ポッパーとは
大きな口が前方にあり、アクションを伝えると大きな口に含まれた空気が水面で破裂音をあげて「ポコン」と音を出すのです。空気の玉が水面で破裂する際の音と同じで釣り場でそれを鳴らせられるのがポッパーなのです。水に浮かせた際の角度で「ポコン」という破裂音と「パシャッ」と水しぶきをあげやすくしたりなど変化をつけることが可能です。
ポッパーはルアーの一種
トップウォーターと呼ばれるルアーの種類に含まれます。雨などの気候の変化によって虫が低い位置を飛んだりするようになるとそれを狙った魚が水面に集まってくるのです。
そこへやってくるのがブラックバスです。バスが意識して水面を探ってきた時にポッパーを魚と見間違えてバイトさせるのです。ロッドアクションも速めにすると、カップ部分が空気に捉えきれなくなり水しぶきを上げることもできます。
ポッパーの形状
ポッパーの見た目は小魚のようなデザインと形状です。比較的にポッパー全体で見て派手なデザインのものが多く、魚にもアピール力がありますが、アングラー達にも持っているだけでインパクトがあるデザインで買い揃えたいと思いたくなるようなユーモラスなデザインのポッパーが数多くラインナップされています。
ポッパーの使い方
水面に落ちて逃げ惑う虫を演じたり、小魚を演出するのにポッパーは適しており使い方が肝になってきます。大まかに分けて3種類の方法に分けられます。
細かく動かすことで水中に微細な水泡を出すポップと、水を大きく前方に飛ばすスプラッシュ、ペンシルベイトのようなルアーアクションになるドッグウオークとなります。
使い方①ポップ
ポッパーの動きを細かくすることで水の中に小さい泡を無数に作り出すことができて、青物の魚はこの泡を好むので下面から急に喰いついてくることもよく起こります。
ロッドの操作方法としては大きく動かすのではなくて細かく「チョンチョン」といった風にアクションさせます。ちなみにポッパーも多種類ありただ巻きするだけでポップアクションを起こせるものも販売されています。
使い方②スプラッシュ
アクションを起こす方法として、ロッドを強めに煽るとカップが強めに振った分、水を多く前方へ飛ばすことができます。小魚から逃げているように見せたりして、ブラックバスが活発に動いていない停滞期にインパクトを与えたい時、効果的なポッパーの使用方法です。また、ボイル発生時にも有効な方法と言われています。
使い方③ドッグウォーク
チョンチョンとロッド先端を動かすことで、首振りアクションをポッパーに与える方法です。やり方としてはペンシルベイトと同じですね。異なることはサウンド音です。
「コポコポ」となるサウンドに加え泡を発生させることでブラックバスに猛烈アピールすることができます。スプラッシュとの併用もいいですよね。ポーズさせて喰わせのタイミングを作ってあげると釣果が一段と増します。
ポッパーがブラックバスが釣れる時期とは?
ブラックバスが釣れる時期はルアーそれぞれ僅かながら差はありますが、6月から10月の水温18度以上となりやすい時が時期と呼ばれています。特に高温期(7月から9月)ではポッパーの最盛期と呼んでもいいでしょう。
初チャレンジを考えているのならサマーシーズンに夕まずめ時や夜明け時がおススメです。その他の時期でも6月頃のアフタースポーン時期にもヒットしやすいですし、時期に関係なく試してみてもいいですね。
ポッパーのおすすめ15選をご紹介
ポッパーは多種類のメーカーから様々なルアーが販売されています。トップウォーターでコポコポという音を立てたり水しぶきをあげたりとロッドテクニック次第で色々と演じたりすることができます。今回は、そんな中でも初めての方にもおススメしたいポッパーも含めて15個を紹介していきます。