ダイビングウエットスーツおすすめ10選|オーダーやメンテナンスについても!

しかし、このモデルは生地の厚みが増すと動きにくさに直結しますので、ダイビング専用用途なら生地厚みは薄いものを選ぶことをおすすめします。

種類②シーガル

上は半袖で下は長ズボン、上下一体型モデルです。先述したフルスーツモデルよりも可動性があるのでアクティブにダイビングを楽しむことが可能となります。

袖が短いこともあり、夏場のみでの使用しかできないと思われがちですが、長ズボンのおかげで体温調節も優秀なので、夏以外でも秋などの時期でも対応は可能です。

種類③ショーティー

スプリングモデルとも呼ばれるこちらのモデルは半袖半ズボン一体型のタイプになります。さらに可動性を高めており激しい動きを伴うダイビングにはうってつけと言えます。

しかし、その反面水温の影響は受けやすく、冬などの気温が低い時期では肌が露出しているので寒くて使用は適していません。暖かい時期のみ対応できるアイテムになります。

種類④タッパー

ジャケットとも呼ばれるモデルになり、上半身だけを包むスタイルで下半身はありません。ダイビング用としてはあまり一般的ではありませんがマリンスポーツでは広く使用されています。

保温性も良いですが、上半身の日焼き対策などにもなるので、サーフィンや海水浴時などのパンツやウェットパンツと組み合わせておしゃれを楽しむこともできるモデルとなります。

種類⑤ベスト

タッパーと違い袖のないノースリーブとなるモデルのことを言います。祖でこそありませんが、保温性もあるので一般的にはウェットスーツの下に着用したりして使用します。

こちらも上半身のみのタイプなので、サーフパンツなどと組み合わせておしゃれなファッションを楽しみたい方にもおすすめタイプです。そのほかフードが一体型になったモデルもあり、水の侵入が少ないので暖かいのが特徴です。

種類⑥ウエットパンツ

こちらは下半身だけを包んでくれるアイテムです。ウェットスーツのインナーに使用するシーンが多いです。保温性は高く、足首まであるので水の侵入の心配もありません。上半身のコーディネートも楽しめます。

種類⑦セミドライ

フルスーツと似た形状をしておりますが、生地の材質の違いや厚さの違いがあります。より保温力の高い生地と厚さが特徴のモデルです。冬などの寒い季節のダイビングには最適で、寒さ対策にはうってつけです。

ダイビングウエットスーツの選び方②具体的な選び方

各モデルを把握でき、色々なタイプが存在することを知ってもらえたでしょう。しかし、益々どれを選んでいいかと悩みの種が増えてしまったという人もいるでしょう。具体的な選び方についても抑えていきましょう。

選び方①必須条件はサイズ感

最大の必須条件となるのがサイズ感です。先述した通り、スーツには体の熱を保温してくれる機能があります。肌とスーツの間に水の層を作って断熱材代わりで体温を逃がしにくくするわけです。

しかし、サイズが大きく体に対して緩いスーツとなると、水が入って体温を吸収しすぐさま出ていってしまうので温度を保つことが不可能になります。どんどん体温が低下する恐れもあるでしょう。

一方でサイズがきつすぎるのも問題です。サイズがきついと圧迫感がすさまじく、水中で苦しくなる原因にもなります。動きにくくダイビングどころではなくなる恐れもあります。

選び方②スーツの素材と厚み

ダイビングするシチュエーションによって生地の素材と厚みは重要です。スーツは主にゴムと表面や裏面の生地の組み合わせで性能が異なってきます。これらの3つの組み合わせ次第で耐久性と保温性、さらには柔軟性まで変化します。

例えばゴムひとつとっても、中に気泡を多く含むものと少ないものとがあり、これにより伸縮性能に違いが生まれます。柔らかく伸びやすい物は着脱がしやすく、一方で硬い場合は耐久性と保温性が高いです。

また、厚みもダイビングする地域によってはふさわしいものが異なります。暖かい地域や季節でのダイビングであれば、生地は薄くてもかまいません。厚くなると動きにくなるからです。

しかし、気温の低い地域や季節でのダイビングであれば薄い生地では体温低下をうまく阻止することができなくなります。やはりこのシーンでは厚みある生地の方がふさわしいでしょう。

ダイビングウェットスーツ選びの注意点

自分のスタイルにふさわしいアイテム選びのポイントを把握で気はしましたが、実は選ぶ上で注意するべきポイントがあります。以外にも見落としがちなポイントなので紹介しておきましょう。

着用のしやすさを確認

初心者の場合スムーズに切れるかという点も重要です。スーツはなかなか着慣れていないため、できるだけスムーズに準備を行いたいものです。これを解決してくれる機能があり、ロングコイルファスナー搭載の物です。

上腕からまた付近までファスナーが伸びていることにより、誰でも着用が簡単にできる作りになっているのです。まだまだ気慣れていない人には要チェック機能といえるでしょう。

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