次はエクスセンスDCの全体印象について触れていきたいと思います。渋めのブラックボディが目を引くカッコいい外見もさることながら、内部構造や使用感の印象は全部で3つ。ひとつずつみていきます。
軽さと巻き心地
XGギア特有の「高めのギア比」をあまり感じさせない、かなり「手感」の良い回し心地を感じさせてくれます。1回の巻き取り量が多いので巻けば巻くほど「軽く」なるその感覚は、まるでトップギア&トップスピードで走る自転車を想像させる「軽さ」を発揮してくれます。
剛性感は
しっかりとした弾性も兼ね備えながら、ハイスペックでかなり「がっちり」とした機構がひしひしと伝わってくる構造となっています。高レベルな密度を誇るギア部分と、それを取り囲みしっかりと守るHAGANEボディがリールの剛さを生み出しています。
ドラグ力は
ドラグパワーは納得レベルの4.5kg。ブラックバスやシーバスを相手に組み合うには充分な力を持っています。長距離で力強い。そんな要素を併せ持つロングヒッターリールの決定版、それがエクスセンスDCです。
エクスセンスDCのカスタムについて
リールはカスタムやリペアニングによって、その能力や外見をさらにレベルアップすることが可能です。それはエクスセンスDCも同様であり、その「カスタム如何」によっては抜群の使いやすさをもたらしてくれることも。見た目のカッコよさのUPやさらなる「飛距離UP」も狙えます。
ハンドルノブ
ハンドルノブのカスタマイズの定番といえば「カラーパーツ」との交換です。レッドやブルー又はパープルやピンクなど色彩豊かなカラーバリエは鮮やかのひと言。どんなカラーとも相性の良い純正のブラックボディが様々なカラーパーツを一層と映えさせること間違いなしです。
かっとびキット
シマノ対応。エアーHGセラミックベアリング」と名付けられた回転性と錆防止、遠投性に優れたキットです。親切丁寧な説明書が同梱されているため、カスタム初心者でも安心してベアリングの交換ができます。
ハンドル
「エクスセンスDCをさらに巻きやすく」このように思ったら、思い切ってハンドルそのものをさらに「大きく」するのもひとつの手といえます。純正45mmよりも大きい「カスタムハンドル」も多数販売されたいますので、巻きやすさを追求する場合にはぜひ検討してみて下さい。
工具セットはカスタムの必需品!
リールのカスタマイズに必要なもの、それは工具です。リールのカスタマイズにおいて使用頻度が高い工具といえばドライバーやスパナレンチです。カスタムにもっとも「最適なドライバーやスパナ」について、カスタムの注意点も交えながら説明していきたいと思います。
リールカスタムで使用するドライバーのサイズ
使用頻度の高いドライバーサイズはプラスドライバーが♯00、♯0、♯01の3種類。マイナスドライバーが♯1、♯3の2種類です。リールの種類やタイプまた部分ごとに使いわけ適切なサイズを使用して分解、交換を行っていきます。
ドライバー使用時の注意点
リールのみならず、ネジを使用する機械物の分解時における最大の難敵といえるのが「ネジのなめり」です。原因の多くは「サイズの合わないドライバーで無理をして回してしまう」ことにあります。適正なサイズで決して無理をしないことが大切です。