メタニウムMGLは軽量ルアーも扱える?インプレと飛距離まで完全解説

それでは、実際にリールを使用してみた方の使用感(インプレ)を見ていくことにしましょう。使用者のレビューから代表的なものをチョイスします。

従来品より、より滑らかな巻き心地

インプレで一番多いのは”巻き心地”も”投げ心地”も非常に良いというものです。これは、スプールの側面に穴をあけることにより、軽量化を実現した成果です。従来品もかなりこの辺りは評判が良かったのですが、今回大幅に向上しています。

同じようなインプレで”ピッチング”や”スキッピング”など精度の高いキャストに対するインプレも多いです。端的に言えば”きちんと飛び、きちんと止まる”といった操作性の向上も多くみられます。

調整可能な遠心力ブレーキを採用

次にブレーキ関連のインプレです。スペックの通りほとんどのシチュエーションにおいて、ダイアルのみの設定で調整可能なので、”ブレーキの調節が便利になった”とか”ほとんどの釣りに対応できる”等のインプレが多く見られます。

ルアーの重さに関係なく対応

最後に、”軽いルアーでも扱いやすい”というインプレが多くみられました。スプールが軽量になると、スプール自体の抵抗と慣性が小さくなるため、軽いまたは空気抵抗の大きい(比重の低い)ルアーの操作性が向上します。ここにも新しいMGLの恩恵がうかがえますね。

メタニウムMGLのカスタムパーツ

以上の様な、高性能で、どんなシチュエーションにも対応できるリールですから、”自分仕様”にカスタマイズしてみたいと思うのは当然の摂理でしょう。メタニウムMGLでもカスタマイズ可能なパーツは販売されています。それでは代表的なカスタムパーツをご紹介いたします。

スプール

【Avail/アベイル】シマノ 16メタニウムMGL用 マイクロキャストスプール【MT1620RI, MT1636RI, MT1670R】

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スプールの材質を超々ジュラルミンで作成した軽量、タフなパーツです。また、対応できる釣行の種類も多いため、カスタムできるスプールも3種類の溝タイプがラインナップされています。

バリエーション

MT1620RIは浅溝(深さ2.0㎜)のタイプです。これは、フィネスな釣りや小型ルアーをキャストするときに使用します。超浅溝なので、早いリトリーブが得意です。MT1636RIは3.6㎜で汎用性が高いスプールです。MT1670R は深さ6.0㎜とかなり深溝な使用になっていますので、糸巻量を気にする釣りなどに便利です。

スペック等

  • 素材:スプール部分:超々ジュラルミン(アルマイト加工により着色)
  • 素材:シャフト部分:ステンレススチール
  • カラーバリエーション:ブラック、レッド、ブルー、ゴールド、パープルの5色展開
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