魚の血抜き方法を徹底解説!動画を交えて手順ごとのポイントを紹介!

また、血がにじんでしまったり、身が傷ついたりすることで身に生臭さが残ってしまったりするため、気絶させた状態できちんとした処理をすることがより美味しく食べるために必要な作業と言われてします。

よく網で穫れた魚より釣ったものの方が美味しいと言われる理由も、他の魚がたくさんいる網の中で暴れてしまい、上記のような現象が起きるのが原因なこともあるようです。

血抜きは魚が死んでしまうとできない!

必ず魚が息をしている時でなければこの処理はできません。心臓のポンプ機能で血の循環が止まってしまってからは血がうまく抜けずエラや内臓に生息していた微生物が繁殖していきます。

特に栄養成分が多い血に進んでいき全身へ駆け巡ります。死んでしまってからは意味がないので、それらを避けるために、必ず魚を釣り上げた時に血を抜く作業を行うようにしましょう。

神経締め、活き締め、血抜きの違いについてこちらの記事でも説明しているのでご参考ください。

魚の血抜き方法の基本的な作業の流れは?

いざどのようにして行うのでしょうか。基本的な作業を動画を交えてご紹介します。少し手間ですが、この作業をするだけでいつもより美味しい魚を味わうことができます!

血抜きの動画を参考に!

全体の工程としては脳死させてから、魚のえら部分を切り、神経締めをし、水の入ったバケツに入れ、放血させます。何度も水は交換し、血が混じらないようになったら処理は完了です。

慣れない方にとってはとてもグロテスクな作業ですが、こうすることで、さらに鮮度を保ったまま持ち帰ることができます。

魚の血抜き方法の手順ごとのポイントを解説!

では、いざ詳しい手順についてご紹介します。先ほど掲載した動画をもとに、神経締めから、魚の血を抜く方法、冷やし方など、5つのポイントに分けて解説していくので、真似をして最高の状態で魚を持ち帰りましょう。

魚の血抜き方法のポイント:その①気絶させる

一番最初の作業として、脳天を突き気絶した状態で処理を行うようにすることで、魚がストレスを感じることも、暴れることがなく簡単にその後の処理を行うことができます。

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