【閲覧注意】藁人形で人を呪えるのか?作り方や効果、呪いの方法を紹介

藁人形に関する事件

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呪いの儀式自体が罪になることはなくても、事件が起こり、その中で藁人形が用いられる事例があります。なぜ彼らは藁人形を用いたのか、どんな気持ちが込められていたのか、当事者ではないため推測することしか出来ません。ここでは事件の概略を述べるだけに留めたいと思います。

事件①小学生を標的にした脅迫事件

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子供の遊ぶ声がうるさいと、怨嗟の言葉を公園のベンチ等に落書き、それがエスカレートして11カ所の公園、約30件という広い範囲への落書きが行われました。さらには女児の自転車にはサドルに脅迫文が、そして歩道橋にも脅迫文をつけた藁人形をつるす行動。この歩道橋の件が防犯カメラに記録されており、逮捕につながったという事件です。

事件②高校生による殺人事件

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高校生が同級生を待ち伏せ、牛刀で殺害したという事件です。高校生は二本の牛刀を用意していたらしく、殺害現場には血がついていない牛刀も残っていました。そして、同じ現場に残された30センチの藁人形。過去に出した脅迫文もあり、憧れていた相手だとか、片思い相手だとか、憶測されてはいますが真実は不明です。

危険!?藁人形よりも強い呪術

呪いと藁人形の関係は、日本人にとっては馴染み深いものですが、呪いとはそれだけではありません。丑の刻参りとはまったく別の呪いもあります。言霊、怨霊、陰陽師、創作の物語でもよく用いられる数々の呪術、その一つについてご説明します。

宮古島に伝わる「ザア」

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「ザア」とは呪いの儀式をもって女性が変化する化け物です。妖怪の一つとも数えられる「ザア」は、失恋した女性が相手の男を恨み、儀式を行って丑三つ時に自らを「ザア」と化す。「ザア」に恨まれた男性は病にかかり、やせ細って死ぬのだといいます。

呪いのビジネス

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呪いとは必ずしも自分で行わなければならないものでもありません。感覚的には恨んでいる本人が行ったほうが効果がありそうに思えますが、古来から仕事として呪いを扱っている人々が存在するのも事実です。

呪術師

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アフリカや中東の一部地域では今も呪術師という職業が存在します。呪うことが専門、というわけではなく、占いや民間医療の担い手として地域に根付いた仕事をしています。ただし、恐ろしい話が皆無でもありません。ポーションと呼ばれる薬の材料に、アルビノ(先天性白皮症)の体が使われるとして、材料に攫われる人が居るのだと聞きます。

代行業

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日本にも呪いのビジネスが存在します。それが呪い代行です。見るからに怪しい呪い代行ですが、ネットで検索するだけでも意外に数が見つかります。ものが呪いなだけに詐欺の場合もあるようですが、詳しい記事を紹介しておきますので興味ある方はご覧になって下さい。

呪う相手はリスクを背負う価値はありますか?

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呪いとは恐ろしいものです。それは呪う側であっても呪われる側であっても変わりありません。前項の「ザア」のように先に自分が人の身を失い、その後で相手を呪うようなリスクの高い方法、それが呪いの持つ側面なのです。それは、丑の刻参りのように、自分の身を損ねないように見える呪いでも変わりません。

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