メダカの飼育にはグリーンウォーター!メリットデメリット、作り方をご紹介

グリーンウォーターは見た目が悪く、魚にも悪影響だと考えれいる人いると思いますがそんなことはありません。実はグリーンウォーターにはメダカの成長に必要な栄養が豊富に含まれているのです。この記事ではメダカの飼育に欠かせないグリーンウォーターについてや使用上の注意点を紹介していきます。

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グリーンウォーターとは?

魚を飼育する事以外で、あまり聞きなじみのない言葉ですが、実は普段の生活の中にも存在しています。しかしそれはいいイメージのものではなく、報道や記事になるのは、水質悪化の事を指すことが多く、カメラマンも移すことがあまりないような水質を指しています。

湖や池のような緑色の水のこと

michasager / Pixabay

ほとんどの人が、底が見えない状態の湖や池を目にしたことがあるのではないでしょうか。澄んだ湖なども少ないですが、その中でもこれは緑色をした水のものをいいます。いい状態ではないと言えなくもありませんが、実は魚にとってはいい状態であることもあります。

メダカの成長に必要な栄養がいっぱい!

目の前にはすぐ餌があるような状態で、メダカの成長を促します。小型の魚ですので、大きな餌だと食べられない彼らは、必要な栄養をこれによって得たり、排せつ物を分解してもらっていたりなど、水槽内で循環できる環境が出来上がり、非常に居心地のいい環境に仕上がります。

グリーンウォーターが緑色の理由

さて、なぜ緑色をしているのでしょうか?メダカ以外でも使われ、一部の魚の生育には、非常に適していることがあります。金魚なども適応でき、知っておけば祭りで手に入れてしまった金魚などの飼育も容易になります。

植物性プランクトンが大量発生しているから

プランクトンを繁殖させることによって水槽内の環境として使います。赤茶色に場合によっては濁ってしまう事がありますが、基本的には葉緑素を持ち光合成をおこなう植物性プランクトンを使用するため緑色をしています。

その中でも種類があります。特に有名であるであろう、皆さんもご存じ、学校でも習ったミドリムシですが、大きく分けて3種類に分けられます。一概にグリーンウォーターと言っても場合によっては適さない場合もあります。

緑藻類

クロレラや、ミカヅキモを代表とした、植物性単細胞生物や多細胞生物が「緑藻類」にあたります。他にも褐藻や紅藻などもあり、伝統的にはこれらをひとまとめにした、広域的な意味合いを持つこともあります。

自然の中では海の浅瀬、川などの淡水でよく見られ、水深の浅い地域で生息しており、最もポピュラーで陸上の植物に近い生態をしています。水深が深くなり、光の届く量が減ることによって緑藻⇒紅藻へ分布が変化していきます。

ミドリムシ

理科の授業でも出てくる「ミドリムシ」は光合成も行い、ユーグレナ運動と呼ばれる動きも行う、植物性と動物性の両方を持つプランクトンです。遊泳速度が遅く、初歩的な顕微鏡観察でよく用いられます。

実は、栄養豊富な事からいろいろな研究がなされ実用化されています。サプリメントやクッキーなどに使われていたり、魚を養殖する際に人工飼料として使われますが、一部の魚では消化不良を起こすことがあります。

藍藻類

魚にとっても人間にとってもよくない、藻になります。濃い緑色をしており、強烈な臭いにおいを放ちます。また、水質もヘドロ状になり、アナベナやネンジュモがこれらになります。緑藻類との違いは臭いで分かることが多いです。

グリーンウォーターのプランクトンとは何?

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