足の部分を二つに分けて、それぞれに縛ります。縛り終わりましたら、足の余分に長い所は切り落としてしまって構いません。最後に、腕との間をX字に縛れば完成です。X字に縛るのはなくても腕が外れる可能性は低いのですが、胴体と腕が直角のままを保つためにも、X字に縛るほうが良いです。
作り方③藁がない場合の代用品
藁で作ってこその藁人形、とは言え藁はどこから手に入れればいいのかと言うと困る方も多いでしょう。園芸用品として売ってることもありますが、藁が手に入らない方のために、代用品についても上げておきます。
まず近い素材という意味ではススキなどの真っ直ぐな草です。自然が身近にない方は、荷物梱包用の紙紐でもそれらしくなります。基本的には細長く、束に出来るものであれば代替え品にはなります。あまり柔らかすぎると、人形の形にしたときに手足が真っ直ぐになりませんので、少しだけご注意下さい。
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藁人形で呪う方法
次は呪いの方法についてです。ですが、やり方が分かったからと言って安易に実行してはいけません。効果があるかどうか試したいと思っても、少し待って、この記事を最後まで読んで下さい。呪う方にリスクがないなんて都合の良い話はないのですから。
藁人形の準備
前項で「藁人形の作り方」の通り、自分で人形を作ってしまえば、藁人形の準備は終わり、ではありません。呪いに使う場合には、この藁人形に対象の髪の毛を埋め込む必要があります。それを行うまではただの人形に過ぎません。
人形、ヒトガタとも言われる人の姿を模したものは、古くから人に繋がるものとして用いられてきました。髪を埋め込むことで、相手との繋がりを作る助けにするのです。でも、本当に髪を埋め込んでしまっていいのでしょうか。その髪は本当に正しいですか、別人の髪ではありませんか。ただの人形が、呪いの人形になるのです。くれぐれも慎重に。
丑の刻参りに必要なもの
藁人形の他には、五寸釘、金槌(木槌でも構いません)、相手の写真を使います。更に身に着けるものとして、白装束、鏡(首から下げます)、一本歯の下駄や、ロウソク(頭につける)が必要です。
頭につけるロウソクは五徳という鍋を乗せるための器具を逆さにして頭に被り、そこにロウソクを取り付けます。最近では五徳が珍しくなったからでしょうか。ハチマキで頭にロウソクを固定する方法も最近では多く見られるようになりました。
丑の刻参りの手順
その手順は以下の通りです。この手順で深夜に儀式をするのですが、7日間続ける必要があります。また、儀式に出掛けてから帰ってくるまでの間に誰にも見られてはいけません。そして、帰り道で後ろを振り返ってもいけないといいます。
- 体を清めて、白装束を身につけます
- 丑三つ時(午前1時から3時)に神社へ参ります
- 御神木の東北(鬼門)側に藁人形をセットします
- 藁人形の胸に相手の写真を張り付け、気持ちを込めてクギを打ちます
- 以上を7日間繰り返します。
藁人形で呪うことは罪なのか?
藁人形に関する事件は、現代社会でも度々報道されています。この時代に呪いの儀式をしようというだけでも奇異にみられるかもしれませんが、それでも実在するのです。では報道されるということは呪いの儀式は罪として裁かれるのでしょうか。