ややあっさりした印象を受けますが、もともと味の良いニジマスを改良したものである点と、日本人好みの美しい身色で刺身や寿司ネタ、また塩ザケなどの切り身としても重宝されています。アトランティックサーモンと比べて価格が低く、コストパフォーマンスが良いのも嬉しいところです。
アトランティックサーモンの旬・養殖について
アトランティックサーモンには天然ものと養殖ものがあります。養殖は、北欧や北米などで盛んにおこなわれており、日本で手に入るものはほとんどがノルウェーからの輸入品です。養殖ものは年間を通して味がよく、旬は特にありません。
産業としてのアトランティックサーモン養殖
実は、アトランティックサーモンはヨーロッパで最初に海上養殖された魚でもあります。ノルウェーで1970年前後から養殖され始め、養殖技術の近代化とともに北欧で急速に一大産業に発展しました。近年では、カナダやオーストラリアのタスマニアなどでも養殖されるようになっています。
アトランティックサーモンに寄生虫っているの?
魚介類を食べる時、気になるのは寄生虫などによる食中毒ではないでしょうか。以前、海外で魚介類を生食した芸能人がアニサキスという寄生虫で苦しんだニュースもありましたが、実際はどうなのでしょうか。