無印良品キャンプ場とはどんなキャンプ場?
豊富なアイディアと洗練されたシンプルなデザインで多くの人から人気を集めているご存知「無印良品」が実はキャンプ場も運営していることをご存知でしょうか?
無印良品ならではの魅力たっぷりのキャンプ場についてご紹介していきます。
1995年誕生「無印良品」運営のキャンプ場
1995年に誕生した無印良品のキャンプ場は「大切なことに出会う場所」をキャッチフレーズとして運営されています。
詳しくご覧になりたいからはこちらからご覧になってください。
全国に3か所(津南・乗鞍・嬬恋)で展開
キャンプ場は全国に3か所あります。緑豊かな津南、高い標高のおかげで星空が美しい乗鞍、きれいな水と空気と周辺施設も充実している嬬恋の3つです。
それぞれに魅力がありこれからの記事で場所ごとの魅力も詳しくご紹介していきますので是非ご覧ください。
無印良品キャンプ場のこだわり①環境保護と地域のつながり
販売されている商品にもしっかりと無印良品の哲学が反映されているように、キャンプ場も理念やこだわりがあります。まず最初のこだわりは環境保護と地域のつながりです。
理念は「そのままの自然を、そのまま楽しむ」
無印良品のキャンプ場は自然をなるべくそのままの形で楽しめるように配慮されています。木々の伐採をむやみに行うこともなく、自然のもとからあるスペースに人間が溶け込んでいくような、そんな環境保護と暮らしが両立できるキャンプ場を目指しています。
地域の文化・自然の体験も重視したアウトドア教室
様々なアクティビティーやアウトドア教室が充実しているのも大きな特徴の一つです。キッズサマーキャンプや家族体験プログラム、冬の外遊びなど他にも合わせると年間800以上の講習が開催されており、それぞれのキャンプ場の地域の特色を色濃く反映しているものばかりです。
無印良品キャンプ場のこだわり②利用者にも優しい施設・サービス
続いてのこだわりはキャンプ初心者でもめいいっぱい楽しめるサービスが充実している点です。近年はアウトドアレンタルは珍しくなくなってきていますが、その他にも無印良品ならではの手厚いサービスがあります。
初めてでも安心「充実のアウトドアレンタル品」
まずはこちらのレンタル品の充実でしょう。そろえられているアウトドア用品はキャンプ中級者以上の人たちが使用しているものを選んでレンタルできるようにしてあります。
使いやすさが確認された無印良品お墨付きのものを使用できるというのも初心者にはうれしいでしょう。
テント設営の不安も解消「常設テントサイト」
初心者が最初につまずきやすいテント設営も無印良品のキャンプ場なら心配ありません。津南と南乗鞍ではテントが事前に設営された箇所を使用することができ、嬬恋ではなんと無印良品の小屋で寝泊まりすることもできます。小屋については後で詳しくご紹介しますのでお楽しみに!
チェックインだけじゃない「センターハウス」
チェックイン・チェックアウトのためにあるセンターハウスですが、無印良品のキャンプ場ではそのほかの面もサポートしてくれます。まさに困ったときにここを訪れれば解決できるように配慮されています。
食品から日用品までの売店完備
キャンプ料理やバーベキューをしていると、「あ、あれを買い忘れた!」なんてことがあるかもしれません。そんなときもこのセンターハウスを訪れれば解決できるでしょう。食品から日用品まで完備されています。
アウトドア関連書のライブラリー
美しい自然に囲まれて自分だけのゆったりとした時間を持つと読書がしたくなるなんてこともあります。キャンプの設営や料理・焚火をしているうちにもう少し詳しく知りたくなることもあるかもしれません。
センターハウスにはアウトドア関連所が豊富なライブラリーも充実しています。改めて本をひも解くことで新しい発見があるかもしれません。
もしもの時の備えの救護室
家族体験教室も充実しているだけあって、無印良品のキャンプ場は子供たちが楽しめるイベントが目白押しです。子供たちにつきものなのがやはり怪我や突然の発熱でしょう。センターハウスにはもしもの時に備えて救護室もあります。
3つの無印良品キャンプ場をご紹介!
お待たせしました!いよいよ3つある無印良品のキャンプ場をそれぞれご紹介していきましょう。津南、南乗鞍、嬬恋それぞれの特徴や魅力をお伝えしていきます。
津南キャンプ場|河岸段丘に抱かれた森のキャンプ場
まず最初は新潟県にある津南キャンプ場からです。こちらのキャッチフレーズは「ブナとミズナラの森に抱かれたニッポンの原風景」。森の豊かさが伝わってきますね。
無印良品のキャンプ場の原点
もっとも最初に開発されたのがここ、津南キャンプ場です。車を乗り入れても十分なスペース、愛犬と訪れることもできるうえ、焚火も自由という無印良品キャンプ場の基礎を打ち立てたのがここ津南です。ここで培われたものは南乗鞍、嬬恋にも受け継がれています。
圧倒的な大自然
まさに日本の原風景といえるほど豊かな森に囲まれた津南キャンプ場は圧倒的な大自然が大きな魅力の一つです。自然の起伏をそのまま生かした土地ではウサギやリスに遭遇することもあるでしょう。
夏は森に入っていけばカブトムシやクワガタ探しを楽しむこともできます。季節になれば山菜取りやキノコ採りのアクティビティーに参加することだってできます。
利用者口コミをチェック!
2018年のお盆に利用した方は、連日現れた雲海の景色に言葉を失ったものと思います。
津南の街は、信濃川が創り出した河岸段丘という地形の谷にあって、早朝の美しい景色が真っ白い雲海の下にありました。いつも利用するBサイトはキャンプ場内で最も高い場所に作られていて眺望が抜群に良いのですが、風が吹くと影響をもろに受けますので、天候に注意する必要があります。お盆の前後になると、アブなどを餌にするオニヤンマが飛びはじめますので、そういった虫は少なくなります。朝晩の涼しさも手伝って、滞在は快適です。
近隣には温泉、ご当地グルメ、見どころも多く、ロングステイの基地に良く利用しています。(引用:google map口コミ)
google mapでの口コミ評価はなんと★4.3と非常に高くなっています。美しい山々の風景とそこに現れる雲海がキャンパーの心を癒してくれます。津南の町自体も観光地化されており、温泉にグルメと満喫することができるでしょう。
施設情報
- 住所:新潟県中魚沼郡津南町上郷寺石
- 営業時期:5月~11月上旬
- 料金:オートサイト 大人2160円 小学生1080円から
- 詳細HP:https://www.muji.net/camp/tsunan/
南乗鞍キャンプ場|乗鞍岳を臨む高原のキャンプ場
2つ目にご紹介するのは岐阜県の南乗鞍キャンプ場です。広大な敷地には美しい水辺もあり、水のアクティビティーも存分に満喫できます。夜には標高1600mのおかげで美しい星空を楽しめるでしょう。
充実のアウトドアフィールド
フライ、ルアーフィッシング専用の池を備えており、6月から10月にはここでフィッシングも楽しむことができます。美しい乗鞍岳を望みながら釣り糸を垂らす時間は日々の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。
他にもカヤック、MTBコース、ミニディスク、ドッグランなど豊富なアクティビティーが用意されています。
無印良品キャンプ場唯一の露天風呂
御嶽山を望める位置に露天風呂が設置されています。無印良品キャンプ場の中で露天風呂に入れるのは唯一こちらの南乗鞍キャンプ場のみとなります。定員は15名前後ですので時間をうまくねらって冷えた体を温めましょう。
料金:大人600円 小学生350円 (貸し切りは1時間4500円)
利用者口コミをチェック!
ワンこもOKサイトが広く隣のサイトも気になりませんし設備もキレイなのでストレスなく過ごせました。施設の方も親切ですし安心できました。標高が高いので天気がすぐ変わり夕立もありますが、夜は満天の星空で流れ星もみれますし焚き火も最高でした。(引用:google map )
こちらの方はペットの犬を連れての使用ということです。ペット連れでも広々とした敷地で楽しむことができたのが伝わってきます。やはり満天の星空は忘れられない瞬間になったのでしょう。
施設情報
- 住所:岐阜県高山市高根町子ノ原高原
- 営業時期:6月上旬~10月中旬
- 料金:オートサイト 大人2160円 小学生1080円から
- 詳細HP:https://www.muji.net/camp/minaminorikura/
カンパーニャ嬬恋キャンプ場|季節で表情を変える湖畔のキャンプ場
最後にご紹介するのが群馬県嬬恋キャンプ場です。避暑地として有名な軽井沢や温泉で有名な草津にも近く、浅間山のなだらかで美しい稜線が見える広大な敷地できれいな水と空気を胸いっぱい吸い込みましょう。
家具の家・無印良品の小屋に泊まれる!
嬬恋キャンプ場の魅力は無印良品ファンにはたまらない家具の家、無印良品の小屋に泊まることができる点でしょう。無印良品のノウハウがふんだんに詰まった家や小屋に宿泊し、購入を悩んでいた商品を実際に体験するのも大きな楽しみになります。
無印良品の小屋って?
実は無印良品は雑貨や食品の他にも家や小屋も販売しているんです。嬬恋にある無印良品の小屋は我々も購入可能です。
沖縄を除く日本各地で建設が可能で、地盤調査などもしっかり行ってくれ、まさに本物の小屋がたちます。部屋の大きさは9㎡とコンパクトな作りですがさながら秘密基地のようなおしゃれな見た目がじわじわと人気を呼んでいます。