Bluetoothスピーカーとは?
車内にスぺーカーがあるのはご存知の人多いはず。しかし、Bluetoothモデルのスピーカーをあらたにセットすると、カーステレオでは実現できないような音域を聞かせてくれる小型スピーカーもあります。音楽を楽しむうえではこのアイテムは見逃せません。
Bluetoothは無線通信規格の1つ
Bluetoothはよく聞く言葉で、今や携帯電話にも搭載されている機能ですが、まじまじと言葉を聞くとどういったものか知らない人も言えるでしょう。Bluetoothとは無線通信規格の一つなのです。
近距離無線通信規格のことを表し、端末と無線でつなげてデータをやり取りします。Bluetoothスピーカーはこの通信技術により、端末との接続と音楽データの送信を行い、スピーカーから出しているというわけです。
スマホとリンクさせて音楽を楽しめる!
近年ではスマホや携帯電話、タブレットと沢山のアイテムの中にBluetooth機能が搭載されています。これらの端末をスピーカーとリンクさせることで、誰でも気軽にその場で音楽や音声を楽しめるのです。
Bluetoothスピーカーを車で使うメリット
Bluetoothそのものがどういうものかが理解できたところで、ではなぜ車のスピーカーではなくBluetoothのスピーカーをわざわざ装備させるのでしょうか。そこには改めて考えると非常に便利なメリットや特徴が隠されています。
カーオーディオに比べて低価格で手軽!
高価なアイテムをイメージする人も多いですが、実は低価格で手軽に手に入れらえるのです。カーオーディオは場合によっては車のパーツを取り外したりしてはめ込む必要が出てきます。その場合、工賃などもかかりトータル費用はすさまじいものになるでしょう。
しかし、Bluetoothスピーカーの場合、小型でコンパクト。加えて性能も覆っている以上に高く、音域の幅や低温の迫力など大型スピーカーに負けない性能を持っているものもあります。それらのアイテムが、安ければ5000円から10000万円程度で手に入れられる場合もあるのです。
取り外し可能ならいろいろな車に持ち込める!
大きなメリットとして取り外し可能モデルなら、自分の車に限らず車種を問わず持ち込める利点があります。通常のカーオーディオの場合、その車に取り付けてしまうと取り外しは難しく、他の車ではそのスピーカー越しに効くことはできません。
しかし、Bluetoothモデルであればそのスピーカーの電源さえ確保すればどこでも持ち運びが可能。小型のものも多いのでほとんどの車において邪魔になるリスクも少なく、迫力ある音質で聞くことのできる環境をどこでも作り出すことができます。
ハンズフリー通話機能付きだとより便利!
アイテムの中にはハンズフリー通話機能を搭載しているものもあります。このモデルであれば、その名の通り電話を持つことなく通話を楽しむことができます。特に運転中は電話を持っての通話は厳禁です。
しかし、Bluetoothなのでハンズフリー通話機能搭載であれば自信の携帯電話とつなげておけばいつでも通話できるのです。手軽に連絡手段にもなりより便利に使用できることは間違いありません。
Bluetoothスピーカーの車での使い方①設置の仕方
魅力あふれるアイテムということはわかりましたが、実際に購入を考えている人も今後考えてみたい人も、車で使うならば置く場所の心配を持っている人は多いでしょう。そこで設置の仕方についてもピックアップしていきます。
サンバイザーにクリップ固定
サンバイザーにクリップ固定、あるいはエアコン空気出口部分にクリップで固定するタイがあります。これらは主に車載用と記載済みのモデルであり、クリップで固定なので手軽で簡単に取り外しができるのがポイントです。
もちろん、一度取り付ければ車の振動や空気の力で取れたりといった心配もありませんので運転中も安心して使用できます。しかし、一方で固定先を限定しているので非常に小型なものになります。
ドリンクホルダーに入れる
ドリンクホルダーを利用した取り付けモデルもあります。ドリンクホルダーにちょうどよく入る大きさとなっており、そこに入れておくだけで固定出来るという物です。ドリンク同様転倒や落下の恐れがないので扱いやすいです。
しかし、車載用と特別な記載がないものも多いので、実際にこのモデルを選ぶ際には車でつかえるサイズの物かホルダーに入りきるのかどうか、その他の機能はどうかといった部分をチェックする必要があります。
ダッシュボードに置いて使う
ダッシュボードにそのまおいて使用するモデルです。こちらにも車載用と銘打っているものとそうでないものとが多数あり、車載用でなくともコンパクト性を生かして車内で使用しているケースが沢山あります。そのため、車載用でないものは特にダッシュボード上に置くと滑る心配がりますので、滑り止めなどの対策を講じる必要があります。
Bluetoothスピーカーの車での使い方②電源・バッテリー方式
設置方式はおおよそ先述したモデルになりますが、持ち運びのできる車内で使用するスピーカーを選ぶのであれば、電源確保の問題も考慮しなければなりません。バッテリーの駆動時間はもちろんですが、電源をどこから供給するかを抑えておけば、充電切れにも困りません。
USBポートからの充電
USBポートから充電するモデルであれば、家での充電をして車に乗せるやり方で対応できます。もちろん、近年の車には車内にUSBポート搭載のモデルも多くあるのでそこから充電、あるいは電源の確保をすることもできます。
ただし、車内USBポートを使用する場合はスピーカーとの距離を考慮する必要があります。ダッシュボードに置くにしてもドリンクホルダーに置くにしてもほとんどが運転席前のフロント部分に置くことになると思います。設置位置とポートの位置が遠いと配線が邪魔になるなどの問題が生じますので注意が必要です。
車のシガーソケット
車には一般的にシガーソケットが装備されています。そのソケットを使用して充電や電源確保するモデルもあります。シガーソケットであれば先述したスピーカーとの距離の心配もありませんし、ほぼ邪魔になる可能性はないでしょう。
車用にBluetoothスピーカーを選ぶときのポイント
アイテム選びにおいて押さえておくべきポイントを紹介していきましょう。すポーカーを車に乗せて使うからこそのポイントがいくつかあります。これをおろそかにしていると、いざ使い始めて運転の妨げになり、最悪事故を引き起こす可能性もあります。そのようなトラブルにならないためにも紹介しておきましょう。
視界を遮らないものを選ぶ
運転中の視界に入ったり、視界を遮ったりしないものを選ぶようにしましょう。車載を気にして選ぶことになると、サイズ的には1キロ未満のアイテムが中心になりそれらの商品であれば、どの標品も音質はさほど変わりません。しかし、1キロを超える製品となるとバリエーションも音質もかなり充実してきます。
製品ラインナップが増えるのです。しかし1キロを超えてくると当然サイズも大きくなるもの。いろいろな見方でアイテム選びをすると思いますが、最終的にサイズが大きくなり運転に支障が出ることのないようにする必要があります。
音量や音質もチェックする
スピーカーですので当然音量や音質にもこだわって選びたいものです。特に車内で使用するのであれば、走行時の騒音が邪魔で音楽が聞こえないといった事のないようにある程度の音量が出せるスペックが必要です。もちろん音質も、再現できる音域や低音域に強いといった性能も踏まえてこだわって選ぶといいでしょう。
幅広く使いたい人はこんな点にも注意を
車で使用するアイテムとして商品選びを行いますが、せっかくの小型でBluetoothモデルを購入するので、アウトドアや家で使ったりと持ち運んで使用したいと考えている人もいるでしょう。そんな幅広く使用したい人には、選ぶ際に注意しておくべきポイントがあります。
対応コーデックの確認
対応コーデックとは音声を圧縮する方式のことであり、音質に係る重要なポイントです。Bluetoothで端末とデータをやり取りする際、コーデックを用いて音声を圧縮しスピーカーから音を出します。一般的なスピーカーが対応している圧縮方式はSBCといわれるもので音質は最も低いです。
次によく目にして携帯にも採用されているのがaptXとAACと呼ばれる方式です。こちらはそれぞれandroidとiPhoneに搭載してあるそうです。ですのでこういった圧縮方式に対応しているものを選ぶことで、使用シーンが変わっても幅広く対応できることになります。
アンプ出力の確認
音量に係るのがこのアンプの出力。10W+100Wといったように製品に記載されていますが、このW数が大きくなればより音量も大きくなります。もし、アウトドア先や家のリビングでの使用も検討しているのであれば、音量は大きく出せるものの方がいいでしょう。アンプの出力にも目を向けておくことをおすすめします。
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