仕掛けの種類が様々あり自分の好みやスタイルによって楽しみ方があるウキ釣りは経験者向けではありますが、初心者の方でも難なく始められる「ウキ釣りセット」という市販の仕掛けセットを購入しましょう。ウキやハリス(ラインの先に結ぶ釣り糸)が既にセットになっているので、海に到着次第すぐに使用できますよ。
ルアー(疑似餌)釣り
釣りたい魚によって選ぶルアー(疑似餌)が異なってきます。店員さんに聞くと、詳しく教えてくれるので自分の目的の魚に合ったルアー(疑似餌)を選びましょう。カラフルな見た目でたくさんの種類があることから、釣り好きの方はコレクションにもしていますよ。
海釣りスポットと対象魚種
日本国内だけでも、全国に多種多様な釣りスポットがありますが、スポット毎に連れる魚の種類を把握することでより効率良く釣りを楽しむことができます。それではどんな場所にどういった魚がいるのか、いくつかご紹介していきます。
サーフ(砂浜)
広い砂浜を散策しながら、手軽に釣りを始める事が出来るのがこのスポットの良い所です。連れる魚の種類は、ヒラメ、スズキ、ヒラスズキ、マゴチ、イナダ、マダイ、アオリイカ、キス、タチウオ、クロダイなどです。
河口
河口とは、海や湖に注ぎ入る場所のことを指します。連れる魚の種類は、チヌ、キビレ、スズキ、ボラ、マゴチ、ハゼ、メッキ、アナゴ、ウナギ、ヒイラギなどです。サーフ(砂浜)で取れる魚とはまた違ってくるので、スポットの使い分けができますね。
船釣り
船釣りをするには、船を出してくれるサービスに応募することがほとんどだと思います。マナーや釣りの基本がわからず緊張してしまうかもしれませんが、プロの船長さんが時期によって釣れる魚がいる場所まで連れて行ってくれるので初心者の方にこそおすすめしたいです。連れる魚の種類は、カツオ、イナダ、シイラ、イサキ、カワハギ、メバル、カサゴ、アジ、ハラマサなどです。
海釣り公園
海釣り公園は、海釣りが誰でも簡単にできる施設です。足場がきちんと設備されていますし、釣具などを貸してくれるところも多いので海釣り初心者の方も安心して釣りが楽しめます。連れる魚の種類は、アイナメ、イシダイ、イワシ、ウマヅラハギ、ウミタナゴ、カサゴ、カレイ、メバルなどです。
季節ごとに釣れる魚の種類
一年中通して釣れる魚もかなり存在しますが、それら意外に釣れる魚の種類は季節ごとに大きく変わってきます。ワンシーズンしか取れない魚など、釣り好きとしては燃えるものです。そんな魚たちを春夏秋冬別にご紹介いたします。
オールシーズン釣れる魚
一年中通して釣れる魚の代表としては、アジやカサゴ、スズキ、マダイなどが挙げられます。オールシーズン釣ることができるので、釣りの回数が増えてくると何度も目にする魚たちです。自分で釣った魚の大きさを記録したりして、釣りスキルの成長を図ってみると面白いですよ。
春夏秋冬別の釣れる魚
メバル、ウミタナゴ、ソイ、チヌ、グレなどは春によく釣れます。イワシ、ソウダガツオ、サバ、サッパ、ツバス、キスなどは夏によく釣れます。シロギス、セイゴ、ヒラメ、イイダコ、サヨリ、アオリイカなどは秋によく釣れます。カレイ、アイナメ、カサゴなどは冬によく釣れます。
知っておくべき危険魚の種類
魚を釣っていると必ず出くわすのが危険魚です。ある程度仕方のないことなので、正しい知識を身に着けて自分を守りましょう。また、危険魚を触って毒が体に入ってしまった場合は、できるだけ早く病院に駆け込んでください。
毒のある魚や生き物
ハオコゼやゴンスイ、ソウシハギなどが代表的な刺毒魚です。その他にも、毒のある生き物としてはハナブサイソギンチャクなどが挙げられます。カラフルな見た目でわかりやすいものもいれば、食べられる魚とあまり変わらない見た目のものもいます。あまり見たことのない魚がつれた場合は注意が必要です。
その他の危険な生き物
毒は無くとも、人間の手や体を噛む可能性がある生き物もいます。代表はウツボやタチウオ、フグ、イシダイ、カレイなどは噛まれるととても痛いので、釣る際は注意してください。
海釣り初心者にアピールできる釣りの魅力
新鮮な魚を食べることができる
同じ種類の魚でも、スーパーで買ったものとは美味しさがかなり違います。新鮮だという点でもそうですが、やはり自分が努力して釣った魚の味は格別に美味しいでしょう。また、一度に何十匹も釣れることもあるので、知り合いにおすそわけしても喜ばれますよね。
新しい趣味ができる
釣りは生き物が相手なのでとても奥が深く、突き詰めていっても終わりはありません。一度釣りの面白さがわかると、一生の付き合いになることでしょう。釣れる魚はたくさんいますし、釣りスポットも様々な場所にあります。週末の楽しみになること間違いなしです。
初期費用があまりかからない
お金がかかってしまう趣味ではないので、手軽に始められるのも魅力のひとつです。経験を積んで釣り道具にこだわりを持つようになれば、色々欲しくなってしまいますが、初期費用はあまりかかりません。それに、釣った魚を食べることができるので、むしろプラスなのではないかと思います。
まとめ
海釣り初心者の方におすすめしたいのは、まずは近くの海釣り公園に出かけてみることです。道具を貸し出してくれる場所であれば、手ぶらで魚釣りを楽しむこともできます。スタッフの方に釣りの知識を教えてもらうのもいいでしょう。まずは始めなければ釣りの面白い部分がなにもわかりません。基礎知識と基本的な道具をそろえたら、さっそく釣りに出かけましょう!