エラから刺さないように注意!
ただ固定をすればいいというわけではありません。固定の際に、手順では顎の部分にフックを挿し込んで固定しますが、万が一でもエラにかけて刺さないようにしましょう。エラには呼吸以外にもプランクトンをこしとる器官など、生命維持のための機能が沢山備わっています。
エラを傷つけてしまうと、こういった機能も損なうことになってしまうので、無駄に出血を伴い寿命を短くしてしまいます。そうなると、もちろん鮮度を保てなくなりますので注意しましょう。
ストリンガーの使い方をご紹介③魚を水中に投入
次は魚を水中に投入していきます。フックをうまくさせたところで陸上では当然魚は生きていられません。水中に入れて泳がせてやらないと死んでしまいますので、ここでも手順と需要ポイントを押さえておきましょう。
魚は優しく投入しよう
水中に投入する際には優しく入れてあげましょう。魚を水面にたたきつけるような形になると無用なダメージを魚に与えることになります。ストレスの原因になりかねませんので優しく投入しましょう。
複数いる場合は手順②を繰り返してから
魚が複数いる場合は、紹介した手順②を繰り返して優しく投入していきましょう。その際には、次の固定用フックまで一緒に投入しないように注意しましょう。次の固定用フックをいちいち水中から出すことになると、一緒に現在フックで固定している魚も一度水面から出すことになります。
何度も水面から魚を出し入れしていると、弱らせる要因となってしまうので投入の際には、空き状態のフックは陸上にあるかどうかを確認して投入しましょう。
ストリンガーの使い方をご紹介④注意点
固定もうまくいき投入して魚を自由に泳がせているので鮮度の心配はもうなくなったでしょう。とはいえ、このアイテムを使ううえでの注意点もあるので紹介しておきます。マナーにも通じる部分なので押さえておきましょう。
ストリンガーを使用した魚は持ち帰る
ストリンガーを用いたならば魚を持ち帰る意思があるということですが、これは徹底しなければなりません。下あごとはいえ魚の体の一部にダメージを与えていることになりますから、持ち帰らず海に帰してもいずれ死ぬ可能性もありますし他の方が釣ったとしてもいい気はしないでしょう。
ストリンガーの使い方をご紹介⑤選び方
完璧な機能を果たすストリンガーの魅力と具体的な使い方が把握できたところで、続いては選び方についても焦点を当てていきましょう。種類も豊富で、どれを選べばいいか迷わないためにも選び方のポイントも押さえておきましょう。
ストリンガーの選び方①フックのサイズ
フックは魚を固定するための肝心かなめです。それ故に、フックのサイズが魚のサイズに合っていないと固定もうまくいきませんし、魚を水中から出し入れした衝撃でフックが曲がったり開いたりする可能性もあります。フックに対して適した魚のサイズが商品には記載してあるので、確認して選ぶようにしましょう。