首なしライダーの伝説は事実!?実在の事件やエピソードを紹介!

首なしライダー、それは事故か殺人か、首を失ったライダーは自分の首や殺したものを探して彷徨います。数々の作品にもモチーフにしたキャラクターが登場するなど恐ろしくも何か惹かれるものがる首なしライダーのエピソードや生まれた背景に迫ります。

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記事をお読みいただきありがとうございます、中村雄二と申します。バイクに乗ることが好きな若者です。ツーリングキャンプ系統の記事を好んで書いたり読んだり…。よろしくお願いします。
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首なしライダーの概要

今回ご紹介する首のないライダーは、同じような都市伝説的な存在の中でも概念として非常に有名な存在です。ですが、いまだ漠然とした首のないライダーの姿しか思い浮かばないという方もいらっしゃるでしょう。ということで、まずは概要からご説明していきましょう。

事故死したライダーの亡霊

まず首のないライダーというのは、不慮の事故で亡くなってしまったライダーが亡霊となった存在というのが一番大きな説となっています。事故とはいえ、その原因は意図的に道路にピアノ線が張られていたからだとか、本当にたまたま落ちてきたものが頭部に当たり失くしたともされます。

何かを探している

さて、このようにして誕生したこの都市伝説的存在は、いったい何を理由に現世に存在しているのでしょうか。その理由は、何かかつて自分ものものだったものを探しているからと推測されます。おそらくは、無くなってしまっている首から上を探しているのでしょう。

遭遇すると死ぬ?

実は噂の中では、実際に遭遇すると恐ろしいことが起こるとされています。その存在を見ただけでも一目でこの世のものではない何か異質なものであるということは分かるでしょうが、道路で走行中このライダーに追い越されると、何らかの形で交通事故に遭うとされているのです。

怪談系都市伝説首なしライダー

今回ご紹介する存在についてその概要を簡単にではありますがご紹介しました。では、そんな首のないライダーはどんな形で都市伝説の話や階段の中に登場するのでしょうか。続いては、首のないライダーの登場するエピソードについてご紹介していきましょう。

首なしライダーのエピソード①

Santa3 / Pixabay

とあるカップルが、有名な心霊スポットへと興味本位で車で向かって行ったときの話です。そのスポットでは特に何も起きず、拍子抜けした状態で帰路についたところ、バイクとすれ違います。

そこからなぜか運転をしている男の方が車のスピードを上げ始め、助手席に座っていた女が危険を感じるくらいのスピードで走り抜け急に路肩に停まりました。そこで女が男に異変を訪ねると、先ほどすれ違ったバイクのライダーが首から上が無かったというのです。

首なしライダーのエピソード②

また、もう1つエピソードがあり、昔対立していた暴走族に道路にピアノ線を張られ、首を飛ばされてしまったのが始まりという話です。

その首を飛ばされた若者は首のないライダーとなり、その敵対していた暴走族に復讐を行うためか、自分の首を取り戻すためか、目的は定かではないですが走り続けているのだとか。

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首なしライダーの出没地

首のないライダーにまつわるエピソードをいくつかご紹介しました。どちらも聞いていて心地が良いものではなかったかと思われます。では、そんな首を無くしているライダーはいったいどこで出現するとされているのでしょうか。

福岡県英彦山に出る首なし暴走族

Santa3 / Pixabay

実は心霊スポットのようにどこか一か所で集中的に出現するとされているわけではなく、各地で出没するといわれているのです。その1つが、福岡県は英彦山で元々暴走族だったライダーが事故で首を失い、そのまま首を求めてさまよい走り続けているとされています。

東京近辺の出没地

Free-Photos / Pixabay

また、東京でも出没する場所があるとされています。実は2019年現在から数えて35年ほど前、東京は葛飾区にある水元公園で一人のバイク乗りの若者が誰が仕掛けたか分からないロープに首をひっかけなくなったという事件がありました。依頼その近辺は出没する場所とされているようです。

関西地方の出没地

九州や関東の出没場所をご紹介しましたが、関西でも出現する場所があるとされています。それが、京都府や兵庫県の近くにある六甲山。何があったのかは分かりませんが、この地域でも同じような存在が目撃されたとされているのです。

首なしライダーの話が生まれた経緯

このように、日本国内でも様々な場所で首のないライダーが本当にいるのかどうかは定かではありませんが目撃されたという情報はありました。では、そんな国内でも有名な都市伝説の存在はどうやって誕生したのでしょうか。その経緯に迫っていきましょう。

映画の演出

実はこの存在の大元は、とある映画の中で演出がされたことが始まりとされているのです。その演出自体も、この首のないライダーの概要にそのままハマるようなものになっていたのです。

「マッドストーン」1979年

映画の名前は、1979年の作品である「マッドストーン」。暴走族グループと警察官との物語という無いようなのですが、この作品の中でライダーがピアノ線によって首をはねられてしまうシーンがあります。まさに概要でご紹介した通りの誕生の経緯ですね。

実際の事件

映画や小説の中から現実へとそのフィクションの存在が生まれ出てくるというのはそこまで珍しい話ではありませんが、実は日本国内で実際に起こった事件が誕生の元となったともされているのです。

1984年東京都の水元公園での死亡事件

そのうちの1つが、1984年に東京都で起こった事件です。これは出没する場所の見出しでもご紹介しました通り、葛飾区にある水元公園でロープに首が引っ掛かり、転倒して命を落としています。

2002年秋田県秋田市での死亡事件

他にも実際に起こった事件があり、今から17年ほど前になる2002年に秋田県の秋田市で起こったものです。こちらも前の事件と同じような内容でライダーの首にロープが引っ掛かったというものであり、いずれも誕生の経緯として妥当な所と考えられます。

首のない亡霊の話は昔から世界中に

このように映画の中の演出から誕生したであるとか、実際に起こった事件が誕生の経緯ではないかとされていますが、そういった噂が出てくる前から、実は世界中で首のない亡霊の話というのは囁かれていたのです。

首なし武者の怪談

その1つがわれらが日本国内の話です。戦いに敗れた柴田勝家という武将が、毎年4月の24日にどこからともなく自分が率いていた武者たちを引き連れて、賤ヶ岳へ向かうとされています。そして、その首のない武者の行列を見たものは、遠からず必ず死ぬことになるのだとか。

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