バランススクーターとは?
一般にはミニセグウェイとも呼ばれているようです。セグウェイと比べハンドルもなく、体重移動だけで操作する次世代の乗り物となっています。動作は感覚だけともなってくる不思議なバランススクーターです。
体重移動だけで操作する次世代の乗り物
なんといっても特筆すべきなのは、体重移動だけで操作する次世代の乗り物ということです。体重を前後左右にかけることで、止まったり進んだり曲がったりすることができます。まさに新感覚の乗り物です。
セグウェイとの違いはハンドルの有無
電動立ち乗り二輪車として広く知られるセグウェイとの違いはハンドルの有無になります。上記で説明したように体重移動だけで操作するので、ハンドル操作が不要になっているからです。その点でも新しい乗り物です。
バランススクーターはどんなマシンなの?
ここでは細かくどんなマシンなのかを見ていきましょう。最高速度やその重量に価格面など、気になるところは色々あります。順を追って一つずつ見ていくようにします。それでは最高速度についての事柄から行きましょう。
最高速度はおよそ時速20㎞
自転車のスピードは時速20-30㎞といわれていますが、バランススクーターの最高速度はおよそ時速20㎞となっています。安全性を考えてのスピードですが、この遅さ?も公道を走れない一因です。
重さは少なくとも10㎏前後
こちらも気になる本体の重量ですが、重さは少なくとも10㎏前後有ります。意外に重い印象ですが、安全性等を考えると致し方のないところです。耐荷重も大まかに100㎏程度はあり、普通の体格の人が乗るには問題ありません。
価格相場は5万円程度が多い
発売当初からみると、価格相場は5万円程度が多くなっていました。現在は少し下がって3万円程度となっているようです。中には相当低価格のものがありますが、そのほとんどは中華系で評判もあまりよくありません。
電源は基本的に充電式
これも一般的なことになりますが、電源は基本的に充電式となります。今の時代では当たり前ともなりますが、家庭用の100Vで充電OKです。これから次々と出てくるであろう製品も多くがこの形のはずです。
バランススクーターは移動・交通手段に使えるの?
乗り始めると乗り方そのものが上手くなってきます。そうなると思い浮かぶのが、移動する時やや交通手段に使えるのかという疑問です。そういった事柄について見ていきましょう。それでは公道についてからです。
公道の走行は現状NG!公園や私有地のみOK
先に結論を言えば、公道の走行は現状NGで公園や私有地のみOKとなっています。日本の道路交通法では歩道の走行も認められていないので、もちろん通学や通勤に使用することはできません。そもそもブレーキも付いていないものなので。
レクリエーションアイテムとして楽しむこと!
上記の理由からあくまでレクリエーションアイテムとして楽しむことになります。広い私有地を持っている人は別ですが、基本的には公園等で乗ることになります。公共の場所では特に迷惑にならないよう注意が必要です。
バランススクーターの重要な選び方ポイント①安全・保証面
見るべき点は多々あるのが、バランススクーターを選ぶ際のポイントになります。ここでは外せない安全性と保証面について考えてみます。先ず一番にチェックすべきところで、重要な事柄です。それでは行きましょう。
安全基準は満たしている商品か?
注意したい点が、安全基準は満たしている商品かどうかです。日本なら国の基準を満たしていることを示す、PSEマーク取得の要項をみます。海外製品基準ならUL認証といった、電化製品の安全基準について抑えましょう。
メーカー保証はきちんとついているか?
こちらも重要なポイントとなりますが、メーカー保証はきちんとついているかどうかです。保証は付いていても、その期間や保証内容なども要チェックです。使用する段階では様々なことが起こるので注意しましょう。
信頼のおけるメーカー・店舗での購入が大事
上記を踏まえて、信頼のおけるところやメーカーから買うことが大事となってきます。まだまだ出発して日の浅い製品なので、少しでも安全に快適に使用する努力をしたいところです。時にこれから考えている方には重要な点です。
バランススクーターの重要な選び方ポイント②スペック面
続いて考えたいのが、重要な選び方ポイントとしてのスペック面です。いくらレクリエーションといっても、機能がガタ落ちでは面白くありません。ある程度のスペックは欲しいところです。それでは行きましょう。
充電時間と走行可能距離は?
チェックしたいスペックの中に、充電時間と走行可能距離というものがあります。充電の時間があまりにかかると不便ですし、走行可能距離が短いと楽しむ時間も減ってしまいます。特に走行が可能な距離については注意したいところ。
防水機能はついているか?
基本的に屋外での使用となるので、防水機能はついているかどうかも重要なポイントになります。付いていないと急な天候の崩れなどの際に、故障の原因ともなってきます。万が一の感電もあるかも知れません。もし急に天候が崩れた時のためにこんなアイテムを持っておくと良いでしょう。下の記事からどうぞ。
登坂性能はどのくらいか?
意外に見落としがちですが、登坂性能はどのくらいかもチェックするポイントです。基本的には平坦な場所で使うものですが、まったく登坂性能がないと不便この上ありません。しっかりと調べておきましょう。
バランススクーターおすすめランキング5選
最初に発表されてからも進化を続けているバランススクーターです。今では両足を一緒に載せる通常の物から、片足ずつが離れているものまで多数のモデルがでています。ここでは両足を乗せるのもを中心に紹介します。
①チック 立ち乗りKintone(キントーン) D01
スペック詳細
- 最高時速10km、1回の充電で最大20km走行可能
- サイズ: 横584mm × 縦178mm
- バッテリー寿命: 充電回数500回以上
- 車体重量: 約11.5kg
- 最大負荷荷重: 100kg
- PSEマークを取得済み
平坦な場所なら
日本語の説明書も好評となっているチックのキントーンです。クオリティが高いという意見も届いていて、安心感があります。乗れる所は限られていますが、平坦な場所なら基本的に問題はありません。
②チック CHIC SMART C1 BLACK
スペック詳細
- 本体サイズ(約):584×186×178mm(本体から足踏みボードの高さ110mm)
- 重量(約):10kg
- 生産国:中国
- 耐荷重:20-100kg
- 最高速度:時速約10km
- 走行可能距離:約15-20km
登坂勾配が15度
普通体型の方なら登坂勾配が15度でも登れると高評価のCHIC SMARTです。2時間でフル充電が可能なリチウムイオン電池も評判が良く、エアレスタイヤとともに人気となっています。欲しい一台です。