登山靴の選び方徹底解説!もう迷わない初心者でも安心のチェックポイント

バックパッキングとは、リュックサック(バックパック)に荷物をつめるという意味です。重い荷物・重装備のときでも、安全に歩行ができるブーツです。ソールは硬さがありつつも、ある程度曲がり歩行が楽です。里山から高山のトレッキングや、テント泊、重い荷物のときでも、安定性があります。日帰り~長期縦走登山までこなせます。

トレッキングシューズ

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登山道を歩きやすい適度なソールの固さで、ナイロンに革で補強されたものや、比較的薄い革の素材で形成されています。軽量な荷物で、日帰りの里山から山小屋どまりの山行きに適しています。4本から8本爪の軽アイゼンを装着して雪渓や雪が残っている時期での使用が可能です。

※アイゼンとは・・・語源はドイツ語のシュタイクアイゼンに由来し、「登る」「鉄」から成る語です。氷化した雪の上を歩く時に滑り止めとしてソールに装着する、金属製の爪がついた登山用具です。

登山靴の選び方③登山靴の要の素材や特徴を知ろう!

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登山する季節、どの山を登るのか、どんなスタイルで登るのか、様々な想定をしてきましたが、登山靴には登山靴そのものの素材にもたくさんの種類があります。どんな機能が自分には一番必要なのかを考え、素材を選んでみましょう。

アッパー素材の違い

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アッパーとは登山靴の表面のことを指します。ここでは革素材、合成繊維、そして今登山靴のアッパー素材として主体となっているゴアテックスについて紹介していきます。素材によって発揮する機能が異なるので、素材の特徴と自分の登山スタイルを照らし合わせてみましょう。

革(ヌバック)

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革素材のものは最初は硬いことが多いですが、使い込むうちに手になじんできます。登山靴も同じで、足にフィットするのに時間はかかりますが、使いこむうちに足になじんで履きやすくなります。しかし、日ごろの手入れは必須となります。

合成繊維

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軽くて柔らかい、ナイロンなどの化学繊維や、プラスチックなどの合成樹脂による完全防水のもの、革と化学繊維の合成素材などがあります。全て革素材のものよりも、お手入れが簡単で、防水スプレーのみなどでも大丈夫です。

ゴアテックス

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ゴアテックスとはアメリカの会社が製造販売する防水透湿性素材の商標名です。防水透湿性素材とは、外からの水は通さないが内側からの水蒸気は通す素材、ということです。今となっては登山グッズ以外にもアウトドア商品では主要素材です。登山中の雨などは通しませんが、中の汗による湿気は外に逃げるので、蒸れません。快適に登山ができますね。

ソール(靴底)の違い

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ソールとは登山靴の靴底を指します。大きく分けて、ソールが柔らかいもの、硬いもの、そしてビブラムソールという種類をご紹介します。ソールも、自分の登山スタイルとそれぞれが持つ特徴とを照らし合わせて選ぶことが大切です。

硬いソールと柔らかいソール

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登山靴のソールは大きく分けて硬いソールとやわらかいソールがあります。登山の条件によって使い分けます。硬いソールは長時間の登山や、険しい岩場、急斜面が多い山などに適しています。反対に、柔らかいソールは舗装された道や、ハイキングなどに適しています。

ビブラムソール

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ビブラムソールは、ビブラム(Vibram)というイタリアの会社が製造しているソールです。登山靴のほかにも、仕事用ブーツ、スニーカーなど、いろいろな靴のソールに使われています。元々登山用のソールとして開発されており、滑りにくく、耐久性に優れているため、主要素材として使われています。

登山靴の選び方④お財布を準備していざショップへ!

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登山靴の足首カットの違いから構成する素材、アッパーやソールの素材としての違いも見てきたところで、だいぶイメージができあがってきましたよね。いよいよ、お財布をもってお店に行ってみましょう。

性能と価格のバランスをよく吟味

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登山靴を選ぶうえで大切なのは、「自分がどんな登山をするのか」ということです。縦走なのか、低い山でのハイキングなのか、トレッキングなのか・・・それによってアイテムの必要スペックも価格帯も異なります。オーバースペックにならないように、そして逆に必要スペックを満たさず、準備不足にならないようにアイテムを選ぶ必要性があります。

登山靴の選び方⑤わからないことは遠慮せずスタッフに質問!

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お財布をもっていよいよお店にやってきました。しかし、並んでいる登山靴の種類がたくさんありすぎて、自分がイメージしていたものは一体どれなのか、わからなくなってしまうこともありますよね。そういうときは、ぜひお店の人に聞いてみましょう!

プロのアドバイスはぜひ聞くべき

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どんな条件下で登山をするのか、どういったスタイルの登山をするのかが決まっていても、登山靴には種類がたくさんあります。ぴったり合ったものはどれなのか判断がつきにくいときは、お店の方などに迷わず相談しましょう。通販を利用するより店舗を利用したほうが、実際にサイズも測ることができお店の方にも相談しながら買うことができます。

登山靴の選び方⑥試着してサイズ・フィット感を確かめる!

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楽しく快適に登山を楽しむためにも、登山靴を選ぶ際はサイズとフィット感がとても大切になります。お店で実際に履いてみて、自分の足にしっかり合っているのか確認しましょう。自分に合う靴を見つけることはケガ防止など安全対策にもつながります。

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