アジングの仕掛けのポイントを解説!初心者にもわかるアジング入門

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ジグヘッドの上に中通し式のオモリを付ける仕掛けです。スリップショットリグと違う点は、オモリの材質が鉛と樹脂でできているため、水に沈みにくいのが特徴です。そのため、ジグヘッドよりも飛距離をだすことができスリップショットリグよりも沈みを遅くすることができます。ただし、中通し式のオモリのため位置が動くので、風の強い日あどはラインが絡まりやすくなることがあります。

フロートリグ

ジグヘッドの上にウキ(フロート)を取り付けた仕掛けです。ウキと言ってもある程度の重さがあるので、ジグヘッド単体よりも飛距離を出すことができます。この仕掛けの特徴は、ウキを使うことで一定の水深にワームを固定できることです。アジが海底付近にいる場合は、海底にワームを固定させて狙うことができます。

アジング仕掛けを使った釣り方

仕掛けがわかったところで、実際に釣る場合にはどのように釣ればよいのでしょうか。アジの場合は日中と夜間で泳いでいる場所が違うため、それぞれに合った釣り方を覚えることが必要です。ここでは夜間と日中の釣り方の違いをご紹介します。

夜釣りの場合は海面をただ巻き

夜のアジングでは、漁港の常夜灯の周辺に集まるプランクトンや小魚を食べにくる場合が多いです。その時のアジは水面付近に泳いでいることが多いので、ジグ単の仕掛けを使い、キャスト後水面に着いたと同時に一定のスピードでリールを巻くただ巻きをします。変にアクションを付けるとアジが驚いて逃げてしまう可能性があるので、常に一定で巻くことが大切です。

日中では、アジの棚を見つけフォールさせる

日中のアジを狙う場合は泳いでいる棚を探すところから始めます。アジは、海面から海底に沈んでくるエサに強く反応するので、仕掛けをキャストしたら海底付近まで沈めます。海底までついたら仕掛けをしゃくりあげ、再度海底まで沈めます。そうやって仕掛けを何度が沈めてアジが食いつくのを狙います。

アジングの時期(シーズン)・時間帯はいつか?

アジは1年中釣ることができる魚です。しかし、季節によって釣れるサイズが変わってくると言われています。アジングの旬はいつなのでしょうか。アジングを楽しむためにもアジの釣れる季節、時間帯を確認していきましょう。

大型を釣るなら冬

水温が低下する冬は小型のアジの動きが鈍くなってきます。その一方で、大型のアジは比較的活動的なため、大型を狙うには良いシーズンになります。冬場のアジは水の暖かい深場に潜ってしまうため、深いレンジを攻めることが増えるので、ゲーム性が高く上級者向けの時期と言えます。

サイズは小さいが数釣りなら夏

夏は、小型のアジが多くなります。活動的でエサにもよく食いつくので、初心者が釣りやすい時期になります。しかし、夏場は豆アジを狙ったサビキのシーズンでもあるので、釣り場にはファミリーが増えるため、ルアー釣りは少々居心地が悪くなるかもしれません。

春は産卵期までは大型が狙えるチャンス

春はアジの産卵期を控えているため、難易度が高いと言われています。産卵期までは大型のアジが良く食べ良く動いているため釣れやすいのですが、産卵中になるとエサをほとんど食べなくなるので、釣れにくくなります。そのため、春は釣り場の情報収集が欠かさずチェックすることが大切です。

秋はアジングのハイシーズン

秋になると、イワシなどの小魚が沿岸によって来るので、夏に小型だったアジは豊富なエサで良い型に成長します。また、水温も落ち着いてくるのでアジの動きが活発になり、ルアーにも食いつきやすくなります。釣りをするにも良い気候なので、秋はアジングに最も適した時期になります。

日中よりも夜が釣りやすい

アジングは日中よりも、夜間の方が適しています。なぜなら、日中のアジは外敵から身を守るために深場にいることが多く、また回遊をしているのでポイントを絞りにくいからです。夜は漁港の常夜灯に集まるプランクトンや小魚を食べに来ることが多いので、その周辺にポイントを絞ることができ効率が良くなります。

初心者でも釣れる釣り場とポイント

いくらタックルと仕掛けが良くても、アジのいない場所で釣り上げることができません。アジを釣るためにはいる場所をしっかりと抑えることが大切です。ここではアジがどのような場所にいるのか、狙うポイントはどこなのかをまとめました。

最も釣れやすいのは漁港内の常夜灯周辺

初心者でもアジが最も釣れやすいのが漁港内の常夜灯周辺です。時間帯は夜間になりますが、日中回遊していたアジが夜になると漁港内に集まってきます。漁港内にある常夜灯に集まっているプランクトンや小魚を食べにくるからです。常夜灯に集まるアジは海面を泳いでいることが多いので、棚を探す必要もないので狙いやすいです。

漁港内の船の通り道

漁港内にはミオ筋と呼ばれる船の通り道があります。ミオ筋は船が座礁しないように他の場所より海底が深くなっています。アジはそのミオ筋を回遊場所にすることが多いので、日中アジを狙う場合はこのミオ筋に仕掛けを落とすと釣れやすいと言われています。

初心者が釣れないときのポイントとコツ

ここまで頑張ったけど、なかなかアジを釣ることができなかった方もいらっしゃると思います。相手も生き物です。必ず釣れるとは限りませんが、ちょっとしたコツで釣果が上がる場合があります。ここでは釣果を上げるためのコツとポイントをご紹介します。

ワームのサイズを大きくする

食いつきが悪い、場合ワームのサイズを小さくしてしまいがちですが、逆にサイズを大きくすることで釣れる場合があります。ワームのサイズが小さいとアジが気付かない可能性があります。サイズを大きくすることでアピールにつながりアジの食いつきがよくなる場合があります。

棚を意識する

釣れない原因のひとつに棚が違っている場合があります。日中のアジは回遊しているので、棚も時間帯によって変わってきます。その場合は、仕掛けが水面についたら数字をカウントし少しづつ仕掛けを落とす棚を深くしていくことでアジの棚を探ることができます。棚が合えばアジが食いつきやすくなります。

まとめ

アジングで必要なポイントをお伝えしました。アジは比較的簡単に釣ることができると言われていますが、実は奥の深くもあります。しっかりと知識をいれることで釣り場に応じて仕掛けや釣り方を変えることができれば釣果はぐっと上がると思います。また、アジは釣るのも楽しいですが、食べてもおいしい魚なのも魅力の一つです。