基本的には料金は上記の料金ですが、さらに追加でオプション費用の加算が考えられるケースもあります。例えば、皮などのデリケートな素材の場合、あるいは刺繍などの細かい装飾が施されている場合、追加料金が発生するケースが多いようです。
また、ファーなどが装備してあるものであれば追加1000円程度かかることも少なくないそうです。さらに、お店のオプションもあります。お店によっては一つ一つを丁寧に手洗いで仕上げる方法を選べたりします。
選択制なので追加するかどうかは自由ですが、もし素材に負担を掛けずに汚れを除去したい場合や、高価なダウンで長持ちさせたいと考えているのであれば追加料金はかかりますが、おすすめとされている方法となります。
Contents
ダウンジャケットのクリーニングの流れ
汚れを落としてくれるクリーニングの重要さが分かったところで、預けたらどれくらいの期間と手順でクリーニングが行われていくのかを把握していきましょう。大切なダウンを安心して預けるためにも知っておくべきでしょう。
前処理で頑固な汚れを落とす
まずは汚れの状況を確認後、前処理で頑固な汚れを落としていきます。汚れの状況を確認したら洗い方もほとんど決まるようで、頑固な汚れであればしっかりと除去する方法を選んでくれます。
ドライクリーニングかウェットクリーニングで洗う
次にドライクリーニングかウェットクリーニングで洗っていきます。ウェットクリーニングは通常の水を使用したクリーニングですが、ドライクリーニングは水を使用せず、代わりに石油系の溶剤を使用する方法です。
この溶剤を使用して汚れを落としてい行きます。この方法であれば、水洗い禁止のダウンであっても対応できるわけです。さらに。このクリーニング方ならではのメリットもあります。
それが、羽毛を傷つけないことと、水でぬらさないのでふわふわに仕上がるという点です。こちらの方法は自宅ではできない方法ですので、やはり長く着る上では頼りになる方法でしょう。
しっかり乾燥でふんわり仕上げ
シミや汚れが残っていない場合は最終的に乾燥を行っていきます。専用の乾燥方法を取ってしっかりと乾燥させてくれるので、仕上がりはふんわりとしており、ダウン本来のふんわり感を取り戻してくれるものになります。
ここまでの手順がかかっているからこその費用と期間がかかるわけですが、期間の目安としては、預けてから1週間から2週間の工程がかかると考えておきましょう。
クリーニングに出す頻度
クリーニングに出すといい品質で帰ってくることはわかりましたが、どれくらいの頻度で預けるのがベストなのでしょうか。頻度としては基本的には1年に1度でいいようです。おすすめは4月頃になるようです。
というのも、ダウンを切るほど寒く無い季節ですし、衣替えの季節で沢山の人がクリーニングに出すことからセール価格になる時期でもあります。これに合わせて出せば、比較的安くきれいな状態で保管できるダウンとなります。
ダウンジャケットをクリーニングに出す方法
クリーニングインかかる費用や工程について把握することができましたが、どうやってクリーニングに出せばいいのでしょうか。その方法についても紹介していきましょう。
実店舗へ持込み依頼
基本的にはこの方法が多いと思いますが、実店舗へ持ち込む方法です。自分で持っていき持ち込むことでクリーニングを頼みます。お店がどこにあるのかを探し、近場のお店に持ち込んで依頼することが最も手軽といえるでしょう。
お店によっては持ち込みの割引などもあったりしますので、そういったポイントを調べたうえでお店を選んでみてもいかもしれません。
宅配クリーニングに依頼
宅配クリーニングに依頼する方法もあります。クリーニング店によっては、頼めば宅配で収集してくれるところもあります。これを利用すれば、持ち込む手間もありませんし、宅配サービスは仕上がり後に届けてくれ、家まで持ってきてくれるところもあります。
もちろん、その分費用が追加で取られることはありますが、持ち込む手間や定期的にクリーニングを頼む人にとってはうれしいサービスとなるでしょう。このような二つの方法でお店に頼む方法があります。
ダウンジャケットをクリーニングしてくれる大手店舗
クリーニングしてくれる大手の店舗についても紹介していきましょう。大手の店舗であれば、価格の差も少なく品質もしっかりとしていますので安心して預けることができます。
うさちゃんクリーニング
山口県を拠点として、東日本を中心に出店しているお店です。こちらも大手で出店はエリアがか限られているところはありますが、非常に多くのお店があることで有名です。プレゼントキャンペーンなどイベントも行われているので預ける楽しさもあります。
- 料金:ダウン 1080円
- 公式HP:https://www.usachan.co.jp/
白洋舎
全国的にあるお店で近くのところで頼みたいと考えているのであれば、白洋舎もおすすめです。老舗であり品質や技術はもちろんのこと預ける安心感も高いです。大切なダウンを近くのお店で預けたいと考えているならおすすめです。
- 料金:ダウン 2100円
- 公式HP:http://www.hakuyosha.co.jp/
ホワイト急便
全国的に展開している大手といえばこちらも見逃せないお店です。とにかくエリアが広いので必ず自宅付近でも見つけることができるでしょう。宅配サービスもあるので便利に時間を問わず預けることができます。
- 料金:ダウン 1,060円~(エリアにより変動)
- 公式HP:https://www.white-ex.co.jp/
高級ダウンジャケットクリーニングのおすすめ店
大手のクリーニング店以外にも、高級のお店もあります。ダウンジャケットに関する仕上がりもですが、持っている技術も一品で、高級志向のお店なので紹介していきましょう。
ココロモ
高級ダウンクリーニングとして知られているお店です。ネットから注文でき、遠方からでお頼むことのできるお店になります。洗濯から仕上がりに至るまで、専門の有資格者が行うので仕上がりも非常に高いようです。
- 料金:ダウン 7500円
- 公式HP:https://www.cocoromo-cleaning.com/
ル・サンク
全国で配達、収集を行っている高級感あるお店です。持っている技術も最高のものをもっており、洗濯工房で布団から高級衣料も扱うので仕上がりの品質も一品です。
- 料金:ダウン 7000円~
- 公式HP:https://lecinqlaundry.com/company/
キレイナ
オーダークリーニングで有名なお店です。2019年にリニューアルしたこともありより注目を浴びています。こちらも高級衣料を取り扱うお店で、品質は一級品。長持ちさせたい衣服を丁寧に仕上げてくれます。
- 料金:ダウン 7000円
- 公式HP:https://kileina.jp/
ダウンジャケットの洗濯方法やコーデ術に関する記事はこちら
クリーニングから帰ってきたダウンジャケットの保管方法
クリーニングが終わったら保管に移ると思いますが、保管方法も実はコツがあります。こちらも正確に対応しないと、せっかくきれいに洗濯したのにシーズンを迎える前に痛む原因になりますので注意しましょう。
クリーニングのカバーは外す
クリーニングが仕上がって手元に戻ってくると、多くの場合カバーがしてあると思いますが、このカバーは外して保管しましょう。カバーがあると湿気などがこもる可能性がありますし、隣の衣服と擦れて傷つく可能性があります。
ダウンジャケットをチェック
汚れがないか、またそのほか異常がないかをチェックしましょう。汚れを放置したままにすると、次回シーズンで着用する場合、すでに取れなくなっている可能性があります。汚れが残っていないか最終チェックをしましょう。
不織布をかけて保管
最後に不織布でできたカバーをかけて保管をしましょう。このカバーをかけることで隣の衣服と擦れる場合のクッションの役割を果たします。保管中に痛む心配を和らげるためにもしっかりと対策をしましょう。
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季節終わりはダウンジャケットをクリーニングして気分スッキリ!
大切なダウンジャケットは保管まで徹底して来シーズンも着用できるようにしたいものです。そのためにも、季節の変わり目はしっかりとクリーニングでお手入れをしてやって、気分を新たにしていきましょう。