釣り上げることも難しいです。真鯛専用ブランドなので、驚くほど鋭いハリで真鯛を逃がさない作りです。簡単にエサが付けれるので初心者の方が手間取ってしまうエサ付けもストレス軽減できます。真鯛釣りに考えられた自慢の商品です。

スペック

  • 号数:8号
  • 親針も孫針も貫通力が優れたサクサスフック採用
  • エサのエビがずれにくいキーパー付き

ダイワ 紅牙タイテンヤSS ふと軸 6号

ダイワ 紅牙 タイテンヤSS 太軸 6号 ピンク/チャート夜光 979665

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大型真鯛も逃さない

大きな獲物に挑戦したいときにおすすめのふと針使用です。大型の真鯛を想定した鋭いハリなので、力強い真鯛に対応できます。真鯛を逃がしにくいので、釣り上げた魚を見たい子供におすすめです。

スペック

  • 号数:6
  • 親針は大鯛対応の太軸・大針

下田漁具 鯛テンヤ 8号

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定番が使いやすい

上記の商品に比べてシンプルですが定番商品です。江戸時代から伝わるテンヤ真鯛を連想させるような昔ながらの作りとなっています。無塗装なので劣化しにくくコスパ力が抜群です。他には色付きの種類もあります。

スペック

  • 号数:8
  • 無塗装手作り仕掛け

ハヤブサ 無双真鯛 貫撃遊動テンヤ SE105  10号

ハヤブサ 無双真鯛 貫撃遊動テンヤ SE105 (10号) 7:ケイムラゼブラグロー

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真鯛に違和感なく喰いこませる

釣った獲物は逃がさないという言葉がぴったりの商品です。感度も抜群ですし、真鯛が逃げようとしたときの振りを最小限に抑えて釣り上げを楽にできるようになっています。体力に自信のない方におすすめで、女性や子供に最適な商品です。

スペック

  • 号数:10
  • 真鯛特有の首振りによる逃げを激減
  • リフト&フォールでユラユラする飾り付き

テンヤ真鯛の釣り方をご紹介!

mohamed_hassan / Pixabay

それでは、いよいよ本題のテンヤ真鯛の釣り方をご紹介します。やはり自然相手の海で釣りをするため、日によって水深も違えば潮の流れも違います。

ですがテンヤ真鯛の基本を知っていることで、その日によって違うシチュエーションになっても慌てることなく応用することができ釣りを楽しむ事ができるでしょう。

テンヤ真鯛の釣り方①基本

JosepMonter / Pixabay

最初は一気にオモリであるテンヤを海に投入します。海の底まで届くように釣り糸を伸ばしながら底に届かせます。この作業の事を着底と言います。テンヤが着底したら、すぐに弛んだ余分な糸を張り直し、魚がヒットするのが分かりやすく整えます。このことを糸フケを取ると言います。

糸フケを取ったら50センチから1メートル巻きあげて魚がヒットするのを待ちます。真鯛は落下していくものに興味を持つため着底の前後が非常にヒットしやすいタイミングです。ですからラインの変化を見逃さないよう注意が必要です。この時、竿を時々上げてテンヤを動かします。

真鯛を釣り上げるタイミング

少しでもラインに変化がったり竿先に魚の気配を感じたらすぐにハリを掛けにいきます。難しく感じてしまいますが、糸フケがきちんとできていれば、竿を立て直すことでハリは掛かります。

この時のポイントですが、魚の気配がしてハリをしっかりと掛けたい気持ちになってしまいがちですが、ハリに乗せることが重要でその後に再度掛け直せばヒットしやすいです。ハリを掛けるにはタイミングが大切です。

テンヤ真鯛の時期

出典:PhotoAC

テンヤ真鯛は一年を通して楽しめますが、特に釣りやすいシーズンは2つです。簡単に大きな魚を狙えるシーズンであるためより一層テンヤ真鯛が楽しくなる時期です。

テンヤ真鯛が釣りやすいシーズン①

一つ目は真鯛の産卵時期の春です。春は浅い海域にやってきて産卵を始めるときです。特にオスは5~6㎏程度まで成長しているため大きい真鯛が釣れやすいです。

初心者の方が釣りをするおすすめの時期は、春です。春は産卵の時期であり、真鯛は産卵に向けて浅瀬の岩礁付近に集まりやすく、初心者の方でも釣りやすい深さです。

真鯛は水の温度変化が苦手な魚なので安定している水域を選びます。水温が上がりやすい暑い時期は浅瀬に生息し、水温が下がり始めると深くへと移動します。

テンヤ真鯛が釣れやすいシーズン②

二つ目は水温が低下していく秋です。食欲の秋と言われるように鯛も食欲が旺盛になりますので、潮通しの良いエサが豊富に集まりやすい海域で多くヒットしやすいのも特徴です。

真鯛の旬は秋から春にかけてとなります。桜が開花する時期ではメスの体が美しいピンク色になるので、「桜鯛」や「花見鯛」と呼ばれるほど鮮やかになります。

テンヤ真鯛の時間

出典:PhotoAC

せっかくテンヤ真鯛を楽しみたいのに真鯛のエサを食べる時間帯ではないと、テンヤに掛かりにくく釣り自体が楽しめません。真鯛のエサを食べる時間帯や行動を把握して効率よくテンヤ真鯛を楽しみましょう。

真鯛が動きエサを食べる時間帯を狙ってテンヤ釣りをすることで、釣果が上がります。特に夜明けから日の出までの一時間と夕日の沈む前の一時間程度が良く釣れる時間帯です。

エサがいないと真鯛はいなくなります。

真鯛が連れやすい理由

なぜこの時間帯が釣やすいのかと言いますと、日の出前では海中のプランクトンが光合成のために海面に浮いてきます。

夕日の沈むころには夜行性のプランクトンが活動を始めるので、それを狙って魚集まりやすいです。これを食そうと様々な魚が集まり、それを真鯛が狙うからです。テンヤ真鯛を楽しむためにも重要なポイントです。

テンヤ真鯛の場所

Schoggimousse / Pixabay

真鯛は季節の水温の変化によって潜む水域を変える魚です。そのため釣りをする時期に適した水深や水域ポイントを狙う必要があります。真鯛は極端な水温を嫌います。春から初夏にかけては浅瀬に潜み、冬は水温が下がるので水温が安定しやすい深場へ移動します。

そして真鯛の好物であるエビは海の砂地がある海底で生息しているので、ゴツゴツした岩ばかりの水域よりも、砂のある海域を好みます。

始めて行く釣り場では、渡船屋さんや釣り場に詳しい人から水深がどの程度あるのか、潮の流れ・速さはどのような状況かなど聞くとオモリであるテンヤの号数が決められ釣果に役立ちます。

テンヤ真鯛の釣り方②エサ

LoveToTakePhotos / Pixabay

どんな釣りでも言えますが、獲物をおびき寄せるために重要なのがエサです。真鯛の体が赤いのは、アスタキサンチンという色素で、エビやカニを食べていることから赤色になっています。エビやカニだけを食べるかというと、そうではなく貝類やイカ、小魚、海藻類も食べる雑食の魚でもあります。

「鯛をエビで釣る」という言葉がある通り、鯛の大好物はエビです。

エサはエビが主流

Laborratte / Pixabay

エビの大きさは7~8センチのものを使いましょう。あまり小さすぎると、ハリにつけにくくなるので慣れないうちは適度な大きさのものが良いです。

本来は活きエビが最適ですが、入手が難しいので冷凍エビを解凍して使います。
この時のポイントですが、一気に解凍しないことです。

冷凍エビは解凍して時間が経つと変色したり、頭が取れやすくなってしまい、釣果にとても影響します。クーラーボックスに入れて保管をし、使用する分だけを解凍することがベストです。

エビの他にはどんなエサがあるの?

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真鯛のエサは他にもあります。テンヤ真鯛とは違った釣り方で、マムシというミミズのような姿をした虫やユムシ、青コガネ、青虫、イソメといったグロテスクな姿をした虫が多く、女性や初心者の方がエサを付けるには勇気が必要です。

その点、エビは食べたり普段から見慣れている分、抵抗なくエサ付けができます。

エサの付け方

出典:PhotoAC

エサのつけ方は、まずエビの尾を取ります。手で取るのが固くて難しい場合は、ハサミを使って切った方が切り口が綺麗です。そして背中に向けてハリを通します。ポイントはエビがまっすぐになることです。

グルメな真鯛を釣るために本物のエビが泳いでいるように見せかけることが重要です。エビが曲がった姿ですと、海に落とし入れた時に自然な動きができないので、真鯛の食いつきが悪くなるからです。

テンヤ真鯛釣り方③アクション

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釣り竿を海に投入してエサを海の底まで入れた時に、真鯛が活きているエサだと思うように竿を動かすコツが必要です。
真鯛は下に落ちるものに興味を示し食べる習性があるので、海にエサを落とし込んでから、着底するまでがかかりやすいタイミングです。

この時にスムーズに着底させるため、潮の速さでテンヤの重さを選ぶことが真鯛を釣る確率を上げるポイントです。落とし込んだ後は、そのまま10秒間ほど待ち、斜め45度くらいの角度を保ちながら、その後ゆっくりと釣り竿を持ち上げるように動かしましょう。

エサであるエビを活きているようにフワフワと泳がせるイメージです。階段をエビが一段ずつゆっくりと昇っていくように動かすのがポイントです。回数を重ねていくうちにコツを掴めるようになるので、釣果も伸びやすく釣り初心者でも試しやすい方法です。

テンヤ真鯛の投入方法

出典:PhotoAC

エサをまっすぐ海の底に到着させるためには、一気に速く投入することがポイントです。落とし入れる際は、釣り糸を自由に放出されるようにしておきます。

釣り糸の動きが止まったら着底したという合図なので、弛んだ糸を戻します。そして次のアクションがしやすいようにラインの動きをよく観察しておくことが必要です。

テンヤ真鯛のアクション

仕掛けの動きのことで、魚にアピールをしてハリに掛けさせるかです。一番釣り人にとって釣果を分ける動きです。
テンヤ真鯛の基本的なアクションは、リールを巻くことです。一定の速さで巻いていくよりもリズムを付けて仕掛けに動きをつけると真鯛は掛かりやすいです。

また電動リールとは違って、テンヤの特徴である細い糸と軽いタックルで挑む引きの強い真鯛と勝負をする綱引きのような引き合いが面白いものです。真鯛にエサをアピールする動きですが、色々な種類があります。
順番にご紹介します。

リフト&フォール

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このリフト&フォールとは、竿を持ち上げて下げての上下する動作のことです。この時のポイントですが、まずは力任せに動かさずに潮の流れを観察することです。潮の流れによって自然な動きになりやすいためです。
そしてリズムを付けてみましょう。

早くリフト&フォールした後は、ゆっくり動かしてみるというように動きを変えることで真鯛に気づきやすくします。
竿だけを動かすのではなく腕全体を使って頭上付近までリフトします。

ボトムバンプ

ボトムバンプとは、ボトムバンピングの略で、底にぶつけるという意味です。その名の通り、着底したら底から跳ね上げ底にぶつけます。投入後に着底した後に試してみましょう。
ボトムに跳ねさせながら移動をしますが、あまり底から離してしまうと魚が食いつきにくいので、浮き上がらせないようにバンプします。

主に岩礁付近でバンプするため近海でのアクション方法になります。跳ねさせることで強く魚にアプローチができる方法であり、効果的な方法です。

ステイ

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ステイとはアクションをやめることです。そのまま動かさないことを言います。様々なアクションをすることで、魚にアピールを強くするのが目的です。ボトムバンプしたりリフト&フォールをしても魚が掛からない時に行います。止まってしまったら効果がないのかと思われますが、実はステイが重要で間を作ることが、いかに本物に見せることができるのです。

最初は2~3秒間ステイし、動きを加え、またステイするというように動きをつけます。ステイ中もラインを良く見て動きをチェックしましょう。

巻きテンヤ

海の底についたら徐々に糸を巻いてテンヤを上げて動きを付ける方法です。巻く速さは一定速度で巻き上げていきます。
速度自体は速すぎると魚が追い付けないので、あまり速すぎないように時計の秒針ほどの速さが目安です。シンプルなアクションですが、潮の流れも合わさってエサが活きているかのように動くので、真鯛もヒットしやすいのです。

真鯛にすすめの仕掛けについてはこちら

テンヤ真鯛のアタリ

出典:PhotoAC

釣り竿の先端にほんの少しでも動きがあることです。ほんの小さな動きだったり、糸が出だしたりと動きが様々ですが、どんな小さな変化も見逃さないように注意をします。ハリに掛かった真鯛は逃げよう力強く抵抗します。とにかく力が強いので、焦らないように注意をして竿でじっと耐えます。

ここでリールを巻いてしまうと逃げてしまう原因になるので、慎重に動きましょう。真鯛の動きが止まった時が巻きのタイミングです。そしてまた真鯛が動き出したら巻くことをやめて竿でこらえます。この作業を何度か行って徐々に上へ上げていきます。真鯛が疲れるか釣り人が疲れるか勝負の瞬間でもあります。

鯛は魚の王様

出典:PhotoAC

真鯛はおめでたい時に出される魚というイメージが強いですが、めで鯛とかけられることから昔から多くのお祝いの席で食べられている魚としても有名です。白身の魚であっさりしていることから、刺身や煮つけ・塩焼き・から揚げ・酒蒸し・ムニエルなど和洋中問わず、クセのない万能な調理ができます。

洗い物少ない絶品ご飯

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炊飯器に材料を入れてスイッチオンで出汁のきいた贅沢な一品が完成します。洗い物が少なく済むので、節水にもなりますし時短料理にもかかわらず、そんなことを想像させないほどのごちそうです。

インスタ映えご飯

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インスタ映えという言葉が流行語にもなったように、カラフルでインスタ映えの一品です。こちらも材料を加熱するだけの簡単料理ですが、おもてなし料理にも最適で見た目が映えるので喜ばれます。

どのくらいのサイズが一番美味しい?

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真鯛は魚の王様と言われるほど、美味しい魚です。特に美味しさが引き立つ大きさは、40~50センチです。そして秋から冬にかけての脂ののった時期が大変美味しく食べれます。特に釣りたての新鮮な真鯛は、刺身で食べるのが最高です。またはシンプルに塩焼きで素材の甘さが堪能できます。

逆に産卵時期が終わった春から初夏にかけては麦刈と言われ味が落ちます。

やっぱり人気な男飯

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お出かけをして帰宅するとお腹もペコペコです。釣りで体力を使った日のご飯は、ボリュームたっぷりご飯で体力復活です。そんなときはやっぱり揚げ物でお腹も心も満たしましょう。

ご飯が進むボリューム飯

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やはり揚げ物は香ばしくボリュームのある一品になり満足感たっぷりのおかずです。味付けは塩のみで鯛の本来の味を堪能できつつ、ご飯が進む一品の男飯です。いろんな調理法で、家族みんなが満足できるご飯が作れます。そんなことから鯛は魚の王様という立派な別名をもっています。

テンヤ真鯛をやってみよう!

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テンヤ真鯛はイキイキとした力強さが伝わり、引き上げた時の喜びは何とも言えない達成感です。タックルは軽さを重視しているため、他の釣り方法よりも初心者の方がトライしやすく、女性や子供まで幅広く楽しんでもらえる釣り方法で家族で楽しめます。釣りの楽しみは、獲物を狙う瞬間・引き上げるときのワクワク感・食べる美味しさといった様々な視点から楽しめるものです。ぜひ家族で釣りに出かけてみませんか?

テンヤ初心者の方はこちら

真鯛におすすめの仕掛けはこちら