グンマーとは
パッと見、この帝国について知らない方は、グンマーと言っても何の事だかわからない方もいらっしゃるかと思います。グンマー=群馬です。なぜグンマーと呼ばれているのか、なぜそこまで群馬が話題になっているのか、その秘密を探っていきます!
群馬県のネタ的な表現
日本列島の関東方面に位置する、独裁国家と言われています。場所は埼玉県の北側にあります。群馬県の事を蔑称として『グンマー』と呼んでいるのです。語呂の響きはそのままですが、文字にすると不思議とどこかの国の名前のように見えます。
正式には「グンマー帝国」
群馬といえば、と言われるとイメージするのが、「ド田舎」や、「何もない」そんなイメージをしてしまいます。ですがそんなイメージを逆手に「未開の地」と捉え、あらゆる可能性を秘めていることから、グンマーと名付けられました。正式には『グンマー帝国』です。
「グンマー帝国」とは
さて、グンマー帝国が群馬県ということは判明しましたが、実際どういうネタで親しまれているのか、みんなで創りあげられた帝国はどのような国なのか、おもしろいネタにどっぷり浸かってみましょう。
文明とかけ離れた未開の地
謎多き帝国としてこのグンマー帝国の民族はほとんどが裸で暮らしていたり、食料調達には狩りをして自給自足をしている、等、文明とかけ離れたイメージを持たれています。また、一説によれば軍事機密を抱える危険地帯として存在しているとのことです。
興味本位で近づくと危険?
興味本位で調べてみると「不思議なチカラに触れて死ぬ」と言われています。安易に近づこうとすると不思議なチカラによって死んでしまうというジンクスがあります。「何かちょっと気になるな」と軽い気持ちで近づくと命に危険が及ぶとされています。
グンマー帝国の元ネタは?
そもそもなにが発端で面白い帝国説が広がるようになったのでしょうか。これほどまでに有名になったのですから、きっとインパクトがある元ネタに違いない!ネタの発信源は、ネット掲示板で有名な2ちゃんねるで上げられた記事でした!
2ちゃんねるの記事
ある夜中に警察に職質された人のエピソードが発端となりました。グンマとミャンマーを聞き間違えられたことが『グンマー』のネタ発祥源となっています。まさかここまで有名になり、発展されるとは思いもしないです!誰が発信したのか、定かにはされていませんが、ユーモアあふれるエピソードです。
エピソード
夜中に町をプラプラしてたら警察に捕まった。
パトカーが俺のそばに止まって警官が2人出てきて俺を囲んだ。
警「ドゥーユーハヴパスポート?」
俺「ノー」
すかさず確保される俺。
警「ニホンゴワカル?」
俺「はい」
警「どこから来たの?」
俺「…ぐんま」
警「ミャンマー?」
俺「ぐんま」
警「グンマーね。ビザは持ってるの?」
俺「持ってないです」
警「はい、じゃあパトカー乗って」ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引用:「インターネット界における群馬県の扱われ方が酷い (一部抜粋)| ニュース2ちゃんねる」
「ミャンマー」と同じ発音が正式
2ちゃんねるの警官による職質エピソードの内容より、「ミャンマー」と同じアクセントで「グンマー」と発音します。もしグンマー帝国に入国する際には正しい発音で、イントネーションに気を付けます。
グンマー帝国の代表的なネタ①荒唐無稽系
あまりにネタを面白くさせようとしすぎて事実とかけ離れてしまい、それがまた笑いを誘うようなネタが話題です。画像もきれいにコラージュされてSNS上でたくさん出回っていて、信じてしまいそうになります。あなたもグンマーネタにハマること間違いなし!
埼玉県境から車で20時間かかる県庁
こちらグンマー帝国には帝国として民族を統治できるように、群馬県県庁と呼ばれる県庁がしっかり存在します。実際は地上33階建ての立派な建築で展望台よりグンマー帝国を見渡す事ができます。この県庁は今日までグンマーの平和を見守ってきました。場所は埼玉県から車から翔んで20時間程と言われています。
成人式がすごい
はるか昔1000年前よりここの帝国のハタチの儀式は発祥しました。古代グンマー帝国時代です。度胸試しとして、高台に登り、足にツタで編んだお手製のロープを括り付けてジャンプします。この儀式を遂げることで立派な成人と見なされます。実際にバヌアツという共和国で成人の儀式として行っており、同じくグンマーでも儀式を採用する事になったとのこと。
「不思議な力で死ぬ事になる」
冒頭でも述べましたが、興味本位で近づくと危険です。呪われた帝国、とも噂されており、何が原因で死んでしまうのか誰も知らず、謎が多いこの帝国ですが、グンマー民族によると、女性からのプロポーズを断った場合や、勝負に勝てなかった場合、デートのお誘いを断った場合、等関係しているとのことです。
他にも、心霊スポットとして有名な武尊神社がこの帝国に存在します。不思議な力、実は霊も関係しているかもしれません。
「フェンスの外はグンマ」
新潟県側にあるフェンスに立っている看板のことを指します。謎と危険が多き帝国であるグンマーに対して警戒心を抱く他県です。ネタとして画像が加工され、有名なグンマー人気ネタの一つです。この看板を見ればもちろん足を踏み入れられないです。また、出来るだけ近づかないよう警戒してしまいます!10年前からこの写真が出回っているとのことで、驚きです。
グンマー警察
槍や、斧など、完全武装で帝国を命がけで守る警察部隊がここにあります。今日も国をしっかり守っています。他県からの密入国や、攻撃に立ち向かう最強集団と呼ばれています。不法に国境を越えて来る者は許してくれません。捕まったら最後です!命の保証はありませんので、気を付けましょう。
アメリカも恐れるグンマー
ここの民族は死を恐れません。闘い魂の血を濃く継がれている彼らにとって、戦争は怖くはありません。敵が攻めてきた場合は容赦なく攻撃します。アメリカも帝国へ攻め込んできましたが、彼らの威圧的なオーラを恐れて諦めたという説があります。グンマーを敵に回してはいけない事が良くわかります。
ミステリアスな古代遺跡
まだまだ知られていない、謎が解明されていない歴史があり、こちらの遺跡もはるか昔に民族の手によって創りあげられたとされています。今も尚、古代遺跡は大事にされ、帝国の歴史を物語ります。実は他にもたくさんの遺跡が知らないところで眠っているとの噂もあります。解明に期待が寄せられます。
グンマー帝国の代表的なネタ②あるある系
ここの帝国ネタについて、以下のネタはあるある系です。聞いた事もある方も多いかと思います!クスッと笑ってしまう内容に仕上がったこのネタさえ知っていればグンマー帝国への入国へ許されるはずです。まずはマスターしましょう。
謎の観光バスぐるりんばす 吾妻号
アガヅマ号と呼ばれる観光バスが存在しています。帝国内にある有名観光名所をぐるりと周って魅力を紹介してくれます。これに乗れば草津温泉など、グンマーの魅力をたっぷりと知る事ができます。元ネタは2011年に特別観光バスとして運行していました。
コンビニ「セーブオン」
グンマーではお店の外に売り物を並べる露店スタイルで商いをしています。そのお店というのがセーブオンです。『いいこと、いいもの、セーブオン』魂で民族から親しまれてきました。この帝国のみで栄えていましたが、現在はすべてローソンに転換してしまいました。元ネタは実際に県民に愛され、実際に存在したセーブオンが由来です。
グンマー族の主食「ヤキマンジュウ」
ここの民族が主食として食べているのが、ヤキマンジュウです!ふっかふかで、まあるく白い物体に、にあまじょっぱいタレがかかっているとのこと。いいにおいが漂ってきて、大人も子供も大好きでこよなく愛するグンマーソウルフードです。ふっかふかな中身は、甘いアンコが入っているものと、入っていないものも。どちらも美味であることに変わりはありません。
カルビーご当地ポテチにも!
なっからうんめぇ~!な焼きまんじゅう味に仕上がりました!1月から数量限定で、付近の8都府県で期間限定発売され、話題となりました。商品開発にあたって、味はネットで募集され、焼きまんじゅう味が採用になり、群馬県庁でも試食会が行われる程本腰を入れた渾身のポテトチップスです。お酒のおつまみとしても人気になりました。
気温が56度
脅威の56度という、夏は未知なるゲキアツな環境の中で暮らす民族ですが、他県にとっては、「あいつらはグンマーだから大丈夫」と心配ないそう。裸で生活しているにしても、50度超えである灼熱の中でも生きられる身体能力は計り知れません。どのようにこの暑さをしのいでいるのか気になるところですが、刺激をせずにそっとしておくのがベストです。
グンマーの国境、毛無峠
国境と言われているのが、『毛無峠』です。野県上高井郡高山村と群馬県吾妻郡嬬恋村を跨ぐこちらの峠は標高が高く、雲海も見える絶景ポイントです!高いだけあって、峠へ繋がる道は5月~10月頃の5カ月の間しか通っていくことができません。天気が良ければよいのですが、グンマーの洗礼を受けた者のみが絶景を観られると言われています。
JRの観光ポスター
「名湯に浸る。たぷっ。」「恵みを食す。うまっ。」「歴史に迫る。すごっ」「旅情を歩く。ぶらっ」「地球を遊ぶ。わおっ」
こちらは、グンマーのJRの駅に貼りだされていたポスターです。実際には群馬県の魅力が伝わる写真だったのですが、面白おかしく帝国用にコラージュされ話題になりました。
群馬国際空港
基本的に空からしか入国が認められていない帝国です。陸から入国しようとすると厳重な警備によって入国できない、もしくは敵だと思われて何が起きるかわかりません。飛行機が飛ぶ為に滑走路は必要な長さ分だけ整備されています。安全な空路からの入国をお勧めします。小型飛行機が運行しているので、そちらに乗り込み、入国しましょう。
群馬県知事大澤正明氏
グンマーの魅力を伝え続け、民族を率いる最高有力者です。年齢等の関係で、今年の夏に新たな若い知事へ世代交代をする予定とされています。八ッ場ダムや大型コンベンション施設の施工など、グンマーの新たな魅力づくりへ貢献しました。民族からも愛され、ふるさとグンマーを発信してきた大澤氏の次なる知事にも乞うご期待です。
リラックスしすぎなグンマー寝釈迦像
みどり市の草木ドライブインというところにレプリカとして寝っ転がっています。こちらの寝釈迦様の表情がなかなかリラックスしすぎ、という事で、見ているとジワジワ笑えてきます。なかなかユーモアあるものを創り出すグンマー帝国です。『釈迦と長寿亀』と名付けられています。なぜ亀かというと、この寝釈迦の下には亀の像があり、下から寝釈迦様を支えているのです!
ご本尊もいらっしゃる
6km先のふもとにはこちらのご本尊があります。江戸時代より存在していたという歴史ある像です。不動岩に寝釈迦像が彫られ、創られました。亡くなった方々の魂を鎮めるため、等様々な説があります。こちらのご本尊を見に行くには、山道なので、時間帯に余裕をもって気を付けていきましょう。
グンマー帝国と言われる群馬県民の反応
これだけ2ちゃんねるからはじまり、SNSで話題となり、画像やグンマーネタとして笑われたり本気でイジられると心配してしまうのが「そこまで言ってしまってスネたりしないか」「怒ったりしないか」と思ってしまうところですが、実際は好反応で、県も公認している程なのです!
意外と好反応
今までは、群馬についてあまりピックアップされることがなかったため、他県や都会の人達から注目を浴び、「グンマー帝国!」とイジられ始め、話題となりましたが、これはこれで意外と嬉しいく感じる県民が多く、好反応を抱いている人も多いとのことです。「なんだよ!」とすねているように見えて実は心の中では嬉しい、と感じるようです。
県公認「群馬探検隊」も誕生
2014年3月4日に、初代仮面ライダーを務めた藤岡弘、さんを隊長として迎えた「群馬探検隊」なるものを発足しました。WEBマンガが作成され、第三話まで配信されましたが、期間限定企画として今ではこのマンガを読み返す事はできません。『グンマーを探せ!』『群馬のルーツを探せ!』『O’Kirikomiを探せ!』の三話を配信し、群馬の魅力を伝えていました!
グンマー一揆
2018年の11月に開催された音楽フェス、『グンマー一揆』をご存知の方も多いかと思います。こちらは2ちゃんねるからはじまり、SNSで散々イジられてきたグンマーが、「もう我慢できない!一揆じゃー!」と反発して開催されたフェスです!フェスというよりも「お祭り」をコンセプトに開催されました!一揆という発想がまた面白いです。