クーラーボックスの改造アイデアをご紹介!ひと工夫で快適な釣りを!

クーラーボックスは使い続けていると保冷力が落ちたりすることがあります。中の断熱材が劣化して機能を損なうためです。この記事ではクーラーボックスの改造方法を紹介します。使用場面でおすすめの性能の向上、様々な面で使える改造アイデアを紹介します!

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記事をお読みいただきありがとうございます、中村雄二と申します。バイクに乗ることが好きな若者です。ツーリングキャンプ系統の記事を好んで書いたり読んだり…。よろしくお願いします。
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クーラーボックスを改造しよう!

釣りで釣った魚を入れておくために使ったり、キャンプでは食材や飲料などを入れて適切な温度で保存しておくためなど様々なアウトドアで使用されるクーラーボックス。これはずっと使用し続けていると性能が落ちていってしまうのです。恩恵を受け続けるためにも、自分の手で改造を加えてみましょう。

クーラーボックスの仕組み

まず、そのアイテムが実際にどういった仕組みで温度を保っているのかなどをご紹介しましょう。大抵クーラーボックスには発泡スチロールが使用されており、これは空気を粒としてとらえることができます。空気が細かい粒になると内側が外からの影響を受けにくくなります。これによって気温の変化がしにくい環境を生み出しているのです。

性能が長続きするから改造してみる

そんな必須アイテムを自分の手で改造することをなぜ今回おすすめするのかというと、単純に劣化してきた保冷性能を向上させて使い続けることができるようになるからです。今までずっと使ってきたモデルだと愛着がある方もいらっしゃるでしょうから、そういった方には特にセルフでの改造をおすすめします。

新規購入よりも安く済むかも

最近はコストパフォーマンスに優れたモデルもいろいろと登場していますが、やはりどんどん買い足せるほどのものではないでしょう。大きいモデルだと何度も買い替えれば場所にも困りますが、改造を加えるだけであれば新規で購入するよりも安上がりで住む可能性が大きいのです。

クーラーボックスの改造アイデアをご紹介!

そんなわけで、クーラーボックスをこれからも長く使い続けたいという方は自分の手で改造を加えることをおすすめします。今までそんなことをやったことがない方は戸惑われるかもしれませんが、難しいことをする必要はありません。今のモデルをこれからも使いたいのならば手を加えてみましょう。

クーラーボックスの改造アイデア①ウレタン注入

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ここまではキャンプなどに必須のアイテㇺがどんな仕組みで保冷しているのかや改造することをおすすめする理由などについて簡単にではありますがご紹介しました。ここからは本題である、そんな保冷用アイテムの改造アイデアを5点ほどご紹介していきましょう。

発泡スチロールの代わりにウレタンを入れる

まず1つ目の改造アイデアは、ウレタンを注入するというものです。前述しました通り保冷用ボックスが温度を保つために発泡スチロールが関係しているのですが、劣化したそれを取り換えて代わりにスプレー系のウレタンを保冷のために入れるというものです。

保冷性能が強化

どうして新品の発泡スチロールではなくウレタンを入れるのかというと、この素材が遮熱性に優れていて保冷アイテムの性能を向上させてくれるからです。ちゃんとした手順を踏んで改造を行えば、従来以上の保冷性能を発揮する可能性もあるかもしれません。加えてよくやられているメジャーな改造方法でもあるからです。

手順

それでは改造の手順をご説明していきましょう。まずクーラーボックスから発泡スチロールの部分を取り外して分解できたら、空気が入ってくるように数ミリの穴を過不足なく全体にあけていきます。満遍なく穴をあけておけば、空気の通り道ができてその分保冷性能が向上します。

穴を開けられたらウレタンを入れる前に、全体を湿らせておきます。入れていくときにはまず底の部分から側面、そして最後に蓋に入れておきます。やり終わったらボックスを元に戻して、3日から4日程度乾燥するまで放置しておきます。最後に飛び出てきた分のウレタンを切り取って完成になります。

クーラーボックスの改造アイデア②アルミ製シートの貼り付け

Pezibear / Pixabay

1つ目の改造アイデアとその手順をご紹介しました。前述しました通り効果もはっきりしているなどの理由があって、改造となると良く行われているのが前述のアイテムを使用した方法になりますが、アルミのシートを貼り付けるだけでも簡単に性能の向上を狙うことができるのです。

発泡スチロールに巻き付ける

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こちらの方法でも改造をすることができるのですが、入れてから時間を置いて余分な分を取り除くなどの手順が必要だったウレタンでのやり方に対して、分解して発泡スチロールの部分にアルミのシートを貼り付けていくだけで簡単に手を加えたクーラーボックスを作ることができるのです。

向きを考えて張り付ける

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この改造についてですが、シートを貼り付ける時にはその向きに気をつける必要があります。アルミの箇所が外に出るようにして貼り付けを行うのですが、こちらが外側に来ることによって外の空気の熱が中に影響せず、結果的にボックスの性能を向上させることにもつながるのです。それでは改造の手順を見ていきましょう。

手順

まずは1つ目の改造手順の時と同様に発泡スチロールを取り出して分解し、シートを巻き付けて両面のテープで固定します。同じく蓋の部分にもシートを両面テープで張り付ければ完了となります。この簡単な作業だけで、ウレタンのそれよりは劣るかもしれませんが手早く性能を上げることができるのです。

このアルミのシートを使用した方法だと、完成した後に実際に使用してみると改造を加える前のデフォルトの状態よりも蓋が締めにくくなってしまっている可能性が高いです。シートを巻き付けた分これは致し方ない所ですので、ちゃんと閉めた時に密閉性を向上させられるとポジティブにとらえておきましょう。

クーラーボックスの改造アイデア③保冷材を敷く

Bru-nO / Pixabay

ウレタンやアルミのシートを貼り付けてボックスを直接改造させるアイデアをご紹介しました。続いては改造とは言いにくいかもしれませんが、夏場などにはほぼ必ず必要になってくる保冷材を使った保冷能力の向上アイデアになります。

ハードとソフトを両方使用

一口に保冷剤といってもいろいろとタイプがありますが、大まかにはハードタイプとソフトタイプの2つに分けることができます。その名の通り固形のものとか柔らかいものがあり、これらをどのようにして中に入れておくかで実際に使用した時にも結果が違ってくるのです。

ハードは底と蓋に

どこに保冷剤を入れるかによって保冷力に差が出てくるとご紹介しましたが、おすすめしたいのはハードタイプのものを底部分と蓋の部分に、ソフトタイプのものは食材などを入れてから生じる隙間にできるだけ敷き詰めるように使用することをおすすめします。

手順

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