汐見ふ頭の釣り場はどんな場所?
「汐見埠頭」は大阪府泉大津市にあり、おもに2つのポイント「砂上げ場」と「大津川尻」を総称して呼びます。地元釣り人の方は主に「砂上げ場」を汐見埠頭と呼んでいます。大阪の釣りポイントでもここはファミリーフィッシングのポイントととして人気があります。
近くにはコンビニ、釣具屋、公園もあります。夕方頃には屋台のラーメン屋さんも回っていて常連さんに人気です。また、釣り客の多い所ですが釣り公園ではないので野良猫も多くいます。釣った魚を盗まれないよう気をつけて!
場所①砂上げ場
ファミリーフィッシングにおすすめのポイントです。車をそのまま横付けできるので小さな子供がいても安心して楽しめます。トイレはありませんが、近くの汐見公園にトイレはあります。ただし、平日と土曜日は仕事関係のトラック等が走るので注意が必要です。
ここはサビキ釣りが人気です。狙い目はアジやイワシなど。タチウオも狙えるのでシーズンには多くの人が駆けつけます。ただし、ここは夜8時から朝5時まで封鎖されます。その為、夜釣りはできません。出ることはできます。
場所②大津川尻
大津川尻は堰堤を登り、テトラポットの上から釣りを楽しむところです。駐車場、トイレ、柵がなくファミリーフィッシングには向いていません。トイレは近くに汐見公園があるのでそちらを使用してください。砂上げ場と同じく夜8時から早朝5時まで立入禁止です。
ここでの狙い目はタチウオです。もちろんアジやイワシも釣れます。他にもタコやキスなどを狙うこともできます。大津川尻は外海なので狙える魚の種類も多く、釣り経験豊富な方にはおすすめですが、テトラからの釣りなのでお子様連れや初心者にはおすすめできません。
汐見埠頭ちかくのなぎさ公園もおすすめ
汐見埠頭の少し手前になぎさ公園というファミリー向けの釣りポイントがあります。このなぎさ公園にはトイレ、売店、駐車場があるので女性でも気軽に釣りを楽しめます。一部には柵もあるので小さなお子様連れに特に人気がある釣り場となっています。その為、土日は混み合うので早めの場所取りがおすすめです。
汐見ふ頭へのアクセスは?
汐見埠頭は大阪でも珍しい、車をそのまま横付けできる所です。車をそのまま横付けできるのでほとんどの釣り客は車を利用しています。公共交通機関を利用する場合は電車、バスを乗り継いで行くことになります。では車でのアクセス方法と電車、バスでのアクセス方法を紹介します。
車の場合
では車でのアクセス方法を紹介します
阪和自動車道より堺泉北有料道路に乗り、泉大津方面に進む。関西空港/泉佐野方面の阪神高速4号出口を下車。阪神高速湾岸線(ルート4)に乗り、泉大津(助松埠頭)フェリー乗り場方向に進み、後は汐見公園を目指して進まれると目的地に付きます。
電車やバスの場合
電車のアクセス方法は大阪、なんば駅から南海本線の関西空港行きに乗車、泉大津で下車してください。汐見埠頭までは約2kmなので20〜30で着きます。バスの場合は和泉中央駅から泉大津駅までバスが出ています。後は電車と同じく歩いて行きます。
汐見ふ頭でのおすすめの釣り方を紹介!
汐見埠頭では家族で楽しめるサビキ釣りが一番人気ですが、シーズンによってタチウオやタコ、ヒイカなど大阪でもいろんな釣りを楽しめる釣り場になっています。禁止区域にさえ立ち入らなければ投げも胴付きもいろいろ楽しめます。
汐見ふ頭でのおすすめの釣り方その①サビキ釣り
汐見埠頭はサビキ釣りを家族で楽しむことが出来る大阪でも人気のあるポイントです。砂上げ場、大津川尻どちらもサビキ釣りは出来ますが、それぞれ仕掛けが異なりますのでポイントに合わせた仕掛けで楽しみましょう。また、近くには「なぎさ公園」というサビキ釣りが楽しめるポイントもあるので上手く利用しましょう。
仕掛け
砂上げ場のサビキ釣リはイワシがよく釣れるのでそれに合わせた仕掛けを使いましょう。朝マズメでイワシが良く回ってます。季節にもよりますが、3号の針が掛かりがいいようです。こちらでは飛ばしサビキで楽しめます。アミエビはかなり有効でおすすめです。大津川尻のサビキ釣の仕掛けは飛ばしサビキが良いでしょう。
テトラがあるので落としは不向きです。こちらも針は3号がおすすめです。イワシ、アジが回っています。時間も潮によりますが朝マズメ、夕マズメは比較的掛かりが良いです。もちろんアミエビも有効です。撒き餌にするとかなり掛かりが良くなります。もっと詳しくサビキの仕掛けが知りたい方はこちらを参照にしてください。
主なターゲット
サビキ釣で狙えるのはイワシ、アジ、サバです。ここ汐見埠頭は1日通してイワシがよく連れます。アジは夕マズメに回りだすので、夜釣りならアジ狙いも面白いです。初夏から秋にかけて型のいいサバも掛かります。
おすすめのポイント
狙う魚にもよりますが、汐見埠頭でおすすめのポイントは砂上げ場です。足場もよく、車も横付けできるので直ぐ釣りを始めることが出来ます。タナも比較的測りやすいの初心者でもチャレンジしやすい所です。
ただし、大津川尻は侵入禁止の場所が多いので事前にチェックしておくようにしましょう。また、こちらはテトラの上での釣りになるのでかなり危険です。初心者の方や子連れの方は避けたほうが無難でしょう。
汐見ふ頭でのおすすめの釣り方その②ダンゴ釣り
汐見埠頭ではダンゴ釣りも楽しめます。常連さんも多く、情報交換も出来ます。釣果もそれほど悪くなく比較的型の良いものが釣れやすいポイントです。サビキ釣りをする方が多いので場所は慎重に選びましょう。
仕掛け
ダンゴ釣りはウキ釣りの一種なのでウキが必要です。タックルは磯竿がおすすめです。リールはドラグ力の強い物を用意しましょう。後は棒ウキ、ハリス、針があればOKです。だんご尺も用意しておきましょう。だんごの作り方はオキアミ等を中心にすえ、糠、砂、集魚成分で作ったダンゴで包みます。
磯竿は5.0〜5.3の軽めの物、リールはスピニングリールで2500〜3000番がおすすめです。初心者の方はインナーガイドタイプを使用するとライン絡みのトラブルを抑えることができます。ハリスは1.5号が基本です。針はチヌ針を使用しましょう。
主なターゲット
だんご釣りでの主なターゲットはチヌ狙いになります。だんごの種類でターゲットは変わりますが、常連さんも多いので釣果情報交換を聞いて見るといいでしょう。ただし、汐見埠頭ではだんご釣りではなく、紀州釣りといいます。なので聞くときは紀州釣りの釣果を聞きましょう。