強度最強のオルブライトノットを使いこなそう!結び方もご紹介!

オルブライトノットの強度、結び方、活用方などをご紹介します。強度は最強と言われているこの結び方ですが、実際にどのように結んで、そのように使えばその力を発揮出来るのかなど、この結び方について色々な角度からご紹介していきたいと思います。

この記事をかいた人

釣りが好きなライターです。 みなさまのお役に立てると嬉しいです。
Array

オルブライトノットは引っ張りに超強い!

この結び方は、引っ張りに非常に強い結び方のひとつと言われています。まずは、この結び方の特徴や、その理由などについて解説していきたいと思います。これらの特徴を押さえておけば、きっちり丈夫な結びにする際にも、きっと役に立つはずです。

糸をたくさん結びつけるから強い

この結び方は、二本の糸をひとつに結びつけるものですが、その特徴としては、引っ張りる力に強いと言うことと、簡単に速い結びが出来ることです。その中でも、引っ張る力に強い理由として糸をたくさん結びつける点があります。このことにより、しっかりと結べる訳です。逆に言うと結び付けが少ないと弱くなってしまうのです。

摩擦に強い

糸をたくさん結びつけることで、二本の糸の設置面が多くなるため、この部分をしっかりと締めることで、設置面の摩擦力が多くなり、すっぽ抜けることなく、しっかりと結びつけることが出来るのです。このことから、糸が引っ張られる釣りで、良く使用せれています。フライフィッシングでは、メジャーな結び方のひとつです。

素早く確実に結べる

この結び方の特徴に、その簡単さがあります。しかし、手間がかからない訳ではないので、多少の練習はもちろん必要ではあります。しかし、それほど時間は掛からずに習得できるでしょう。簡単なため、素早く確実に結べるので、釣りの場面では、とても便利な結び方です。釣り以外にも活用出来る結び方なので、覚えておくと便利です。

オルブライトノットの使い道は様々

この結び方の活躍する場面は、いっぱいありますが、ここでは、釣りの場面に特化して、ご紹介いてみたいと思います。しっかりと強度があって、また、簡単で素早く結べるので、釣りの場面では非常に重宝するでしょう。具体的な例も踏まえて解説しましょう。

岩場で重宝する!

釣りの中に岩場での釣りがあります。この釣りでは、PEラインが岩にこすれたり、根がかりしてしまったりと、何かとラインが切れてしまうことがあります。なので、素早く簡単に結べる方法が必要になってきます。また、岩場から魚を引っ張り上げるため強度もそれなりに必要です。この結び方が重宝される釣りシーンのひとつです。

すぐに結べる!

釣り人のジレンマとして、ラインは速く結びたいけど強度もほしい、両方兼ね備えた結び方はないかと言う物があります。そんな中で、この結び方は完璧とまでは行きませんが、釣り人を満足させてくれるでしょう。すぐに結べて、強い引きにも対応出来るので、あらゆる釣りに活用出来ると思います。

フライフィッシングに使える

昔からフライフィシングにも、この結び方は非常に良く取り入れられています。バッキングラインと言う、リールの下巻きに使うラインと、フライラインを結びつけるために使われています。もちろん、フライに繋ぐラインにも使います。この釣り方の歴史と同じぐらいに実は、この結び方も古くから使われているのです。

オルブライトノットの結び方

肝心なこの結び方について解説いて行きたいと思います。あまり太すぎたり細すぎたりすると、やりにくいので、まずは、練習用に結びやすい糸を用意して試してみてください。二種類の糸の色も変えると、より分かりやすいです。

結び方のポイント①

この結び方の基本は太い糸に細い糸を巻き付けると言うことです。ここを間違えると上手く行かないので、初歩的なことですが注意が必要です。また、焦らずに丁寧に進めて行ってください。細い糸を揃えて巻いていくのもポイントです。

結び方のポイント②

糸を巻き付ける回数ですが、少なすぎるのは、強度の低下の原因になり、すっぽ抜けの危険が出てきます。10回程度巻きつけるのが良いでしょう。巻きつける際に、重ならないように、綺麗に巻いていくのもポイントです。最後に補強をする場合としない場合がありますが、手間で無ければしておいた方がより安心です。

動画でも確認しましょう

画像や動画など合わせて確認しながら、練習をしたみてください。なれれば手早く出来るようになると思います。ポイントを押さえて行って、最後に引っ張って大丈夫なら問題ないと思います。釣り場などで、素早く出来るよう練習しておきましょう。

オルブライトノットを結ぶ時に注意すること

この結び方は、実際にやっていただければ分かると思いますが、思ったより簡単に出来ますし、覚えられると思います。しかし、この結びが本来持っている強度を発揮させるためには、やはりいくつかのポイントをしっかり押さえて結ぶ必要があります。そのポイントをいくつかご紹介いたします。

ゆっくりと確実に結ぼう

この結び方では、ラインを10回程度巻きつけますが、この巻きが均一で密度があり、しっかり締めることが出来た方が、強度が高くなります。ですので、釣りの場面などで焦ってしまうこともありますが、そこは、落ち着いて、ゆっくり確実に結ぶ必要があります。強度のためにも、落ち着いて確実に行きましょう。

綺麗に巻こう

先ほども書きました、ラインを巻く部分ですが、ここの部分が均一になっていないと、緩みが出てしまい、簡単にすっぽ抜けてしまう原因になってしまいます。ですので、しっかり丁寧に巻きつけましょう。見た目にも綺麗に巻くことで、強度は増し、引っかかり軽減出来るので、ここも押さえておきたいポイントになります。

結び目を湿らせよう

結びの強度の関係で、結び目がしっかり締まっていることが重要になります。釣りのラインは、硬いものもあるので、その部分を湿らせることによって、柔らかくして、よりしっかり締めることが出来ます。また、湿らせることによって締める際に起こる摩擦熱を軽減して、ラインの劣化を防ぐ意味合いもあります。

オルブライトノットの使い道は日常生活でも!

この結び方は、釣りだけに使用するわけではありません、他にも日常生活などでも使うことができます。簡単にしっかり結べる特徴を上手につかって、色々な場面で活用してみてはいかがでしょうか。そんな、活用出来る場面をいくつかご紹介していきましょう。

短い糸の時

NEXT 短い糸の時