グラスロッドおすすめ6選&特徴やカーボン製のロッドとの違いもご紹介

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やや硬めのカバー系バーサタイルロッド(ルアーウェイトの適応範囲が広い万能性ロッドを指す)ジグ、ワームの打ち物系全般に加えて、高密度HVFカーボンとテーパーデザインでスピナーベイトとの相性も抜群なグラスコンポジットです。全体を黒で統一した実践的なデザインです。

グラスロッドおすすめ③レジットデザイン WILD SIDE WIDE G66ML

ガラス繊維のみを使用したピュアグラスロッド。アラミド繊維でバット部分を強化されたのが特徴です。汎用性が高く、クランクベイト、小型スピナーベイトなど10g以下の軽量ルアーを使うのにおすすめです。濃厚なグラス感覚を味わえる、希少なピュアグラスとあって愛用するアングラーが増えています。

グラスロッドおすすめ④ベイトホーネットスティンガープラスHSPC662M MGS

アブガルシアのビックベイトからベイトフィットネス(ノーシンカーワーム、ダウンショットなどライトなルアーを用いたピンポイントで繊細な釣りを指す)までカバーできる万能性ロッドです。巻き物系全般からジグ、テキサス、ミノー、トッププラグなど幅広くルアーが使えて、軽自動車のトランクにも収まるのでオカッパリに最適なバスロッドです。

グラスロッドおすすめ⑤メジャークラフト バスロッドベイトBENKEI 66M

弁慶は中量ルアー全般に対応できて、フリッピングやビックベイトまでカバーしているバーサタイルロッドです。1ピースからフローターモデルと種類が多く、オカッパリやボートなど場所を選ばず使えて10,000円弱の手頃な価格とあって入門者におすすめです。

グラスロッドおすすめ⑥スミス スパーストライク

輸入販売メーカーSMITHの人気バスロッドシリーズ。フローターに最適な粘りと硬さをバットに持たせたのが特徴です。スピナーベイトやクランクベイトだけでなく、ワームなどミッドウォーターを攻めるのに幅広くルアーを使うことができます。価格は高めですが様々なフィールドで使えます。

グラスロッドの使い方

基本の手順①フィールド

広いフィールドで探すときは、目に見える障害物を狙うのがおすすめです。オーバーハング(水面に木が覆いかぶさってる場所)やウィードエリア(水草が多く生えているところ)など、魚が茂みで休んでいたり、餌となる小エビや小魚がいそうなアピール力の高い場所を選ぶと有効です。

基本の手順②ルアー

最初に投げるルアーとしておすすめは、障害物でも根がかりし難いスピナーベイトです。レンジ(水深)を探ったり、飛距離の出るバイブレーションを使うと遠くのポイントを攻めるのに有効です。水深が浅いときは、トップウォータープラグでロッドを軽く煽って振る「ドッグウォーク」のアクションで魚を誘います。

基本の手順③合わせ

スピナーベイトやバイブレーションはリールを巻いているとバイト(魚が食いついている感覚が伝わること)があります。グラスロッドはアタリの感覚が鈍いので、気付いたら餌なくなっていた経験は避けられませんが、何度もキャスト(仕掛けを投げ込むこと)して感覚を掴みましょう。

基本の手順④ファイト

合わせが決まれば、魚が逃げようと暴れたりする「ファイト」になります。焦ってリールを巻いてしまうとロッドにテンション(糸にかかる張力)がかかり弾かれてしまいます。グラスロッドは魚の動きに追従するので、無理せず最初のうちは魚が抵抗したら手を止めて、おとなしくなったら巻き始めるを繰り返し試してみましょう。

グラスロッドのメリット

しなやかさと柔軟性

使用感は「べにょんべにょん」と言う表現の多いグラスロッド。カーボンとは違った独特な味わいがあります。ただ、扱いにくさは無く、カーボンロッドに比べて折れにくく、竿先にしっかり「乗せて投げる」気持ちの良いキャストフィールや、トルクもしっかりあります。

粘りと低弾性

トルクはバスロッドで言う曲がった後の復元力です。餌に食いついた魚の泳ぎを吸収して水面に浮いたままにせず、ロッドの復元力でこちらへ寄せる懐の大きいロッドと言えます。粘っこく、余計な衝撃も少ないため魚へ針にかかった違和感を与えずに、バラしにくいと言ったカーボンロッドには無い良さがあります。

グラスロッドのデメリット

カーボンロッドとは正反対の特徴

軽さや反発力の強さが特徴のカーボンロッドとは、まさに正反対なのがグラスロッドです。とにかく自重が重く、一日グラスロッドを扱っていると腕が疲れてしまったり、弾力性に劣るのでジグ、ワームのような打ち物系の攻める釣りには不向きと言えます。

柔軟性がデメリットになることも

キャスティングはロッドが柔らかすぎると、狙いがつけにくいと感じる場合があります。この特徴をダルい(感度が良くない)と捉える釣り人からは、巻き物以外は使いにくいと嫌厭されがちです。ただ、グラスコンポジットの登場により、素材にカーボン繊維を合わせることで、グラスロッドのデメリットは改善されています。

まとめ

万能ロッドは存在しない

クラシカルな雰囲気や使い込んでいくうちに深みのあるロッドであることから、一度は下火になったグラスロッドも一度は使ってみたいロッドとして人気が高まりつつあります。ロッドにはそれぞれの特性が存在していて、実際もその様に作られています。あまり性能にこだわり過ぎず、試してみて自分だけのロッドに出会いましょう。