どうしても備え付けの寝具が気になって使用できないと感じる時には、このアイテムで快適に簡易的な寝床を作ることができる点もメリットになります。
インナーシュラフの種類と選び方
色々とメリットがあることが分かりましたが、このアイテムにもいくつかの種類があり、それによって選び方も異なります。まずは種類を把握して適切に選べるようにしていきましょう。
シュラフの形に合わせて選ぶ
沢山種類がある中でも、形状や素材によって大まかに分類されます。中でも形状に関しては、シュラフの形状に合わせて選ぶのがいいでしょう。シュラフにマミー型や封筒型があるように、このアイテムにもその形状のものがあります。
寝袋側がそれぞれどのような形状をしているのかで、それにふさわしい形状を選ぶようにしましょう。また、本アイテムの方にはシーツタイプもあり、こちらはどちらの形状でも使用可能なモデルになります。
素材の違い・機能から選ぶ
形状の次は素材の違いです。素材によっては肌に合う合わないがありますので、素材の違いを把握して適切なものを選ぶのがポイントです。素材にはシルクのような高品質で高級感のあるものから化学繊維まで沢山あります。
肌に合うかどうかというテント同時に、目的に合わせても選んでいきましょう。速乾性の良い物や保温性の高いものと性能が素材にって異なるので注意して選ぶ必要があります。
素材の特徴①コットン
素材一つ一つの特徴を把握していきましょう。まずはコットン製のものです。コットンを使用したものの場合、最も肌触りがよく寝心地もいいといわれます。また、素材の特性上睡眠中の汗などを吸収して乾かしてくれ快適な寝心地をいつまでも維持してくれます。
さらに、その汚れが寝袋への付着するのを防ぐ効果も高いです。夏の暑い時期での使用を考えているのであればこの素材がおすすめです。逆に保温性にはあまり長けてはいませんので、他のものと比較して選びましょう。
素材のシル②シルク
二つ目に紹介する素材がシルクです。高級感ある素材であり、肌の弱い人でも使用しやすいアイテムに仕上がっています。これは、素材が人肌に近いたんぱく質で構成されているからです。
汗をしっかりと吸込みながらも通気性で快適な温度を保ち、保温性能で温度を逃がさず体を包んでくれるので、オールシーズン対応できる一枚になります。
素材の特徴③フリース
三つ目がフリース素材です。この場合、ポリエステルを使用したタイプになり、他の素材比べて伸縮性があるので寝返りを打ちやすい人に向いています。また、起毛効果をもっているため保温性能にも優れています。
汗や皮脂汚れが気になる人にもおすすめの一枚と言えます。他にも吸水性や通気性にも優れているので暑い時期でも使用できる優れものです。
インナーシュラフ使用上の注意
素材や形状に合わせて自分にベストなものが選べるようになったところで選ぶときや使用上の注意点も把握しておきましょう。
全てが単体で使えるわけではない
先述したように暑い時期は単体で使用できる点がメリットと伝えましたが、しかしすべてのアイテムがこの機能を有しているわけではありません。あくまでも一部のアイテムだけが対応できるのです。
これ一枚では快適に眠ることすらもできないものもあるのでもし、これ一枚での使用も考えているのであれば注意して選びましょう。
重ね使用でもしのげる寒さに限界がある
重ねて寒さをしのげるのもこのアイテムのメリットですが、いくら重ねても寒い冬の時期ともなると、しのげる寒さにも限界があります。また、寝袋内の空間が許す限りのスペースしか、当然インナーは使用することができません。
何枚か重ねて使えば寒さも凌げて大丈夫と判断する人も、シュラフの中身である容量を確認した後に、何枚重ねて使用できるのか考慮しておく必要があります。