キスの釣り方の基本をおさらい!釣りの時期や仕掛けについてもご紹介!

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針はハリスの結んだセットが売っています。6号から8号くらいのサイズがエサが通しやすくキスが食いつきやすいでしょう。根がかりやハリスの絡みなどもあります。キスの釣れる時間にはできるだけ早く手換えししたいので、絡んだハリスははずして、新しいものと取り替えることをおススメします。

キス釣りの便利グッズ

GLOBERIDE(グローブライド) CARP 針外し3本セット No.1 AC-027

 

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キスは結構針を飲み込みます。そんなときのために、針はずしを用意しておくと便利です。使い方はハリスをピント張った状態で針はずしの先にある輪にハリスを通します。そのままハリスを通したままキスの口の奥、針の位置まで入れてねじりながらハズします。また、慣れた人は手で飲み込んだ針をハズします。

こちらの動画も大変わかりやすいのでぜひご覧ください。

キスのちょい投げ釣り:ポイントと実際の釣り方

キス釣りは投げて仕掛けを底を這わせて来る、引きずる釣りが基本です。初心者には根(障害物や藻類)まわりは攻めにくいので、できるだけ障害物のない砂浜を選ぶとよいでしょう。その際、投げては歩く、という基本を忘れないでください。同じ砂浜でもほんの数十メートル離れると釣れる場所があることがあります。

投げる方向や距離も変えてみる

同じポイントでも、潮や風の向きによってか、投げる方向を変えると釣れる場合があります。また、みんなが遠くを狙っているときに岸からほんの十数メートルで爆釣したり、近場で釣れているときに遠投すると大物が釣れたりします。とにかく満遍なくキスを探してみることが大切です。

アクションをできるだけ止めない

投げてオモリが着底したら、巻いていきます。速度は、以前の釣りの本なんかではよく「カタツムリが動くスピード」と書いてありましたが、ネコが歩くスピード程度が良いようです。動いていてもキスは食いついてきます。むしろ動かさないとフグやカニに仕掛けをくちゃくちゃにされることが多いです。

軽くあわせて、また引く

プルプルという感触が来たらキスが釣れた証拠。軽く合わせてまた引きます。さらにプルプルしたら、2匹目がかかった証拠。逃げたかな、と思ったら少しリールを巻けばプルプルという振動が、糸の先にキスがいることを知らせてくれます。あまり食い気がたっていないと2匹目を釣る前に外れます。そんなときは1匹ずつ釣るようにします。

キスの釣り方②遠投投げ釣り

キス釣りでは、道糸が25mで色分けされていることを基本とします。遠投といえば、4色以上、つまり100m以上なげることを意味します。初心者は驚くかもしれませんが、タックルさえ選べば飛びます。では遠投でのタックルや釣り方について紹介しましょう。

キスの遠投投げ釣り:タックル

ちょい投げと遠投で、1番かわるところがタックルです。特に遠投用の長く腰の強いロッドと、30号前後のオモリを使います。釣具屋の店先に並んでいる振り出しの柔らかいちょい投げでは20mから30mしか飛ばなかった人でも、十分に100mを超える飛距離を出せるでしょう。

キスの遠投投げ釣りのロッド

シマノ ロッド サーフランダー (並継) 投げ 405CX 4.05m

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このロッドなら、25号から30号のオモリを飛ばすことができます。一方で、繊細で感動的なキスの細かいアタリを確実に伝えてくれます。キス釣りばかりでなく、ショアジギングでも約に立つ1本です。

キスの遠投投げ釣りのリール

シマノ リール SAアクティブサーフ 細糸

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遠投用のリールで、最も重要なのは糸がどれだけ巻けるかです。PE1号で200m巻け、ギア比:が3.8:1、自重も595gとまえまあまあ軽く、許容耐力が:20.0kgあるので、キスの遠投には十分です。もちろんタイやヒラメ釣りにも使えます。

キスのちょい遠投投げ釣りのライン

遠投する場合、ラインは必ずPEを使うようにします。ちょい投げではあまり影響ありませんでしたが、遠投するとラインの距離が長くなるので、糸自体が伸びやすい材質かどうかは大切です。波や風のある海で100m先のオモリをナイロン糸で結んでは、引いているつもりでもほとんど動いていないことになります。

キスのちょい遠投投げ釣りの仕掛け

最も重要となるのは力糸、あるいはショックリーダーです。遠投ともなればオモリも重いし力も入ります。一説によるとオモリが当たった場合には銃弾を受けるくらいの衝撃があるといわれています。周囲の人に当たったら大変です。もちろんサーファーにも十分に気をつけて投げましょう。

オモリは25号から35号

ちょい投げではちょい投げ用の仕掛けセットを使う人もいたかもしれません。しかし、遠投ともなれば、方天秤を使わなければ投げられません。オモリの重さも25号から35号となります。オモリの1号は3.75gです。35号ともなれば、その重さは131.35gにもなるのです。

針の本数について

キスは群れている魚です。しかしははじめは仕掛けが絡むので3本針からはじめるようにしましょう。慣れてきたら、5本、7本と針の数を増やしてけば、当然釣果もそれだけ多くなります。ただし、活性があがっていないときは、先に釣ったキスが外れるっこともあるので、そんなときは少ない針で1匹1匹確実に釣るようにします。

キスのちょい遠投投げ釣り:ポイントと実際の釣り方

キスは海のどんなところでどんな動きをしているのでしょうか。ちょい投げよりも狙える範囲が格段に広くなる遠投。できればしっかりと狙いを定めてポイントを狙いたいものです。では、どんなポイントを攻めてどんな釣り方をすればよいのでしょう。

海底の変化を見極めましょう

平坦に見えるサーフでも、細かな起伏はあります。具体的には、引きずっていてオモリに重さが伝わる場所が海底の駆け上がりです。駆け上がりはキスが寄ります。また、漁港などでは消波ブロックの際や消波ブロックの間の流れがあるところもポイントです。エサとなるゴカイ類がどう流れるかを想像するのも必要でしょう。

遠投では大きな動作で

基本的にちょい投げのアクションと変わることろはないですが、1番違っているのは、遠投ではラインが多く出ているということ。たとえPEであってもラインにたるみや伸びは出ます。それだけ動きが伝わりにくくなります。近場での釣りよりも大きく誘うように心がけましょう。

キスの基本をご紹介:エサ

キス釣りえさはゴカイ類です。特に夏場は暑さでエサが参ってしまいます。必ずクーラーの中で保存するようにします。またエサによっては釣具に置いてなかったり、サイズを選べるところもあります。まずは「このあたりでキスを釣るにはどのエサがよいでしょう」と釣具屋さんに聞いてみることです。

キス釣りはイソメを使用する

キス釣り定番のイシゴカイ地方によってはジャリメとか砂イソメとかも呼ばれます。イソメ(青虫、青イソメ、朝鮮ゴカイ)やイワイソメ(マムシ、本虫、エムシ、ドロムシ)やチロリ(東京イソメ、スナメ)も使います。わかりにくかったら釣具屋さんで「この辺りでキスが釣れるエサは何ですか」と聞いてみましょう。

青イソメ

海釣りのエサとしては最も使われることが多いのが青イソメです。もちろんキスにも使えます。いろいろなゲストを楽しめるという長所もあります。太さもあるので、針につけるのも比較的楽だといえます。

イシゴカイ

キスの定番のエサです。地方によってはジャリメとか砂イソメとかも呼ばれます。青イソメに比べると細いので針に通しにくいかもしれませんが、キスへのアピール度は絶対なので、頑張って練習してください。すぐに切れてしまうので、取り扱いは注意です。

チロリ

売っていないこともありますが、これもキスを強力に魅惑してくれるエサです。キス釣り好きな人の間ではベストなえさとも言われています。既述のように、東京イソメとかスナメと呼ばれることもあります。売っているのを見つけたら、1度は使ってみたいエサです。

生餌が実が苦手な人に

マルキュー(MARUKYU) ワーム パワーミニイソメ 約4.5cm 赤イソメ ルアー

 

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生餌はちょっと触れない、あるいは釣り場はあるが釣具屋が遠いなどという方のために、生餌にほぼ近いワームも販売されています。生餌に比べれば集魚力は若干劣りますが、ハイシーズンの食い気のたったキスなら、食ってくるでしょう。

エサは針が隠れる程度につける

キス釣りは海底を引きずる釣りです。エサは大きく付けても引いている間に切れてしまうことが多いのです。キスはふわふわと低層を動いているエサなら、小さな破片でも食いついてきます。エサを節約するためにも、エサは小さめに付けましょう。

キス釣りのゲスト

Sabine18 / Pixabay

いろんな魚が泳ぐ海で釣りをするんもだから、キス以外にもさまざまな魚がゲストとしてやってきます。嬉しいゲストもいれば、迷惑なゲストもいます。危険なゲストもいます。ここでは代表的なゲストを紹介します。

嬉しいゲスト

真夏のフグといわれるマゴチ。これは代表的なゲストです。これは釣上げているキスに食いつくことが多いようです。セイゴ、時にはフッコサイズのシーバスもきます。ここまではドラグ調整をしてないと大変な魚です。アジの仲間やイシモチも餌に食い付いてきます。

迷惑なゲスト

キス釣りをしていて、仕掛けが絡んでいることがあります。クサフグ、カニ、あるいはカワハギも糸を絡ませます。特に干潮時期に多いです。さらにアカエイやアメフラシが引っかかることもあります。エイは糸が切れないように、少しずつ引っ張ります。尾の付け根にある毒針には十分注意しましょう。

最近危険なゲスト

以前は京都以南にいたのですが、最近どんどん北上して山形でも発見されているウミケムシ。絶対に触らないでください。釣上げたときに体に当てないことも大切です。釣具屋によってはハリスごと切って2次被害のないように海へ捨ててくださいと言っています。毒は煮るか焼くかすると消えて、なんとウミケムシの口は珍味だという話もあります。

アオギスやモトギス、ニギスはキスなの?

写真はアオギスです。ヤギス、あるいはカワギスともよばれ、河川に溯上します。江戸前の魚として東京湾でも釣れました。ところがこれは絶滅寸前の魚でもあります。1番目の背びれが12、13の棘条(きょくじょう)、つまりとげのようにとがっているのが特徴です。見かけたらリリースしてあげましょう。

モトギス

モトギスは約30種いるキスの仲間でアフリカからアジアと最も世界中にいる種類で、浅場や河川にも生息しています。背びれが2つに分かれているのが特徴で、大物がいるとも言われています。各国の水揚も相当な量になると推察されるインターナショナルなキスです。

ニギス

メギス、オキギス、センダイギス、テッポウギス、ミソイワシ、トンガリ、ハダカ、オキウルメなどなど各地で本当にさまざまな名前を持つこの魚。食べて美味しくさまざまな料理にもされますが、実は水深100mから400mに棲み、底引き網で取れる魚です。容姿からキスの名前を持ちますが、キスとはまったく違う魚なのです。

キス釣りを始めてみよう!

キスはいます。しかも群れています。どこにでもいますが、目の前ではないかもしれません。真夏の浜辺で。しっかり水分補給と暑さ対策をして、散策するつもりで、ちょい投げして引きずってみては、ちょいと歩いてみましょう。ぴくぴく、プルンプルンとロッドに響いてきたら、その瞬間からあなたはキスをつる感動のとりこになることでしょう。

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