まず1点目は「ピルツ7Black」というモデルになります。ピルツ7というモデルが生産されなくなってしまってからコラボして復活したカラーリングがブラックカラーのモデルで、そう多くない全面ブラックというカラーがご紹介してきたモデルと同等かそれ以上に注目される要因となるでしょう。
Pilz7 BLACKの口コミ
長らくオガワのモデルを愛用してきたユーザーからは非常に評価が高くお世話になっていたピルツ7が復活するということでとても喜ばれており、性能もしっかりしていてブラックというカラーが新しさを感じさせるようでコラボしてからも好評のようです。
スペック
- 定員:2~3人用
- 素材:ポリエステルリップストップ75d、6061アルミ合金
- 重量:約2.0kg
- サイズ:180cm×330cm、
- パッキングサイズ:53×15×16cm
Pilz9-DX BLACK
同じくコラボしたモデルの2点目が「ピルツ9-DXBlack」というモデルになります。こちらはおすすめのモデルで最初にご紹介したピルツ9-DXのブラックカラーリングのモデルで、性能としては基本的にそれをベースとしていますので変わっていません。
Pilz9-DX BLACKの口コミ
では実際に使用している方からの口コミはどうなっているかというと、暖かい時期に黒字のテントというのは暑苦しくなるのではないかという予想を、遮光機能や換気システムなどを活用することで良い意味で裏切ってくれています。設置や撤収時も従来モデルと同じく簡単にできます。
スペック
- 定員:4人用
- 素材:ポリエステルリップストップ75d、6061アルミ合金径30mm
- 重量:約6.1kg
- サイズ:245cm×320cm
- 最大内径:350cm
- パッキングサイズ:80×24×24cm
Twin Pilz Fork BLACK
最後の3点目にご紹介するのもおすすめモデルの中でご紹介したツインピルツフォークのブラックバージョン「ツインピルツフォークBlack」です。こちらもカラーが全面ブラックになっていますが、素材はT/Cではなくポリエステルトップが使われている点がオリジナルとの相違点です。
Twin Pilz Fork BLACKの口コミ
こちらは前述しました通り素材にコットンとの複合素材が使用されていませんので冬場はT/C素材使用のモデルよりはどうしても保温性などは劣りますが、タープを張ってインナーを吊るすだけという設置の簡単さや防水性能などは受け継いでいますので高く評価されています。
スペック
- 素材:ポリエステルリップストップ75d、6061アルミ合金φ30mm、φ22mm
- 重量:幕体/約4.42kg
- 付属品:ピン、ペグ、張綱、収納袋
Contents
ピルツまだまだ現役の旧モデルシリーズ3選
おすすめのシリーズの現行モデルに続いてカナディアンイーストとコラボしたモデルをご紹介しました。続いては最近のモデルというわけではなく以前からラインナップしていますが、現在も十分に使用に耐えることができる旧型のシリーズを3点ご紹介しましょう。
ピルツ15-2
1点目は「ピルツ15-2」というモデルです。収容人数が8人ということでT/C素材を使用したご紹介した15T/Cとサイズは同じで、本体の有料は11キロ、素材には耐水圧が1800mmとアウトドアで使用するには十分な耐性のあるポリエステルが使われています。
余裕たっぷり
こちらは少し大人数になるファミリーでのキャンプや日帰りの大人数のアウトドアパーティーなどで使うのがおすすめのビッグサイズのポールテントです。出入り口が前と後ろの2か所にあり広いので出入りも困ることは無く、天井も3メートル強と圧迫感を感じさせません。
ピルツ15-2の口コミ
それではこちらのモデルの口コミを見ていきましょう。こちらはグランドシートが付属していて自由に取り外しをすることができるモデルですので、外しておけば靴を履いたままのスムーズな出入りができるようになります。また設置も慣れると15分程度でできるという声もあります。
スペック
- 重量:幕体11.0kg、ポール3.5kg
- 素材:本体/ポリエステル210d、スチール径32mm
- パッキング:120×28×32cm
ピルツ19
2点目は「ピルツ19」というモデルです。ご紹介してきたモデルの中で最も大きなサイズで収容人数も一番多かったのが15シリーズでしたが、こちらのモデルはさらに多く10人まで入ることができるということで、最高レベルの広い空間を誇ります。
大きくても設置の簡単さは変わらず
これだけ多くの人を入れておくことができるモデルということでさぞ設置するときも大変なのではないかと思われてしまうかもしれませんが、基本的にはポールテントですので設置の仕方は変わらず、大きさからは想像できないレベルでササッと準備をすることができます。
ピルツ19の口コミ
実際にこのモデルを使用した方によると、大きめのアウトドアリュックをこのモデルの中に7つ分入れて7人で使いましたが特に窮屈に感じることなく過ごすことができたようです。収容人数以内であればとても余裕を持って過ごすことができるでしょう。
スペック
- 重量:14.7kg
- 素材:ポリエステル210d、32mm径スチール
- サイズ:460×460×330cm
- 収納サイズ:98×30×30cm
ツインピルツフォーク
最後にご紹介するのは「ツインピルツフォーク」です。既にT/C素材を使ったモデルとコラボモデルの2点をご紹介しましたが、このモデルはそのコラボしたモデルの原型となったものです。ですので素材もブラックカラーのそれと同じくポリエステルトップが使われています。
拡張機能で快適に
このシリーズのモデルには専用のインナーテント、ハーフインナーテントなどがオプションで別売りされています。また二又のポールを使用することで更に内部の空間を広げることができるなど、拡張機能でデフォルトの状態からさらに快適にすることができます。
ツインピルツフォークの口コミ
両方のサイドを張りだすと風通しが良くなって内部が蒸れることもなく、また内部の空間が広いため圧迫感が無いようです。また設置も非常に簡単なようで、テントを設置する経験を未だしたことが無い初心者の方が使っても特に迷うことなく張ることができたようです。
スペック
- 重量:約4.42kg
- 素材:ポリエステル75d、30mm径6061アルミ合金
- サイズ:630×355×210cm
- 収納サイズ:65×25×25cm
ピルツテントラインナップ③現在入手困難な過去の優秀モデル
ここまでは、旧型のモデルであっても現在も現役で新品の購入をすることが可能なモデルをご紹介してきました。現在は新規で購入することができないいわゆる絶版モデルで、手に入れること自体が難しくなっている過去に優秀な評価を受けたモデルもたくさんあるのです。
ピルツテント5
1点目は「ピルツテント5」です。製品名にある数字から分かる方もいらっしゃるかもしれませんが、シリーズの中でもっとも小型のモデルでした。カラーがコラボモデルと同様ブラックになっていて、ソロのキャンプなどごく少人数でのアウトドアにピッタリなモデルでした。
ピルツテント7-ST
2点目は「ピルツテント7-ST」です。こちらも5と同様販売はされていないコンパクトサイズのモデルで、使用人数は2人から3人と一回り大きめのサイズで非常に使い勝手が良かったために高い評価を受けていました。現在はブラックカラーになって新しく販売されています。
ピルツテント23
3点目は「ピルツテント23」です。こちらも数時からお分かりいただけるかと思いますが非常に大きなサイズのモデルで、最大の収容人数が12人と、知人や友人と寄り集まってパーティーの開催も難なくできるくらいの空間を提供してくれます。
ツインピルツ7plus
最後は「ツインピルツ7plus」というモデルになります。こちらはご紹介したツインピルツフォークの元となったモデルで、2本のポールで立てることができ実際にユーザーからもサーカス小屋のようなデザインが気に入ったという声があります。
耐久性も気になるところ
キャンプをしていれば、突然天候が悪化して雨が降ってきてしまうということも考えられます。山に近く天気が変わりやすいサイトであればその可能性が猶更高くなりますが、そんな悪天候の中で耐えることができるのかというのも気になるところでしょう。
安全に生活可能
ですがその心配は必要ありません。真ん中に打ち据えるポールの直径は32ミリと非常に太いものを使用していますので、多少強い雨や風に当てられたり吹かれたとしてもしっかりと本体を支えてくれます。雨への耐性もしっかりしていますので、結果、悪天候の中であっても安心して内部で過ごすことが可能なのです。
冬場もピルツで楽しめる
春から秋にかけては日中が暖かいのでキャンプなどのアウトドアも盛んに行われる、いわゆるシーズンというものです。しかし冬になると当然ながら気温がどんどん下がっていってしまい、テントの内部と外との温度がほとんど変わらず非常に寒いので、防寒対策が必須となるなど若干ハードルが高くなってしまいます。
ストーブも使える設計
ご紹介しましたモデルの中でも説明をしました通り、シリーズのモデルには換気のための通風口、天頂部分はストーブ用に開けることができます。換気をしないまま火器を使用するのは健康上の危険がありますが、こういった機構が備わっているモデルであれば冬でも暖かく過ごすことができるでしょう。
ピルツはこれからも進化し続ける優秀テント!
今回取り上げたシリーズの中でおすすめのモデルからコラボ製品、絶版になった人気モデルなどをご紹介しました。広々とした空間を堪能することができるタイプのテントが様々なサイズ展開で楽しむことができ、更にコットン素材を使用したものやシェルタータイプのモデルなどがラインナップしていました。
冒頭でもご紹介しましたが、このブランドは長い伝統を持って現在もテントを作り続けています。そこに換気システムやグランドシートの自由な脱着機能を取り入れてきたわけですので、これからもどんどん進化して快適な空間を提供するモデルを作り上げてくれるでしょう。
ワンポールテントに関する記事はこちら
ツインピルツフォークに関する記事はこちら