キャンプの快適睡眠のために!インナーシュラフとは?
そもそもこのアイテム名すら知らなかったと人もいるでしょう。どのようなタイプの製品を表すのか。どういった特徴があるのかを知ることから始めていきましょう。
インナーシュラフはシュラフの内側に入れるシーツ
そもそもこのアイテムは、インナーというだけあり、シュラフの内側に入れるシーツの役割を果たすアイテムです。通常シーツの役割といえば、寝ている間の汗や皮脂が布団に付着するのを防ぐ効果を持っています。
その効果をこのアイテムも持っていることになります。また、当然寒い時期であれば布団と同様に何枚か重ねてかぶせれば体は暖かい物。同じようにこのアイテムもあるだけでより暖を取れる効果を持っています。
簡単な毛布の役割を果たしてくれるというわけです。もちろん寝袋だけでも快適に寝ることは可能ですが、寒さは寝心地に係ります。また、使い続ければ汗などの匂いや汚れが付着するもの。
これを未然に防ぎ快適に睡眠に入るために一役買ってくれるアイテムがこのアイテムなのです。あまり必要ではないのではと感じていた人も、この情報であった方がより便利なのだと感じることができたでしょう。
インナーシュラフの役割とメリット
どんなアイテムなのか、その役割も含めて大まかな内容は把握できたと思いますが、しかしこのアイテムがあることでどんなメリットがあるのかはまだまだ分からないことも多いはずです。そこでメリットについても紹介していきましょう。
シュラフに汗や汚れが付くのを抑える
先述したように寝袋側につく汚れを防ぐことができます。人間は寝ている間にも汗をかきますが、それが寝袋側に気づかないうちについているものなのです。皮脂などの汚れであれば、使用頻度によってはかなり付着します。
さらに、これらの汚れは付着して放置しておくと匂いの原因にもなります。嫌なにおいをまといながらテント内で寝るのは思っている以上に苦痛な物。快適なアウトドアのためにもこれらを防ぐために必要なアイテムなのです。
汚れが防げればよりメンテナンスや掃除も簡単になります。汚れが原因になっての劣化も防げますし、寝袋の方の寿命も延びればより安心して使用できるというものです。
重ねることで冬の寒い時に保温性アップ
寝袋と共に重ねて使用することで寒さをしのぐ大切な役割を果たすことも大きなポイントです。重ね着使用で、普段の布団と同様に保温性能が大幅アップします。少し寒い程度であれば寝袋の身で耐えられますが、冬場の寒さはなかなかに厳しい物。
また、夜になると冷え込む地域もあります。そんなところであれば、重ねて調整できるアイテムの存在は非常に有用です。本製品であれば保温性能もアップで手軽に使えるので、大きなメリットをもたらしてくれます。
暑い時期はインナーシュラフ単体で使える
この焚いて無単体で使えると思ってもいない人が多いかもしれませんが、実はこのアイテム単体で使える優れもの。夏の暑いい時期であれば寝袋で寝るには熱い夜もあるでしょう。そんな時に、このアイテムの出番です。
生地は薄手のもので暑さを感じることはなく、寝苦しさも取り除くことができるでしょう。サイズを選べば、キッズサイズなどもあるので家族全員で快適な空間で寝ることも十分実現可能です。
山小屋や旅先の寝具が気になる時にも
旅行先も含めて、備え付けの寝具が不衛生と感じたことのある人は多いでしょう。そんな時にもこのアイテムは非常に有用で大活躍見込めます。寝具をしたくない場合、とはいえ寝ないわけにもいきません。
季節によっては寒さもありますし、そのまま横なっては体も痛くて寝るに寝れないでしょう。しかし、そんな時にこのアイテムさえあれば、簡易的とはいえ何もないよりはずっと楽に寝ることがで見ます。
どうしても備え付けの寝具が気になって使用できないと感じる時には、このアイテムで快適に簡易的な寝床を作ることができる点もメリットになります。
インナーシュラフの種類と選び方
色々とメリットがあることが分かりましたが、このアイテムにもいくつかの種類があり、それによって選び方も異なります。まずは種類を把握して適切に選べるようにしていきましょう。
シュラフの形に合わせて選ぶ
沢山種類がある中でも、形状や素材によって大まかに分類されます。中でも形状に関しては、シュラフの形状に合わせて選ぶのがいいでしょう。シュラフにマミー型や封筒型があるように、このアイテムにもその形状のものがあります。
寝袋側がそれぞれどのような形状をしているのかで、それにふさわしい形状を選ぶようにしましょう。また、本アイテムの方にはシーツタイプもあり、こちらはどちらの形状でも使用可能なモデルになります。
素材の違い・機能から選ぶ
形状の次は素材の違いです。素材によっては肌に合う合わないがありますので、素材の違いを把握して適切なものを選ぶのがポイントです。素材にはシルクのような高品質で高級感のあるものから化学繊維まで沢山あります。
肌に合うかどうかというテント同時に、目的に合わせても選んでいきましょう。速乾性の良い物や保温性の高いものと性能が素材にって異なるので注意して選ぶ必要があります。
素材の特徴①コットン
素材一つ一つの特徴を把握していきましょう。まずはコットン製のものです。コットンを使用したものの場合、最も肌触りがよく寝心地もいいといわれます。また、素材の特性上睡眠中の汗などを吸収して乾かしてくれ快適な寝心地をいつまでも維持してくれます。
さらに、その汚れが寝袋への付着するのを防ぐ効果も高いです。夏の暑い時期での使用を考えているのであればこの素材がおすすめです。逆に保温性にはあまり長けてはいませんので、他のものと比較して選びましょう。
素材のシル②シルク
二つ目に紹介する素材がシルクです。高級感ある素材であり、肌の弱い人でも使用しやすいアイテムに仕上がっています。これは、素材が人肌に近いたんぱく質で構成されているからです。
汗をしっかりと吸込みながらも通気性で快適な温度を保ち、保温性能で温度を逃がさず体を包んでくれるので、オールシーズン対応できる一枚になります。
素材の特徴③フリース
三つ目がフリース素材です。この場合、ポリエステルを使用したタイプになり、他の素材比べて伸縮性があるので寝返りを打ちやすい人に向いています。また、起毛効果をもっているため保温性能にも優れています。
汗や皮脂汚れが気になる人にもおすすめの一枚と言えます。他にも吸水性や通気性にも優れているので暑い時期でも使用できる優れものです。
インナーシュラフ使用上の注意
素材や形状に合わせて自分にベストなものが選べるようになったところで選ぶときや使用上の注意点も把握しておきましょう。
全てが単体で使えるわけではない
先述したように暑い時期は単体で使用できる点がメリットと伝えましたが、しかしすべてのアイテムがこの機能を有しているわけではありません。あくまでも一部のアイテムだけが対応できるのです。
これ一枚では快適に眠ることすらもできないものもあるのでもし、これ一枚での使用も考えているのであれば注意して選びましょう。
重ね使用でもしのげる寒さに限界がある
重ねて寒さをしのげるのもこのアイテムのメリットですが、いくら重ねても寒い冬の時期ともなると、しのげる寒さにも限界があります。また、寝袋内の空間が許す限りのスペースしか、当然インナーは使用することができません。
何枚か重ねて使えば寒さも凌げて大丈夫と判断する人も、シュラフの中身である容量を確認した後に、何枚重ねて使用できるのか考慮しておく必要があります。
インナーシュラフおすすめ①KingCamp インナーシーツ
おすすめのアイテムを紹介していきましょう。まず一つ目のおすすめアイテムが、キングキャンプ製品で封筒型の商品になります。こちらはコスパの良さで人気を博している製品で、肌触りと質感に優れた生地が特徴です。
夏の暑い時期に最適なアイテム
吸湿性と通気性も高いので、非常に快適な寝心地を実現してくれます。夏の暑い時期でも快適に休むことができるでしょう。また、相性のいい封筒型シュラフと併用すれば、寒い時期でも十分使用できるアイテムになります。
併用すれば、登山アイテムとしても十分活用できるアイテムとなりますので、登山目的に荷物の余裕がある人はぜひおすすめできる商品です。使用後は丸洗いできる点も、簡単にメンテナンスできて手軽な使用感があり良いです。
商品詳細
- 使用サイズ:180 × 150cm
- 収納サイズ:17 × 28cm
- 重量:600g
- 素材:フリース
インナーシュラフおすすめ②キャプテンスタッグ フリースクッションシュラフ
アウトドア用品で有名なキャプテンスタッグの一品です。保温性の高さと軽量なアイテムなので持ち運びにも便利な一品です。ポリエステルを使用したアイテムなので、肌に触れたときの質感も抜群。
温度調節機能で快適
足元にファスナーを搭載しているので、底を開くことで温度調節をすることが可能です。また、同アイテムを連結させて使える機能もあり、家族利用にもおすすめの一品。
単品での保温性能はもちろんのこと、他にはない温度調節機能を有しているので暑さ寒さの気温の変化に随時対応できるのはうれしいポイントです。
商品詳細
- 使用サイズ:190 × 75cm
- 収納サイズ:40×30×10cm
- 素材:ポリエステル
インナーシュラフおすすめ③ロゴス シルキーインナーシュラフ