化女沼レジャーランドは廃墟マニアの聖地!心霊現象や人気の真相を徹底検証!

番組が放送された後の化女沼レジャーランドでは心霊ファンが大勢押しかけ、心霊スポットとして注目を集めました。しかし古くから施設を知っている地元の人達は心霊現象や幽霊の目撃等は一切なかった、放送後から急に心霊の噂が出てきたと各メディアで語っています。

フジテレビの心霊スポット紹介番組は無断侵入して撮影が行われていたことが判明し、放送後に知ったオーナーも迷惑であるとコメントしています。またフジテレビの心霊番組を見た人たちからのツイッターなどで、勝手に心霊スポットとして扱ったことに対する抗議が殺到する騒動になりました。

化女沼の伝説が噂の発端?

化女沼レジャーランドに出没する若い女性の幽霊は、化女沼に伝わる伝説がもとになっているという説があります。 レジャーランドの敷地内にも専用の施設が作られ大切に扱われている、化女沼の悲しい恋物語をご紹介いたします。 

姫と旅人の出会い

かつて沼の近くには長者の屋敷がありました。長者には娘がおり照夜姫(てるやひめ)という名の若い娘でした。ある時長者の屋敷に旅をしているという若い男が訪れしばらくとどまることとなりましたが、男の旅の話を聞くうちに娘は恋に落ちたのです。

旅人との別れと不可解な現象

しばらくして再び旅立っていった男と別れた娘は深く悲しみ、沼のほとりに立って水面を見つめていることが多くありました。そしてある時身体に異変を感じた娘が横になって休んでいると、娘は蛇を産み蛇は沼へと消えていきました。

子供の声と消えた姫

蛇が沼へ消えてからというものの、沼から子供の泣き声がするという不可思議な噂がささやかれるようになりました。そして照夜姫は蛇の後を追うように沼へと身を投げました。姫が消えたその後沼から子供の泣き声がすることはありませんでした。

化女沼レジャーランドは廃墟としての人気が高い!

大人気の複合レジャー施設、温泉発掘、心霊スポットと数奇な運命をたどりつつも人々の興味を惹き付けてきたこの施設は、現在はノスタルジックな廃墟として廃墟好きにはたまらないスポットとして今なお人気を集めています。廃墟として知られるようになったきっかけや、廃墟を活かして行われたイベントをご紹介いたします。

様々なメディアで取り上げられる

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化女沼レジャーランドが廃墟として日本を超えて海外でも人気となったきっかけは、テレビ番組、新聞などの様々なメディアに取り上げられたことでした。再開をかけたオーナーが広大な土地と温泉もそのままに5億円で販売すると呼びかけたところ、こぞって報道が行われ海外のメディアも取材に訪れました。

廃墟ファンにとっては聖地!

名が知られるようになってから増えていった無断侵入者への対応として、オーナーはお菓子等を用意し自ら園内の案内を行いました。なかなか直接見ることができない廃墟が多い中で自由に見学できるとあり、多くの廃墟好きの間では大変話題となり人気を集めました。

また化女沼は景勝地としても知られた自然豊かな場所であり、満開の桜や新緑、満天の星空、真っ白な雪とアトラクションなど撮影地としても多くのフォトグラファーが足を運んで撮影を楽しんでいます。

テレビやPVなどのロケ地としても人気になった

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広大な廃墟であるレジャーランド内のスペースを利用して、許可を取ったうえアーティストのPV撮影やテレビキー局のロケが行われることも多くありました。また映画のクライマックスシーンとして、アトラクションの一部が稼働した状態で撮影されたケースもあります。

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