エンドリケリーの生態と飼育方法をご紹介!大きくする方法や餌のあげ方も!

一概にエンドリケリーと言っても、その種類の豊富さから、飼育者に対して飽きさせない魅力があります。それに取りつかれた愛好家も少なくないのではないでしょうか。見た目に以上に愛らしい一面があります。

体色のバリエーションが豊富!

名前だけでも数種類ありますが、同じエンドリケリー種でも、個体によってバンド模様の大きさが変わってきます。体色も変わってくることが多く、白、オレンジ、薄緑や、ドラゴンのような顔つきをする個体もいます。

大きく成長させることが出来る

なんといっても、飼育できる熱帯魚の中でもかなり大型の部類に入り、ほとんどの品種で最大70cmほどの大きく成長させることが可能で、その圧倒的な大きさと存在感も魅力の一つではないでしょうか。

エンドリケリーを大きく成長させる方法はこの4つ

さて、エンドリケリーの魅力を知った人で、これから飼育しようと考えてる方も多いのではないでしょうか。しかし軽い気持ちで育ててしまうと、小ぶりでイメージしてた柄と違うエンドリケリーになることがあります。

方法①最初に選ぶのは幼魚または稚魚

まず店舗を見つけて何を買おうか悩む方も多いと思います。生物を育てていく上で成魚ではなく、幼魚や稚魚を飼うことをお勧めします。環境(水槽)に適応しやすいですし、大きくなるエンドリケリーを見るのも大事です。柄で悩むようなら、直感的に好きな柄を選ぶ方が、愛着が湧くでしょう。

方法②水槽の大きさが大切!

どの魚でも同じことが言えることが多いですが、通常の小さい熱帯魚用の水槽ですと、大きくなるエンドリケリーに適さない可能性が高いです。環境に適応するエンドリケリーは最初に成長を止めてしまうと大きくなりません。

方法③栄養のある生き餌をしっかり与える!

エンドリケリーは、見た目通りに食欲旺盛です。ですので餌を与えることを絶対に怠らないよう注意して育ててください。エンドリケリーが弱ってしまい病気や衰弱死の危険があります。なおかつ少量の餌に適応してしまうとこれもまた大きくなりません。

大事なのは種によって好物をしっかりと見極めて与えることです。1年以内で40cm程度を目指すくらいがいいです。いろいろな餌を食べることが出来ますので、大きく優雅でいろいろな表情を見せるエンドリケリーに成長させましょう。

方法④複数で育てる

オーソドックスなエンドリケリーは、同じ水槽に入れたとしても喧嘩することがありません。ですが、餌の捕食の競争関係が生まれ、自分たちの意思でたくさん食べるようになります。ですので、好きな柄を数匹飼いましょう。大きくなれば水槽の底にケリー絨毯を引くことも可能です。

エンドリケリーを飼育する!準備はこれ!

なんとなくイメージがついてきたところで、実際に買うためにどんなものが必要なのかを、解説していきます。大きくて好きな柄、顔つきをしたエンドリケリーの為にも、ぜひとも用意していただきたい物です。

飼育準備①水槽のサイズは120cmあると良い

コトブキ 120cmスタンダード水槽 W1200×D450×H455mm

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上記の水槽は幅が120cmのガラス製の水槽です。成長が止まると、大きくならないエンドリケリーですが、水槽が大きすぎると摂食効率が落ちますので、稚魚から飼う方は水槽の大きさを60cm~90cm~120cmと大きくしていきましょう。最終的には150cmにしても構いません。

ですのでタイミングを見て、成長が止まらない様、水槽の3分の1程度の大きさで、移すことをお勧めします。費用や場所の関係で厳しい方でも、大きくなることも考慮して120cm程度の大きさを一つ用意するのが良いでしょう。逆に言えば小さい水槽でやや小さいエンドリケリーを鑑賞するのも、一つの手とも言えなくありません。

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