海釣り初心者が揃えるべき釣り道具(タックル)の必需品
「必要な道具ってなにがあるの?」「予算はどれくらい必要?」釣りを始める前はわからないことだらけで、釣り道具を揃える前に心が折れてしまいそうになりますよね。そんな海釣り初心者の方が安心して釣りが始められるよう、わかりやすく簡単に海釣りの始め方をお教えいたします!
基本的な釣り道具①竿(ロッド)
海釣り初心者の方には「万能竿」をおすすめします。竿には「遠くまで飛ばして魚を釣ることに長けた竿」や「深いところにいる魚を釣ることに長けた竿」など様々な種類がありますが、「万能竿」はその名のとおり様々なシーンで使えるようになっているので、はじめての竿(ロッド)は「万能竿」だったという方が多いです。
基本的な釣り道具②糸巻き(リール)
海釣り初心者の方には「スピニングリール」をおすすめします。糸巻き(リール)には大きく分けて2つの種類がありますが、特別覚えなくてはならない操作方法も特に無く簡単に使うことができます。経験を重ねて船釣りに挑戦する時がきたら、強力なパワーを発揮する「ベイトリール」を選びましょう。
基本的な釣り道具③釣り糸(ライン)
海釣り初心者の方には「ナイロンライン」をおすすめします。もっとも使用されている釣り糸で、他の釣り糸に比べて値段が安く素材がやわらかいので使いやすいことです。弱点としては、劣化が早いので季節ごとに取り替えることが必要です。
基本的な釣り道具④仕掛け
海釣り初心者の方には「ちょい投げ仕掛けセット」をおすすめします。本来は仕掛けを自分で作成しなければいけないのですが、すでに完成している仕掛けが入っているセットを買ってしまえば初心者の方でもすぐに海釣りが始められますね!
基本的な釣り道具⑤餌
海釣り初心者の方には「オキアミ」をおすすめします。「オキアミ」は万能餌とも呼ばれるほどで、大抵の魚は釣ることができます。また、甘エビの種類なので虫が苦手な方でも扱える、初心者に優しい餌です。魚の種類によって餌も使い分けるのはもう少し先でも十分です。
海釣り初心者におすすめの便利な釣り道具
無くても釣りは出来るけど、あったほうが絶対にいい!という釣り道具をご紹介いたします。海釣り初心者の方から玄人の方まで使用されているものばかりなので、初回資金がある場合は購入されることをおすすめします。
あると便利な釣り道具①クーラーボックス
釣った魚を持って帰るときに必要になります。クーラーボックスにも色々種類がありますが、はじめのころは使い捨ての発泡スチロールなんかでも十分だと思います。値段も1000円くらいのものから10000万円以上のものまであり、大きさも様々なので、釣りの方向性が決まってから購入しても遅くは無いでしょう。
あると便利な釣り道具②プライヤー
ペンチのような道具で、魚の口から針を抜くためのものです。口の中に深く刺さった針も、プライヤーで掴んで抜けばあまり手間取ることはありません。メーカーによってデザイン性や機能性も異なってくるので、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。
あると便利な釣り道具③針外し
プライヤーで外せないほど奥に飲み込まれてしまった針や、指で掴むことができない小さな針を外すためのものです。使い方は、魚の口の中に針外しを入れていき、針外しの先で針を押し込みます。針が外れたら再度口の外へ引き出して完了です。
あると便利な釣り道具④サルカン
サルカンとは、釣りの仕掛けに使用するもので釣り糸同士を連結させる役割を果たします。サルカンが無くても釣りはできますが、張った糸がよれないようにすることもでき重たい魚を釣る際にも使用するので、玄人の方ほど使用しているイメージです。
海釣り初心者におすすめする糸の結び方
釣りをする際に、魚が釣れるか釣れないかの別れ際と言っても過言ではないほど重要な作業です。うまく結べておらずよれてしまっては、魚が見向きもしてくれません。海釣り初心者の方でも簡単にうまく結べる方法をご紹介いたします。
釣り糸とサルカン(接続金具)の結び方「クリンチノット」
サルカンなどの接続金具に釣り糸(ライン)を結ぶ時の簡単な方法です。経験を積んで、自分で色々なアレンジや工夫をしたくなったときに他の方法を試すといいと思います。基本はこの結び方をマスターすれば問題ありません。ただし、あまり強度が無いところが難点です。
釣り糸と釣り糸の結び方「電車結び」
釣り糸(ライン)とハリス(ラインの先に結ぶ釣り糸)のを結ぶ時の簡単な方法です。手間が要らず、強度もあるので海釣り初心者の方にはおすすめです。電車結びを応用した結び方も様々あるので、まず始めに覚えておくとよいでしょう。
海釣り初心者におすすめする投げ方
釣りを行う上での醍醐味にもなるキャスト(投げ方)の方法をご紹介いたします。釣りの上手い下手はキャスト(投げ方)で決まるというほど、釣りにおいて重要なポイントなんです。上達するには「練習あるのみ」です。海釣り初心者の方は、釣り上手な人の動画を見たりして、ひたすら真似することを心がけてみましょう。
オーバーヘッドキャスト
まず覚えていただきたいルアー投げの方法です。よくテレビなどの釣りシーンで見るので、親しみやすさもあると思います。名前のとおり、体の後ろから振り上げて、頭の上を通過していくようにまっすぐと海に投げ入れる方法です。
サイドキャスト
こちらも基本的な方法で、体の横からスウィングして海に投げ入れます。風が強い場所や向かい風が強い日は、この方法で投げ入れると綺麗なルアー投げができます。ただし、近くに人がいないことを確認して怪我をさせないよう注意して行ないましょう。
フリッピング
釣り糸(ライン)を直接つかみ、振り子のようにゆらゆらと揺らしながら海の中に餌を入れていく方法です。海釣り初心者の方でもコントロールがしやすく、狙ったところに餌を落とし入れることが出来ます。ボート釣りなどで使われる方法で、他のキャスト(投げ方)に比べて着水音がかなり小さいので魚が驚いて逃げるのを防ぐことができます。
海釣り初心者が実践できる魚の簡単な釣り方
海釣りの方法で基本的なものをご紹介いたします。釣り方だけでも多くの種類があり、玄人は自分なりにアレンジしたりもします。どのような魚を釣りたいかによって釣り方を変える必要がありますが、特に決まっていないのであれば「サビキ釣り」がおすすめですよ。
サビキ釣り
まずはサビキ釣りから始めるというのが、海釣りの王道です。海釣り初心者の方でも、「1匹も釣れなかった」なんてことはまず無い釣り方なので安心して始められますね!「サビキセット」というものが市販で売っていますので、難しい作業はほとんど無く始められますよ。女性の方も楽しめるので、ファミリーやカップル向けの釣り方です。
投げ釣り
主にサーフ(砂浜)で釣る際に用いられる方法です。遠くに投げ入れることに優れている「投げ釣り」と、近距離に投げ入れることに優れている「ちょい投げ釣り」の2種類あります。海釣り初心者の方には、仕掛けを釣り糸(ライン)につけるだけで始められる簡単な仕様なので、後者をおすすめしています。