堤防先端は2~3人ほどしか入れない狭い場所です。沖方向は、前項でも紹介した数か所と同じく、砂地が多く、根がかりは少なく、釣りやすいです。また、境川河口ではルアーも楽しめいろんな釣りが出来ます。
片瀬漁港(境川の堤防・先端)の釣りのしやすさ
全体が砂地であるので、根がかりはほとんどないので、楽に釣れます。安全な場所なので朝早くの釣りや、夜中の釣りでも、安心して釣りが出来ます。ファミリーには絶好の場所です。河口のため魚も豊富です。
片瀬漁港(境川の堤防・先端)水中の状況
ここは、東プロムナードの対岸になりますが、東プロムナードと同じく、砂地であり遠浅となっております。同じく、根がかりはほとんどなく、子供でも良く釣れ、シタビラメなどの砂地に住む魚が釣れます。
片瀬漁港(境川の堤防・先端)狙い目の魚
堤防先端の橋や桟橋では、シーバス(スズキ)をルアーで釣るのを狙って来る人も多いです。また、砂地の海底のため、根がかりも無くシロギス・シタビラメ・イシモチなどが釣れ、他にヒイラギも良く釣れます。
片瀬漁港(境川の堤防・先端)駐車場
近くの駐車場は、福屋パーキングがおすすめです。営業時間(通常)8:00~22:00(40分)200円、平日最大(土日祝)1500円、22:00~8:00(60分)100円、夜間最大500円(7・8月の最大料金の適用なし)、3ナンバー・1BOXの制限は無しとなっています。神奈川県でのおすすめ釣り場はこちら
Contents
年間の釣れる魚と釣り方は?
片瀬漁港は、釣れる魚の種類が多く、2つの堤防と境川の河口の堤防沿いの広い場所でよく釣れます。釣り方も投げ釣りやかご釣りなど様々な釣り方で釣ることが出来ます。以下に、釣り方と釣れる月、魚の種類をまとめてみましたので参考にして下さい。
魚の種類・釣れる月・釣り方は?
- カサゴ: 年間釣れる(釣り方:へチ・ミャク・ルアー・チョイ投げ・穴釣り)
- メバル: 年間釣れる(釣り方:へチ・ミャク・ルアー・ウキ)
- メジナ: 1~6月(釣り方:へチ・カゴ・サビキ・ウキフカセ)9月~12月(釣り方:へチ・カゴ・サビキ・ウキフカセ)
- シロギス: 1~2月(釣り方:投げ・チョイ投げ)5月~12月(釣り方:投げ・チョイ投げ)
- クロダイ: 5月~8月(釣り方:ウキ・ダンゴ・へチ・カゴ)9月~12月(釣り方:ウキ・ダンゴ・へチ・カゴ)
- アナゴ: 5月~11月(釣り方:投げ・ミャク)
- イワシ: 6月~12月(釣り方:サビキ・カゴ・ウキ)
- カワハギ: 5月~7月(釣り方:へチ・ミャク・投げ・サビキ)9月~12月(釣り方:へチ・ミャク・投げ・サビキ)
- シタビラメ: 6月~12月(釣り方:投げ・チョイ投げ)
- イシモチ: 6月~7月(釣り方:投げ・チョイ投げ)9月~12月(釣り方:投げ・チョイ投げ)
- アジ: 6月~12月(釣り方:サビキ・カゴ・ウキ・へチ・ミャク)
片瀬漁港のアクセス方法は?
片瀬漁港は、湘南江ノ島の目の前にある漁港です。車でも電車でも非常に便利でアクセスがよく、片瀬江ノ島駅近辺の駐車場は、10件以上ありますし、また、境川を挟んだ対岸の堤防の入り口近くにも、7件ほどの駐車場があり非常に便利です。
片瀬漁港のアクセス方法① 車の場合
新東名高速道路・東名高速道路より、新東名高速道路の厚木南インターを降り、真っ直ぐ進むと圏央道につながります。圏央道をそのまま真っ直ぐ行き、新湘南バイパスに入り、南方向に真っ直ぐ行くと、国道134号線につながり、片瀬江ノ島まで行ってもらえれば、片瀬漁港に到着します。
片瀬漁港のアクセス方法②電 車の場合
降りる駅は、片瀬江ノ島駅か、湘南江ノ島駅です。東京方面からは、小田急ロマンスカーを利用すると便利で、直通で60分です。乗換えを利用するなら、小田急江ノ島線で藤沢駅で乗り換えます。JR東海道線なら、藤沢駅か大船駅です。
片瀬漁港で釣りをするなら直売所にも立ち寄ろう!
江ノ島沖から、その日に水揚げされた新鮮な魚を売っていますので、新鮮で美味しい魚ばかりです。第1日曜日には、朝市も行なわれ、魚ばかりでなく野菜も各種取り揃えていて、その日には魚もお得な価格で買うことが出来ます。
片瀬漁港直売所の基本情報は?
片瀬漁港は江ノ島産の鮮魚の直売を行っています。景色もきれいで、青い海や空、晴れた日には富士山もくっきりと見え、絶景が眺められ、景色を見ながらお買い物が楽しめます。犬の散歩やウォーキングにも最適です。魚はすべて天然物で、その日の朝に水揚げされたものばかりです。
直売所の営業内容
- 営業日:月~金、日曜日(定休日土曜日、火曜日は不定休)
- 営業時間:9:00~12:00(売り切れ次第終了)
- 取扱い魚類:サバ,アジ,イワシ,タチウオ,イカ,カマスなど
直売所の朝市
- 開催日:毎月第一日曜日
- 時間:9:00~12:00(売り切れ次第終了)
- 野菜もすべて市内産。大根、白菜、などその日取れた野菜ばかりです。
アクセス
- 電車:小田急線片瀬江ノ島駅から徒歩5分
- 車:国道134語号線より片瀬漁港へ入り漁港駐車場へ止めて下さい
(豆知識)サビキってどんな釣り方?
サビキ釣りとは、餌に似せた疑似餌針を何個か付けて、一番下にまき餌(アミエビ)を入れたカゴを連結させたもので釣る釣り方です。堤防で行うサビキ釣りは、初心者でも簡単にできる釣り方で、生き餌を使って釣る方法ではないので生き餌が苦手な人でも安心です。
サビキでよく釣れる魚は?
比較的よく釣れる魚は、アジ・カワハギ・ホゴ・メバル・サバ・タイ・クロ・チヌなどです。サビキで狙えるおもな魚の代表的なものですが、この他にもたくさん釣れます。また、季節が変わるとその都度違った魚が釣れ楽しめます。
サビキの仕掛けで必要なもの!
- 竿:1.2~1.5号クラスの出来れば5m以上のもの
- リール:2号クラスの道糸が100m程巻けるもの
- 道糸:出来れば2~3号あれば十分
- サビキ:釣具店で購入できる市販品でOK。針の号数は春は5号、秋は7号くらいでよい
- 下カゴ:サビキ釣り用のプラスチック製のものでOK。大きさは中型
- エサ:ジャンボアミ(1人で1日釣るのに1角3㎏あれば十分)
- クーラーボックス:小型クーラーで十分
- 氷:魚を冷やすため
その他のサビキ仕掛け①上カゴ仕掛け
カゴを上に持ってくることで、効率的にアジを引き寄せる仕掛けですが、上のカゴと下のオモリと支点が2つできるので、初心者には、扱いが難しくて非常に絡みやすいです。初心者が最初の扱うには下カゴの仕掛けを選んだ方がいいでしょう。
その他のサビキ仕掛け②遠投サビキ仕掛け
足元では、小型の魚ばかりが釣れてしまうので、沖の大型の魚も狙いたいです。そんな時に使いたいのが、この仕掛けです。サビキ仕掛けの上に、棒ウキを持ってくることで、沖の一定の棚を狙うことが出来ます。ただ、食いがあまい日は、食い込みも悪いので春から秋に向いてる仕掛けです。
その他のサビキ仕掛け③遠投サビキ天秤仕様仕掛け
遠投サビキ仕掛けで、何かわからない大型のあたりががあった時や、いい大きさのアジがいた時など、この仕掛けを使うと大物が狙えます。仕掛けは、下カゴの下に天秤を半田付けし、その先のハリス・針をセットして使います。サビキの詳しい情報はこちら
(豆知識)江ノ島は釣れるの?
片瀬漁港から少し足を伸ばせば、江ノ島があります。夏は海水浴ですごく賑わいますし、江ノ島神社に参拝する人や、釣り場としても有名で、磯釣りや、釣り船で少し沖へ出たりしてファミリーでも十分に楽しめます。
江ノ島へのアクセスは?
車で行くには、山梨県や群馬県方面からは中央道八王子JCTから圏央道を通り、茅ヶ崎海岸ICを降り国道134号線を江ノ島方面へ、静岡県や東京都方面からは、東名高速から厚木ICで降り、国道129号線を平塚方面から国道134号線に入り江ノ島方面へ行きます。
電車で行くには、JRの大船駅から湘南モノレールに乗り、湘南江ノ島駅で降り、徒歩で15分ほどです。他にJR藤沢駅やJR鎌倉駅から、江ノ島電鉄で江ノ島駅で降り、徒歩で15分ほどと、新宿駅から小田急線で片瀬江ノ島駅で降り、徒歩で10分ほどで着きます。
江ノ島の駐車場は?
一番近い江ノ島なぎさ駐車場は、営業時間は、7・8月は6:00~21:00、その他は7:30~21:00、駐車料金は7・8月は最初の2時間は、820円で2時間を超えると30分ごとに280円で、最大2,060円で、その他は、最初の2時間は、620円で2時間を超えると30分ごとに200円で、最大1,540円となっています。
また、江ノ島観光協会駐車場は、24時間営業で、普通車は1時間400円、大型バスは1時間1,000円で、普通車でも全高が2.3m以上は大型車料金となります。普通車は78台止められます。また、夜間江ノ島ゲートが閉まるので、片瀬海岸には帰れませんので注意してください。
江ノ島での釣り場ポイント①松ヶ崎
江ノ島大橋から行くと近いのですが、足場が悪いので、江ノ島の山を越え、児子ヶ淵から磯を歩いて行ってください。クロダイやシーバスがよく釣れます。他に、ウキ釣りはあまり釣れませんが、クロダイが釣れ、投げ釣りは、シロギスやカレイ、ルアーはシーバスがよく釣れます。
江ノ島での釣り場ポイント②大黒の鼻
江ノ島の山を越えて、児子ヶ淵へから松ヶ崎へ行く途中にあります。磯場に大黒(ダイコク)さんの鼻に見える岩場があり、名前が付けられました。大黒の沖にはイワシなどの小魚が多く、ウキを付けたカゴやルアーでメジナやクロダイ・海タナゴを狙う人が多いです。投げ釣りではシロギスを狙うことが出来ます。
江ノ島での釣り場ポイント③大平
江ノ島の裏磯で1番のポイントが大平です。ここは、江ノ島の山を越えて児子ヶ淵に出たところのすぐ近くが大平で、一般の観光客も入ってこられる場所です。釣りをする人のほとんどがカゴ釣りで、サバやイナダ・イワシなどが釣れそれに着いてくる、大物のクロダイも釣れます。また、投げ釣りはシロギスがかなり釣れます。
江ノ島での釣り場ポイント④長磯
江ノ島の表磯の一番奥にある長磯は、白灯台の堤防から窯の口を通り山の方を廻っていきます。表磯の先端が好ポイントですが、狭く3~4人くらいしか入れません。魚は、メバルやカサゴ・アジ・イワシ・イカなどが釣れ真鯛も釣れます。
江ノ島での釣り場ポイント⑤オリンピック公園
江ノ島大橋・弁天橋を渡ったところが江ノ島神社で、参道の右側がオリンピック公園です。公園には、家族連れが楽しめる施設が豊富にあり、トイレや釣りえさ屋さんや江ノ島なぎさ駐車場もあり安心して釣れます。釣り方は、ちょい投げやウキ釣りで少し遠くに投げて釣ったほうがいいです。夕方過ぎの潮が満ちてきた時のイシモチやカレイが狙えます。
片瀬漁港は魅力あふれる釣り場!
片瀬漁港は、長い2つの堤防と境川の河口が寄り添っていて、釣れる魚の種類も豊富ですし、アクセスも電車でも車でも、行きやすいポイントとなっています。鮮魚の直売所もあり、景色も晴れた日は、富士山が見えたりして、釣り人だけに限らず、ファミリーにも十分楽しめて魅力のあるところです。是非一度行ってみてください。