1人だからこそ楽しめるソロキャンプ
キャンプはグループや家族でやるものと決めつけてはいませんでしょうか。楽しむスタイルは人それぞれですし、最近は新しいスタイルも登場しています。そんな中お勧めするのが一人で行うソロキャンプで、ソロでしか味わうことのできない楽しみが沢山あるのです。
自由に気ままに
まず1つ目のみりょおくは、一人で自由に過ごすことができるというものです。当然ながら周りには一緒にキャンプを行う家族も仲間もいませんので、誰に文句を言われることなくその時自分がやりたいと思ったことをそのままやることができるフリーダムさが一番の魅力です。
身軽だからこそのフットワーク
グループ等で行う場合はそれぞれの予定を合わせてこの日に、といった打ち合わせが必要ですが、ソロならそんなことをする必要なしです。大がかりな荷物を持つ必要がないので、急にできた休日でもキャンプに出掛けられます。この身軽さから月に何度もソロキャンプをする人も大勢います。
不便を楽しむ
実際にやってみると、一人だけではすこし難しい面もあるかもしれません。ですが、それも醍醐味の1つです。これができるようになったら上級者。この後の楽しみに通じる、キャンプの醍醐味的テーマです。もしそれは気が引けるのならばそんな人はグランピングに行きましょう。
ソロキャンプの始め方に関する記事はこちら
ソロキャンプの楽しみ方10選を紹介
共通するソロでのキャンプにおける魅力を簡単にではありますがご紹介しました。魅力にひかれて実際にやってみたくなった方もいらっしゃるかもしれませんので、ここからは、本題である実践する中での楽しみ方を合計で10点ほどご紹介していきましょう。
ソロキャンプの楽しみ方①好きな時に好きなものを食べる!
グループ等だとみんなで囲んで食べることができる、例えばバーベキューなどは定番のものでしょう。しかし、その中には自分があまり好みで無い食べ物も入っているかもしれません。ですので、少し気分が落ちてしまうということもあるかと思われます。
自然の中で食べる好物は格別
ですが、ソロであればそんな心配は全くありません。1人だからこそ、健康や人目を気にせず好きなものを好きなだけ自由にもっていって好きなタイミングで食べることができますので、これもソロキャンプならではの楽しみ方です。自然の中で食べるとまた格別の味になります。
キャンプ料理に恐れず挑戦
時間も人の目も気にしなくてよいので、自分が作りたい料理にも挑戦できます。キャンプ料理もたとえ失敗したっていい思い出ですし、次につなげることができます。また、普段料理をしないという人も焼くだけでおかずを1品など簡単な料理から始めたって全然大丈夫です。
時間をかけて本格的料理にチャレンジ!
ソロであれば自由に使える時間はたっぷりとあります。そして、楽しみの1つである食事の時間をより楽しくするために、沢山ある時間を使って本格的な料理にチャレンジしてみましょう。普段料理をしない方でも時間はありますので、焦らずできるものから挑戦してみましょう。
ダッチオーブンがあると便利!
そこで用意するのにおすすめなのが、ダッチオーブンというアイテムです。こちらのアイテムは、焼く、蒸す、煮るといったいろいろな調理方法を実践することができる万能型のアイテムで、時間をかけた料理を作りたいという時にはこれに勝る調理器具は無いといっても良いでしょう。
調理する料理の例として、ローストビーフやローストポークといったものが挙げられます。料理を日常的にする方でもなかなか手の出せないものかもしれませんが、下味をつけ鍋に入れて蓋をしてから火にかければ思っているよりも難易度を高く感じずに作り、味わうことができます。
ソロキャンプの楽しみ方②こだわりの道具をそろえる!
スタイルを問わず、キャンプでは様々なアイテムを揃える必要があります。頭数のあるグループでのキャンプも、今回ご紹介するスタイルでもテントをはじめテーブルに調理器具などいろんな道具を使いますが、ここでもソロというスタイルがメリットを与えてくれます。
1人用キャンプ道具もさまざま
それが、自分のこだわっている道具、使いたい道具を揃えることができるというものです。始めたての頃は実用性を問わず様々な道具を揃えたくなるものでしょう。道具が揃うと、より自分のこだわりを反映させたスタイルで楽しむことができるのです。
最終的にはいかに道具を減らすかに至る人も
しかし、幾度となく経験をしてきた上級者の中には使用する道具を極力減らして現地調達で賄うなど、より不便な状態を自分で作ってそれを楽しむ達人がいます。こういったスタイルをブッシュクラフトともいいますが、そのために無いものはレンタル品を使うことをおすすめします。
ソロキャンプの楽しみ方③究極の1杯を淹れる!
一人で自然の中を歩き回ったりといった楽しみ方ももちろんありますが、自分のサイトに戻ってきたときに一息つきたい時は必ずあるものです。そんな時は、一人用のチェアとテーブルを用意して、コーヒーを淹れて落ち着きましょう。
アウトドアならではのコーヒー
皆さんが思っている以上に、アウトドアのひと時とコーヒーは絵になります。この後のおすすめのアイテムでもご紹介しますが、落ち着くためのコーヒーを入れる為だけにパーコレーター等のアイテムを準備して最高の一杯を楽しむのも乙なものです。
日本人ならお茶もおすすめ
別に一杯淹れるのはコーヒーしかいけないというわけではもちろんありません。小さめのスキレットやシェラカップを用意してお茶っ葉を煎ってほうじ茶を作ったり、ヨモギやササといった代表的な野草を使ってお茶を作っても面白いでしょう。
また、お茶を一から作るときには煮出すだけでなくて煎る、焙じるという手間があったりします。普通に生活している時にはそこまで時間をかけられないかもしれませんが、ソロでのキャンプならば時間はたっぷりありますので、暇をつぶすときにも楽しめます。
ソロキャンプの楽しみ方④スマホなし体験
皆さんはスマートフォンを使わない時というのは一日の中でありますでしょうか。地図のアプリを開いて案内をしてもらったり、暇をつぶすのにソーシャルゲームをしたり、知り合いと連絡を取り合ったりととにかく便利ですので手放すときというのは非常に少ないでしょう。
便利なものを遮断
しかし、たまには携帯電話の電源をOFFにして本当の解放感と非日常感を味わってみましょう。携帯が無いというだけで世界観もちょっと変わってくるかもしれませんし、同時に、携帯電話がなくても過ごせるようになると一目置かれる存在になれるかもしれません。
ただし、急な天候の変化や予測できない天変地異などによって自分の生命が危機に陥る可能性があるのであれば、そうもいっていられません。ですので緊急の時には迷わず電源を入れ、使えるようにしておくことをおすすめします。
カメラを始めてみる
とはいえ、せっかくキャンプに来たのだから何かの形で思い出に残しておきたいというのは大半の方が思うところでしょう。そこで、デジタルでも一眼でも良いのでカメラを始めてはいかがでしょう。携帯でも綺麗なものが取れますが、専用のカメラならもっと美しい写真が取れます。
ソロキャンプの楽しみ方⑤じっくり自然観察
前述のようにいつも手放すことのない携帯電話の電源を切ってみると、自分の手元を注力することなどはなくなりますので必然的に周りに意識が向かうようになります。キャンプサイトで周りを見てみれば、そこには当然自然が広がっています。
見るだけでなく音を楽しむ
そんな自然の様子をじっくり観察するというのも、他の人を気にしなくて済む一人でキャンプをしているからできることです。ソロキャンプならば前述のとおり人の目など気にする必要はありませんので、自分が好きな体勢や視点で自然の中を観察することも可能です。