アンティキティラ島の古代の機械の謎!古代ギリシャが誇った驚愕の技術

最初に描かれたのは白鳥座や、おうし座、しし座だと言われています。アルメニアで発見しれた石版に刻まれいたのです。紀元前4000年という気が遠くなるような昔のことです。メソポタミア文明でも星座は更にはっきり描かれています。それらの星座は古代ギリシャに繋がってゆくのです。

真っ暗な空に瞬く色とりどりの星や天の川、星雲や星団が目視できたはずです。古代ギリシャでは、詩人のアトラスが星座に神々の名を付けたとされています。その後ふ、エジプトで天文学者のプトレマイオスが48の星座を作りました。

DarkWorkX / Pixabay

プレストマイオスは、紀元前2世紀に活躍したヒッパルコスのあとを継いだとされていますから、48星座のうちの幾つかはヒッパルコスによるものでしょう。現在公式な星座は88個あります。空を見上げれば神々がドラマを繰り広げています。

北半球の星座と南半球の星座

10世紀の末には、ペルシャのアル・スーフィーが多くの製図を残します。北半球の星には名前が付きましたが、南半球は遅れていました。学者が皆、北半球にいたからです。16世紀には航海士のケイセルとハウトマンの観測所で南半球の星座が加わりました。

17世紀には何人かの天文学者を経てラカイユによって天体図が完成しました。チョウコクザ、テーブルサン座、じょうぎ座、ポンプ座など、北半球の人々にとっては聞きなれない名前の星座が並びます。天空を覆う製図が完成しました。

星座の重複

DarkWorkX / Pixabay

星座の重複がおこり、国際天文学連合は1922年に88の星座を公式としました。すべての天体はいずれかの星図区分に分かれてます。ギリシャ神話の神々がそれぞれのストーリーを持ち、天を巡っています。

神話に照らして夜空を仰ぐと、壮大なストーリーがゆっくりと動き始めるのです。例えば3等星4個で構成されているカラス座はアポロンの怒りに触れて、4つの羽根を釘で打ち付けられてしまいました。隣にコップ座がありますが、届かないのでいつまでたっても水にはありつけません。

ギリシャ時代に発明されたもの

athree23 / Pixabay

ギリシャ時代の発明品は意外に少なく、剣や武具に力を入れていたようです。また都市の基礎になる思想や美術工芸の分野は著しい発展を見せています。ヘロンの噴水を応用し、ヘロンの自動ドアも発見としてあげられています。

ヘロンの噴水

blickpixel / Pixabay

サイフォンの原理を応用して、ポンプを使わずに噴水が上がります。動力を使わない噴水はまさにエコロジーで、現在でも理科の実験に取り入れられています。古代メソポタミアの遺跡から発見されたものをギリシャのヘロンが作ったとされています。

チーズケーキ

RGY23 / Pixabay

紀元前776年のオリンピックにトリヨンというものがふるまわれました。イチジクの葉にラードやミルク、チーズを混ぜ包んで蒸したものでした。ハチミツをつけて食べます。これがチーズケーキの始まりだと言われています。

アルキメデスの殺人光線

stux / Pixabay

アルキメデスの熱光線ともいいます。アルキメデスの故郷シラクサが敵軍ローマ軍に包囲されたときに、鏡を集めて、海上の敵船の黒い部分を狙い、光の焦点を集中させると、敵船は炎をあげ燃え上がったと伝えられいます。

この原理では船に火がつくまで時間がかかるとの反対意見もありますが、ネバダ州のソーラーワン発電所は熱光線と同じ原理のソーラーシステムが使われています。64000kwの発電量があります。

NEXT アンティキティラ島の機械の技術に驚き!