スモールマウスバス釣りに最適の桧原湖
この記事では、スモールマウスバス釣りに最適の湖として、福島県の桧原湖をご紹介します。桧原湖はバスがよく釣れる良ポイントがいくつかあり、シーズンには多くのアングラーが訪れる有名スポットですので、一度は訪れでみてはいかがでしょう。
桧原湖とは
桧原湖は福島県耶麻郡北塩原村にある湖で、磐梯朝日国立公園に属しています。もとは磐梯山の噴火により、周辺には数多くの湖沼が作られました。中でも一番大きく、美しい島々が浮かぶのが桧原湖です。裏磐梯最大の湖で湖岸周約31km、最大水深31mと裏磐梯地域最大の淡水湖です。
春には桜、初夏は新緑、秋に紅葉、冬は雪景色と四季折々の美しい景色が魅力です。磐梯高原の散策路やキャンプ場が近くにあり、四季を通じてアウトドアを楽しめ美しい大自然に触れられるスポットです。夏はスモールバスフィッシング、冬は湖面が結氷し、氷上を歩くことができワカサギ釣りを楽しむ人が多く訪れます。
アクセス
アクセスは東京方面からは磐越自動車道を猪苗代磐梯高原ICでおり、R459線より裏磐梯まで約290kmです。桧原湖周辺にも美しい自然がたくさんあり、足をのばして周辺を散策するには、マイカーの利用が便利です。また公共交通機関では猪苗代駅からバスで30分程でも行けます。
スモールマウスバスの聖地
桧原湖は裏磐梯地域最大の淡水湖であり、ワカサギ釣りやバス釣りが楽しめるスポットとして有名ですが、特にバスフィッシングの聖地として名高く、大型のスモールマウスバスが釣れる日本屈指の名所として、初夏から秋にかけては多くのアングラーが訪れます。
こたかもり
こたかもりは桧原湖ほとりにあるオートキャンプ場で、目と鼻の先に桧原湖がありバス釣りを楽しむのにもってこいの施設です。ボートの貸し出しやトイレもありますので、整った環境で思うままにバスフィッシングが楽しめます。桧原湖でのバスフィッシングを計画している方は、ぜひチェックしていただきたい施設です。
桧原湖のバス釣りシーズン
それでは、桧原湖でのバス釣りができるシーズンはいつ頃でしょうか。スモールマウスバスは時期と水温により湖の中を移動しながら生活しています。バスの生態と習性から、釣りやすい時期とポイントをご紹介します。
5月から10月まで
桧原湖でのバス釣りが楽しめる時期は、5月下旬の水温が暖かくなってくる時期から梅雨明け頃までの浅場でのフィッシングと、9月初旬から秋の長雨ごろまでのワカサギ当歳魚を追うバスを狙うフィッシングがおすすめです。時期によりバスの行動パターンが変わりますので、気温と水温を要チェックし釣りに臨みましょう。
平均水温がバスの適水温
5月下旬の水温が暖かくなってくる時期は、雄のバスは水深2mより浅い産卵場所に多く集まり産卵床を作ります。また秋の近く9月初旬からは多くのバスは岸沿いを離れてワカサギ当歳魚を追うようになります。この時期のワカサギは水深5~8mに多く生息しているため、同じくこの水深帯に多くのバスが集まってきます。
桧原湖のおすすめバス釣りポイント
気温と水温により、スモールマウスバスは湖内を移動して暮らしていますので、時期によって釣れるポイントは変わります。また地形によって発生する水流などの特徴からも、バスのいる場所が分かります。ここでは桧原湖のおすすめバス釣りポイントをご紹介いたします。
早稲沢キャンプ場
早稲沢キャンプ場は桧原湖北東に位置するキャンプ場で、周辺は平坦な地形が広がっています。湖までは主にマイボートを使用するためのスロープが使用しやすく設置されており、ボートフィッシングに適したスポットです。
レンタルボート
レンタルボートも用意されていますが、数はそこまで多くありません。料金は手漕ぎボート一日で¥3,000となっています。ハンプが少なく初心者でもハンプを気にせず航行できるのでおすすめです。
おかっぴき
また道路の護岸下が釣り場になっていて、おかっぴきにも向いています。釣り専用駐車場がありますのでマイカーを利用し行くことも可能です。陸で釣りをする場合は駐車料金1,000円で利用できます。地形はフラットな浅場が続くので、ウェーディングして楽しむアングラーも多いのが特徴です。
糠塚島
糠塚島は桧原湖の北部に位置する小島で、島の北側には大きな水の流れ込みがあり、南西部は水深が深くなっています。その中間にある島である糠塚島周辺はバス釣りのおすすめスポットになっています。
また糠塚島には無数のスタンプが沈んでいて、どこも釣れそうな気配がする場所になっています。その日の風向きや天候、水温などを考え適したポイントにマッチしたタックルで挑めば好釣果が期待できます。
桧原湖水中神社
桧原湖北西部に位置する大山祇神社ですが、磐梯山が噴火した1888年に桧原湖の湖底に参道と鳥居は沈んでしまいました。冬になると水位が下がり、水没した鳥居の上部が湖面に姿を現し幻想的です。
鳥居までの間にまっすぐにスタンプが点在しているのがわかり、スタンプに付いているバスや、回遊しているバスが狙えます。注意点としてはスタンプが多いので、切られにくいラインで臨むのがおすすめです。
桧原湖にはバス釣りガイドがいる
桧原湖の気候や地形を熟知し、適したタックルや釣れる時間帯などに精通したガイドにレクチャーを依頼すれば、確実な情報を得られ次回からのフィッシングにも役立ちます。ここではベテランガイドの小森プロについてご紹介します。
小森嗣彦プロがガイド
小森嗣彦プロはフィッシングガイドやトーナメントで全国を転々とされているプロガイドです。近年では2009年、2010年、2012年とJBTOP50で総合優勝や2012年はBassAllstarClassicで優勝するなど、実力と実績はぴかいちです。
桧原湖でのガイドも経験豊富ですので、テクニックやバスの動き、ルアーのチョイスなど、バスフィッシングの奥の深さをガイドしてもらえます。ガイドの依頼には公式ホームページより小森プロのスケジュールを確認し、申し込み予約が必要です。2ヶ月先くらいまでは予約が埋まっている人気ガイドですので、早めの申し込みがおすすめです。
料金
桧原湖でのガイドは、一日一名で¥40,000、二名以上で¥45,000で、ガソリン代、駐車料金、遊魚料、昼食代などすべてのサービスが含まれています。当日は朝6時半ごろから夕方16時ごろに渡り、一日を通してガイドをしてもらいます。
桧原湖のバス釣りにおすすめのタックルもご紹介!
奥の深いバス釣りですが、釣り具も自分にあったもので、使いやすく釣れやすいものを見つけたいものです。また釣りスポットの地形や気候によっても、使いやすいタックルは変わってきます。ここでは、桧原湖のバス釣りにおすすめのタックルをご紹介します。自分にあった釣り道具をみつけ、釣果をあげて楽しみましょう。
桧原湖でのバス釣りのおすすめタックル①ルアー
ルアーの種類が最も多いのがバスフィッシングであり、種類も値段もさまざまなものがあります。膨大な種類の中からのルアー選びは大変ですが、バスフィッシングの楽しみの一つでもあるのではないでしょうか。ここでは桧原湖でのバス釣りにおすすめのルアーを紹介いたします。
桧原湖でのバス釣り用ルアー:おすすめ①
ダイワ ガストネード
投げて巻くだけ
投げて巻くだけで魚を引き寄せるシンキングプロップベイトを採用しており、表層をゆっくり引けるシンキングモデルと、ゆっくり巻くのが苦手な初心者でも使いやすいファストシンキングモデルがラインナップされています。なお従来のメッキ処理では実現できなかった驚きの貫通力を持つ針で、掛け損ねていたアタリも逃さずキャッチできます。
スペック
- サイズ(mm):70
- 標準自重(g):5.5
- タイプ:シンキング
桧原湖でのバス釣り用ルアー:おすすめ⓶
ジャッカル ソウルシャッド
抜群の飛行距離
こちらの商品はマグネット重心移動システムを採用することで抜群の飛距離を実現しており、遠くまで投げることができます。また水中では重心が固定され、安定したボトムタッチができ、超高速巻でも安定した泳ぎが実現します。細身のボディは魚が吸い込みやすく、確実にフッキングに持ち込めます。
スペック
- サイズ:58mm
- 重量:5.0g
- タイプ:サスペンド
桧原湖でのバス釣り用ルアー:おすすめ③
スミス AR-Wピンテール 2,75inch
シルエットの変化で誘うソフトベイト
こちらの商品は、深めのリブが水を捉えなびくように動き、V文字型のビンテールが水中でスイミングアクションを演出することでバスを誘います。またエコタックル認定の商品でもあり、エコタックル・ルールの下開催されるトーナメントにおいても問題なく使用できます。
スペック
- サイズ:2.75インチ
- カラー:グリパンペッパー #06
- PACK:10本入
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桧原湖でのバス釣りのおすすめタックル②ロッド
それぞれのロッドには適した釣り方や適したルアーがあります。長さや硬さ、重さ、しなり具合もさまざまで、バス釣りにあったロッドを選ぶ必要があります。そんな中、桧原湖でのバス釣りにおすすめのロッドをご紹介します。
桧原湖でのバス釣り用ロッド:おすすめ①
EFS-63XL+ST
デジーノブランクスを採用した最先端カスタムロッド
こちらは繊細さと大胆さを必要とするスモールマウスバスフィッシングを攻略するのに最適な一本です。スモールマウスに特化したロッドになっていますが、春の定番シャッドの釣りから桧原湖の定番、表層i字系の釣りなど幅広く対応可能な万能ロッドといえます。また使用出来るルアーの幅があるためオカッパリにも最適最強な1本です。
スペック
- レングス:6フィート3インチ