アルビノの美しい人や動物をご紹介|活躍して強く生きる裏には苦悩も

アフリカ系アメリカ人の両親を持つアヴァさんは白い肌、ブロンドの髪、特徴的なアッシュグリーンの瞳を持ち、生まれてすぐにアルビノであることがわかったとされています。8歳のころよりファッション誌などのモデルとしても人々を魅了しています。

アルビノの美しい人④

タンド・ホバさん

現在はモデルとして活動しているタンドさんですが、アルビノという自身の見た目を克服するまでは常に長袖を着用し、人目を気にする生活を送っていたと言います。南アフリカで育ったタンドさんは幸運の証だと見知らぬ人に抱き着かれたり、縁起が悪いと罵られるという差別も経験してきたのです。

そんな中、タンドさんはヨハネスブルグで弁護士として働いており、モデルへの勧誘は幾度となく断りを入れていました。しかし、彼女の心を動かしたのは一人のファッションデザイナーとの出会いや、「アルビノに対する人々の認識を変える」という彼女の性格によるものではないでしょうか。

アルビノの美しい人⑤

ショーン・ロスさん

珍しいアフリカ系アメリカ男性のモデルとして世界が注目を集めており、ダンサーとしても活動されているショーンさは、ニューヨーク ブロンクス区出身です。モデルとして数多くのコレクションへ出演する以外にもビヨンセなど有名歌手のMVにも登場しています。

そんなショーンさんですが、他のアルビノ同様幼い頃にはいじめにも合っていました。しかし、その美貌を武器に今では大きな舞台に立ち、自身が同性愛者であることも公に公言しており、苦しい経験を糧にして今も強く生きる姿を世界に発信し続けています。

アルビノの美しい人⑥

スティーブン・トンプソンさん

アメリカ出身のスティーブンさんはアルビノモデルとして今もなおご活躍されています。透き通る白い肌にプラチナブロンドの髪を持ち、立派な髭も特徴的です。自身のインスタグラムでは日常の一面を数々収められており、堂々たる姿で世界を魅了されています。

アルビノの美しい人⑦

ジョニー・ウィンターさん

ブルースギターリストのジョニーさんはアルビノで生まれ、ギターリストとしての才能を持ち、百万ドルのギターリストとして名を轟かせていました。そんなジョニーさんの生涯を描いたドキュメンタリー映画「ダウン&ダーティー」も公開されており、アルビノとして生きるという事を考えさせられる作品となっています。

アルビノの美しい動物①日本

アルビノとして真っ白な神々しい姿を持つ動物は日本にも生息しています。その浮世離れした見た目から昔ばなしなどにも取り上げられている事の多い動物で、古くから人の目には変わらないアルビノへの特別視があった事も示唆されます。

シロヘビ

「岩国のシロヘビ」として知られている山口県棲息のヘビですが、アオダイショウという種類のヘビのアルビノです。本来は深い緑色をしているアオダイショウですが、高頻度でアルビノが出現するとされ、古くから「神の使い」として大切に扱われてきた歴史もあります。

シロウサギ

日本でも数多くみられるシロウサギも実はアルビノの一種です。ウサギは古くから実験動物として扱われており、アルビノの特徴としての白は結果が見やすいとされ、アルビノ同士での交配が続けられた結果とされています。現在では生物的にも弱い個体が排出されてしまうとし、アルビノ同士での後輩は法律で禁止されています。

弁天ナマズ

琵琶湖や瀬田川といった日本の一部に棲息する固有種であるイワトコナマズは「弁天ナマズ」の呼び名を持ち、全身が黒いイワトコナマズの中でアルビノである、赤や黄色の色をした個体も見つかっている。様々な種でアルビノが確認されていますが、弁天ナマズはアルビノの出現頻度が高い特徴を持っています。

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