基本的には、カルキ抜きをした水を入れ、パイロットフィッシュを一緒に飼育し、アンモニアを生成してから、バクテリアで硝酸に変え、「硝化」させることが出来れば、生物ろ過の仕組みが完成します。参考までにこちらのサイトをご覧ください。URL:https://qube-aquarium.com/start-aquarium/
飼育準備③上部式のフィルターを使用
上部式のフィルターです。120cmの水槽用のものです。基本的に、エンドリケリーは低層を泳ぐため、砂を巻き上げることがあります。ですので底面式や、水中式のフィルターは適しません。上部式のフィルターを使いましょう。エアーもバクテリアの飼育の為に、エアレーションの設置もお勧めします。
飼育準備④足場として底砂を入れる
カーネットサンドは、エンドリケリーの飼育に最適です。低層を泳ぐエンドリケリーですが、肺呼吸の為に水面に上がることがあります。降りてくる際の足場としても底砂が必要です。また、何もないガラス張りですと、エンドリケリーの体色が白く飛んでしまうため、特有の色を楽しみたい方は、必ず敷きましょう。底砂によっても色が変わります。
エアレーションを使用
水槽が大きいので120cm用のパワーのあるものを選びました。水質の安定のために必要なバクテリアは、大量の酸素を必要としますので、エンドリケリーに問題がなくとも、ストレスなく育てるためには、エアレーションを設置してください。水質を見るための測定器も用意するといいでしょう。
エンドリケリーを飼育するときの注意点はコレ!
エンドリケリーが育つ環境を用意したところで、今度は飼育する際の注意点です。気を使わないと大きく育つことが難しいエンドリケリーは、水槽だと中々70cmに到達しません。1つ1つこなしましょう。
注意点①水位を下げるべき!
前述もしていますが、エンドリケリーは肺呼吸であるため、水槽いっぱいに水を入れてしまうと、肺呼吸が難しくなります。ですので水槽の上限から5cmほど下げた水位にしてください。高さが45cm程の水槽であれば、35~40cmほどが良いでしょう。
注意点②豆電球の設置
普段から底面を泳ぐため、夜になり暗いと、石や水槽にぶつかりエンドリケリー自身が傷ついてしまいます。ですので豆電球を設置して、すこし明るい状態を保ちましょう。そうすれば優雅に避けて泳いでくれるでしょう。
注意点③隙間を埋める
水槽からの飛び出し事故があります。ですので水槽の上部は、隙間の無いように蓋をして、重しを乗せたうえで飼育しましょう。水替えの際にも油断していると、起こりえる事態ですので注意してください。
注意点④生活スペースが重なる魚種とは混泳しない
水槽の底面を遊泳する魚(熱帯魚)は避けましょう。場合によってはウロコが貪られ、ボロボロになってしまいます。ですので上層を遊泳する魚が好ましく、それであれば混泳も可能で、いろいろな種類を入れることも可能です。ですが、エサを上層の魚に取られてしまいますので、沈下式の人工飼料にならしておく必要があります。
注意点⑤水は週に二回程度半分入れ替える
水槽の水質が落ちると、代謝が悪くなり、食欲も落ちてしまうので、しっかりと行いましょう。生き餌などを使用してると尚更、水が汚れますし、エンドリケリーの大食いを考えると、なるべく頻繁に行ったほうが良いかもしれません。他の熱帯魚でもそうですが、環境変化のストレスで死に至る可能性もございますので変えすぎには注意してください。
エンドリケリーを購入する時に確認すべきこと!
育て方もわかり、ようやく準備も整いました。そしたらエンドリケリーを購入しに行きましょう。その時の注意点がいくつかあるのでご紹介いたします。せっかく買ったエンドリケリーが大きく育たないこともあります。