ダイビングウエットスーツとは
マリンスポーツなどで使用するアイテムですが、その言葉を聞いたことはあっても実際に使用したことのない人は多いでしょう。どのようなアイテムがラインナップされているのか見当もつかない人は多いはずです。
そもそもどんな製品を表すのか、役目や仕組みについて大まかな情報を学んでいくところから始めましょう。
ダイビングウエットスーツの役目
この保護スーツが持つそもそもの役目は、水中での体をサポートし体温を適温に保ってくれるものなのです。水中は体温が低くなりがちですが、その構造によって一定に保てるように働くのです。
また、製品によって半袖、半ズボンタイプといったように種類は様々ですが、ダイビングにおいてはフルスーツと呼ばれる長袖長ズボンが人気です。そのため、体を包み込んでくれ、より怪我から身を守り、筋肉をサポートする役目を担います。
ダイビングウエットスーツの仕組み
ダイビングにおいては重要な役目を担うスーツですが、どのような仕組みが講じられているのでしょうか。まずは体温に関して、水中の水をうまく利用して体温を温める機能を有しています。
通常のドライスーツでは、水をシャットアウトし一切スーツと体の間に水が入ることはありません。しかし、ウェットスーツの場合多少の水をわざわざ入るように設計されています。
この仕組みにより入ってきた水を体温で温め、その温まった水で外の水温から体温を奪わせないような設計になっているのです。これにより体温を一定に保てるようになっています。
また、保護の役目も担いこのスーツは体にフィットすることでより強固に守ってくれ、筋肉をサポートする役目も持っています。伸縮する記事によって体を動かす上でのサポート機能を有しているというわけです。
ダイビングウェットスーツの魅力とは
このアイテムに秘められた魅力についてもより詳細に紹介していきましょう。そもそもなくてもダイビング自体は可能ではと感じている人もいるはずです。また、価格にも高いものと安いものがあります。
これらの価格の違いがどのような点で影響してくるのかといったポイントも抑えておけば、今後の商品選びの際にも役立つことでしょう。
身体機能をサポートしてくれる
先述したと通り筋肉などのサポートをしてくれる役目を担うスーツですが、この機能によりより快適なダイビングを実現してくれるのが大きな魅力です。スーツなしでは体温の低下やそれによる身体機能の低下は避けては通れません。
保護スーツによるけがの防止を対策することができると同時に、ダイビング中の身体機能を健全に保てるのでよりスムーズなダイビングを行うことができるようになるのです。
価格の差は何を表すか
色々な製品をすでに見ている人であれば、価格の違いを痛感している人もいるのではないでしょうか。スーツには安い物なら1万円前後で手に入るものもありますが、高いものになると数万円から8万円程度までするものもあります。
安価な物でもダイビングはできるのだから問題ないのではと感じている人もいると思いますが、その価格の差はどこに影響するのかも知っておきましょう。
この価格の差や、ずばりスーツ生地や搭載機能、そしてフィット感に大きく影響します。スーツは先述した通り身体機能のサポートをしけがからも保護してくれる役目を持ちます。
そのため、生地が変わると各所に影響が出るのです。例えば生地が違うと保温性と耐久性が異なります。伸縮性や水中での動きに大きく影響しますし、保温性も安価な物であれば肌との密着性すら違うので劣ることとなります。
さらに、生地が粗末な物であれば水中で岩などと接触した際に破れる強度面も心配になります。もちろんフィット感も異なりますし、やはり高価なものはそれだけ快適なダイビングになることは間違いありません。
水中は普段の生活空間と違い体への力の入れ方や動き方が異なるので、少しでも快適にサポートしてくれるものが良いのです。その分生地ひとつとっても有能な物を使うので効果になるというわけです。
ダイビングウエットスーツの選び方をご紹介
これからダイビングを始める人であれば、スーツ選びも何に注目して選んでいいかわからない人も多いでしょう。そこでベストなアイテムを選ぶためにも、注目すべきポイントを押さえていきましょう。
ダイビングウエットスーツの選び方①種類
スーツと一言で言っても沢山の種類がることを知っているでしょうか。このアイテムには色々が形状があり、それぞれで適したスタイルがあります。機能も異なるので、ダイビングスタイルにより合うモデルを把握しておきましょう。
ダイビングウエットスーツには種類がある
聴き慣れない言葉が並びますが、このアイテムには以下のような形状や機能の異なるモデルがあり、それぞれでいくつかの製品が展開されています。詳しく紹介していきましょう。
種類①フルスーツ
最も主流といえるスーツがこちらです。手首足首まで包まれる構造で、上下が一体型となっているでワンピースタイプともいわれます。保温性の高さが魅力で長時間海に入りたい人におすすめのモデルといわれています。
しかし、このモデルは生地の厚みが増すと動きにくさに直結しますので、ダイビング専用用途なら生地厚みは薄いものを選ぶことをおすすめします。
種類②シーガル
上は半袖で下は長ズボン、上下一体型モデルです。先述したフルスーツモデルよりも可動性があるのでアクティブにダイビングを楽しむことが可能となります。
袖が短いこともあり、夏場のみでの使用しかできないと思われがちですが、長ズボンのおかげで体温調節も優秀なので、夏以外でも秋などの時期でも対応は可能です。
種類③ショーティー
スプリングモデルとも呼ばれるこちらのモデルは半袖半ズボン一体型のタイプになります。さらに可動性を高めており激しい動きを伴うダイビングにはうってつけと言えます。
しかし、その反面水温の影響は受けやすく、冬などの気温が低い時期では肌が露出しているので寒くて使用は適していません。暖かい時期のみ対応できるアイテムになります。
種類④タッパー
ジャケットとも呼ばれるモデルになり、上半身だけを包むスタイルで下半身はありません。ダイビング用としてはあまり一般的ではありませんがマリンスポーツでは広く使用されています。
保温性も良いですが、上半身の日焼き対策などにもなるので、サーフィンや海水浴時などのパンツやウェットパンツと組み合わせておしゃれを楽しむこともできるモデルとなります。
種類⑤ベスト
タッパーと違い袖のないノースリーブとなるモデルのことを言います。祖でこそありませんが、保温性もあるので一般的にはウェットスーツの下に着用したりして使用します。
こちらも上半身のみのタイプなので、サーフパンツなどと組み合わせておしゃれなファッションを楽しみたい方にもおすすめタイプです。そのほかフードが一体型になったモデルもあり、水の侵入が少ないので暖かいのが特徴です。
種類⑥ウエットパンツ
こちらは下半身だけを包んでくれるアイテムです。ウェットスーツのインナーに使用するシーンが多いです。保温性は高く、足首まであるので水の侵入の心配もありません。上半身のコーディネートも楽しめます。
種類⑦セミドライ
フルスーツと似た形状をしておりますが、生地の材質の違いや厚さの違いがあります。より保温力の高い生地と厚さが特徴のモデルです。冬などの寒い季節のダイビングには最適で、寒さ対策にはうってつけです。
ダイビングウエットスーツの選び方②具体的な選び方
各モデルを把握でき、色々なタイプが存在することを知ってもらえたでしょう。しかし、益々どれを選んでいいかと悩みの種が増えてしまったという人もいるでしょう。具体的な選び方についても抑えていきましょう。
選び方①必須条件はサイズ感
最大の必須条件となるのがサイズ感です。先述した通り、スーツには体の熱を保温してくれる機能があります。肌とスーツの間に水の層を作って断熱材代わりで体温を逃がしにくくするわけです。
しかし、サイズが大きく体に対して緩いスーツとなると、水が入って体温を吸収しすぐさま出ていってしまうので温度を保つことが不可能になります。どんどん体温が低下する恐れもあるでしょう。
一方でサイズがきつすぎるのも問題です。サイズがきついと圧迫感がすさまじく、水中で苦しくなる原因にもなります。動きにくくダイビングどころではなくなる恐れもあります。
選び方②スーツの素材と厚み
ダイビングするシチュエーションによって生地の素材と厚みは重要です。スーツは主にゴムと表面や裏面の生地の組み合わせで性能が異なってきます。これらの3つの組み合わせ次第で耐久性と保温性、さらには柔軟性まで変化します。
例えばゴムひとつとっても、中に気泡を多く含むものと少ないものとがあり、これにより伸縮性能に違いが生まれます。柔らかく伸びやすい物は着脱がしやすく、一方で硬い場合は耐久性と保温性が高いです。
また、厚みもダイビングする地域によってはふさわしいものが異なります。暖かい地域や季節でのダイビングであれば、生地は薄くてもかまいません。厚くなると動きにくなるからです。
しかし、気温の低い地域や季節でのダイビングであれば薄い生地では体温低下をうまく阻止することができなくなります。やはりこのシーンでは厚みある生地の方がふさわしいでしょう。
ダイビングウェットスーツ選びの注意点
自分のスタイルにふさわしいアイテム選びのポイントを把握で気はしましたが、実は選ぶ上で注意するべきポイントがあります。以外にも見落としがちなポイントなので紹介しておきましょう。
着用のしやすさを確認
初心者の場合スムーズに切れるかという点も重要です。スーツはなかなか着慣れていないため、できるだけスムーズに準備を行いたいものです。これを解決してくれる機能があり、ロングコイルファスナー搭載の物です。
上腕からまた付近までファスナーが伸びていることにより、誰でも着用が簡単にできる作りになっているのです。まだまだ気慣れていない人には要チェック機能といえるでしょう。
フィット感
着用時のフィット感は先述で紹介した通り重要な役目をにたうことが分かりました。しかし試着したからといって安心はできません。本番で着用するシーンは水中の中。陸で試着した状態が水中でも全く同じとは限らないのです。
試着したスーツによっては水中ですこし柔らかくなる生地のものもあります。余裕が生まれるのでスーツとの間の水の層も余裕が生まれて流れてしまいます。水中でのフィット感を念とに選ぶ必要があるのです。
ゴープロを使ってみたいかたはこちらもご覧下さい
ダイビングウエットスーツのおすすめ10選をご紹介!
アイテムを選んでいくうえで必要なポイントや注意点を把握することができました。その情報を踏まえたうえで自分に最適なアイテムを見つけていきましょう。特におすすめのアイテムを10選紹介していきます。
ダイビングウエットスーツのおすすめ10選①
ダイビングスタイルは広それぞれで違うもの。暖かい時期のみで実施する場合もあれば、オールシーズンで楽しみたい人もいるでしょう。そこでおすすめアイテムラインナップをご紹介していきましょう。
BeryKoKo ウェットスーツ
一つ目の紹介アイテムが、フルスーツタイプのモデルです。初心者であればどのモデルがいいのか、どの商品がいいのか分からない人は多いと思いますが、そんな人でも選びやすいように設計されています。
ダイビングはもちろんのこと、夏のレジャー全般で活躍が見込めますので、ちょっとしあ旅行にも使えるアイテムです。さらにコスパがいいことも高評価多数のポイントとなっています。
コスパ良好で扱いやすい!小さめサイズでフィット感もアップ
コスパがとにかく良好と評判のアイテムです。旅行や本格ダイビングまで幅広く対応してくれる性能を持っているので扱いやすさが高い点もうれしいポイント。ネックは男女兼用なのでサイズに注意点が必要なところです。
男女兼用となっているので、サイズはワンサイズ小さいものを選ぶとフィット感の高いものを選ぶことができるでしょう。もちろん試着ができるのであれば、試しておくことも忘れないようにしましょう。
スペック・詳細
- サイズ:XS、S、M、L、XL、XXLサイズ
- スーツタイプ:フルスーツ
- 生地素材:ネオプレーン
- 生地厚さ:3mm
- カラー:ブラック&グレー、ブラック&ブラック、ブラック&ブルー
ダイビングウエットスーツのおすすめ10選②
二つ目に紹介するおすすめアイテムもフルスーツタイプの機能性あふれる製品です。デザインもかっこよく、男性には特に人気です。サーファーにも気に行っている人は多く、湘南などでは多くの愛用者がいると高評価を得ているアイテムです。
マキシム フルスーツ COMBI TIP-ZIP マリーナモデル
このアイテムは、鎌倉のマキシムと呼ばれるメーカーが手掛けた製品で、サーフショップ白浜マリーナとのコラボレーションで開発されたアイテムになります。そのため、大変個性的で高品質なアイテムに仕上がっています。