クリスタルスカルの伝説を検証!謎に包まれたオーパーツ、その全貌に迫る!

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髑髏に光を下部分から照射すると、催眠効果が生まれると言われています。眼孔が独特のプリズム構造を持っていて下から射した光が眼窩に集中するようになっており、そこから出た光を凝視しているとその人はものの一分あれば催眠状態に陥るのです。それはまるで超能力のようで、髑髏が持つ力が伝わってくるようです。

太陽光で虹色に光る

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太陽の光でも不思議なことが起きます。陽を髑髏に照射すると全体が虹色に光ります。それは見た者が思わずため息を漏らしてしまうほど美しく、神秘を感じさせます。なぜこのような特殊な仕組みになっているのか、どのような意図があるのかは、未だに分かっていません。

クリスタルスカルの原料の水晶とは?

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水晶の髑髏は名前の通り一個の水晶を原料にして作られていました。水晶は現在でもアクセサリーや指輪などに使われることが多く、名前自体は聞く機会が多く身近な存在だと思いますが、水晶がどのような素材なのか具体的に知っている人は多くはないと思います。

硬度が高く割れやすい

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水晶は硬度が高く非常に割れやすい素材です。そのため、工具などを使って加工をしようとすると衝撃を加えたときに簡単に割れてしまいます。そのため水晶を加工するのならば、手作業での地道な加工を余儀なくされるでしょう。

加工に時間がかかる

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水晶が割れないよう工具を一切使わず手作業で加工をするならば完成させるまでは途方もない時間がかかります。推定300年以上かかると言われています。実際に300年以上かけて髑髏を複数制作したと考えるのはあまりにも非現実的であり、さらに謎は深まるばかりです。

クリスタルスカルの精巧さ

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1970年代の後半、アンナ氏はHP(ヒューレット・パッカード)社を訪れ髑髏の分析を依頼しました。髑髏を受け取って分析をし、出た結果を見た同社が驚いたこと。それは、前代未聞とも言っていい髑髏のあまりの精巧さだったのです。

作成は科学的に不可能?

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HP社の分析ではアンナ氏が持ち込んだ水晶の髑髏に工具などが使われた形跡も見つかりませんでした。さらに彼女の髑髏は水晶の自然軸に反した加工が施されたものだということも分かりました。硬度の高い水晶は本来自然軸に沿って加工をしないと簡単に割れてしまうため、このような作りは極めて珍しく、不自然でした。

工具を使わず手作業で眼窩に光を集中させたり全体を虹色に光らせる構造まで計算され、これほどまでに精巧に作り上げるのは、現代の技術を持ってしても不可能なのではないかと言う科学者もいます。HP社の技師が思わず「こんなものが存在するわけがない」と驚嘆の声をあげるほどでした。

下あごが取り外せる

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さらに水晶の髑髏は下あご部分が取り外せる作りになっていました。なぜこのような仕組みになっているのかは謎ですが、人々の間では髑髏が言葉を話す、パズルのピースのように他の髑髏と下顎を交換すると何かが起こるなど憶測が生まれています。もしかするとさらなる特殊効果などを秘めたままの可能性もあります。

クリスタルスカルはオーパーツか

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不可解な点がいくつも存在している水晶の髑髏。しかも髑髏は一つだけではなく複数作られています。古代に作られたのであればその技術力の高さには驚きですが、果たして水晶の髑髏は古代文明が遺したオーパーツなのでしょうか。

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