笛吹峠の歴史と心霊現象まとめ|実は埼玉だけでなく岩手にもあった!

岩手県遠野市と釜石市を結ぶ県道35線の峠です。標高は867mと埼玉県の笛吹峠の約10倍も高い峠です。道路状況をネット上でリアルタイムで見れる定点カメラなども設置してあり、埼玉の笛吹峠よりも整備が行き渡っている印象があります。

名前の由来は遠野物語

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遠野物語とは1910年、現在の岩手県遠野市に伝わる説話集で、日本の民俗学の開拓者である柳田國男が執筆し、リメイク版が発表されるなど今日まで重版され続けています。逸話集なので本当のお話かどうかは誰にも分りません。

その物語の笛吹峠のシーンをわかりやすく説明すると、小さな村に親子がいて、子は夫の連れ子であり、母親とは血のつながっていなかったという。母親はその子が遊んでいるすきに四方から火をつけ焼き殺してしまった。笛を吹くのが好きだった子、火の中から笛の音が聞こえてきたそうで、その場所が笛吹峠と言われるようになったそうです。

岩手の笛吹峠も心霊スポット

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岩手の笛吹峠、こちらも埼玉の笛吹峠と同様、心霊スポットとして名高い場所であります。岩手の三大心霊スポットといわれる【大槌町】【笛吹峠】【慰霊の森】の1つにも堂々と公表されています。

近年では台風被害で通行止めも

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平成28年の台風10号。非常に珍しい進路で進み、初めて岩手県に上陸した台風でもあり、死者や行方不明者も多かったことから、皆さんの記憶にもしっかり残っているのではないのでしょうか。その台風10号の影響を笛吹峠も土砂崩れや、道路の崩壊、欠損などの被害を受けました。

被害の規模が大きかったこと、利用する人が少ない道であることもあり工事はなかなか進まなかったようです。被害から1年と約4か月が経過した平成29年12月20日にようやく通行止めが解除されました。

岩手の笛吹峠の心霊現象は?

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そんな岩手の三大心霊スポットではどんな心霊現象が起こっているのでしょうか。有名であることから、遊び半分で笛吹峠に来る若者もたくさんいるそう。埼玉の笛吹峠と同じく、身の毛もよだつような経験をされた方が多く証言を残しています。

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