カワテブクロとは?もはや完全に男性のアレなヒトデの生態や会える水族館も

一度見たら忘れられない、男性のアレにしかみえない衝撃のビジュアルを持つヒトデ、カワテブクロ。よく見てみると可愛いという声も?そんなカワテブクロの生態から飼育方法、カワテブクロに会える水族館までカワテブクロについて徹底解説します!

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もはや男性のアレにしか見えないカワテブクロをご紹介

この記事ではカワテブクロというヒトデについてご紹介していきたいと思います。ぽっちゃりとしていてピンク色にオレンジや赤の模様があり、一見可愛らしくもありますが、ちょっと卑猥な見た目で話題のヒトデです。

モザイク必須?衝撃のビジュアルのカワテブクロとは

カワテブクロは真上から見るとややぽっちゃりとした普通のヒトデです。しかし少し見る角度を変えるとなんと男性器そっくりになり、モザイクが必要とも言われてしまっています。そんなカワテブクロですが、いったいどんな生き物なのでしょうか。

カワテブクロとはヒトデの1種

カワテブクロはヒトデの仲間で、アカヒトデ目コブヒトデ科カワテブクロ属に属する唯一の種類です。インド洋から太平洋の熱帯の広い海域に分布し、浅い海底で海藻や生物の死骸などを食べています。日本では沖縄県などで見られます。最大で約30cm弱にまで成長し、これは大人の両手に乗せてもはみ出るほどのサイズです。

皮手袋に似ているからカワテブクロ

Domas / Pixabay

カワテブクロというユニークな名前は、その太い腕が革の手袋や野球のグローブに似ているため名付けられました。しかしネット上では「ゴム手袋のほうが似ている」「卑猥な見た目にふさわしい名前にすべきでは」などと様々なことが言われています。

外国では意外にファンシーな呼ばれ方

カワテブクロは広く様々な国でみられるため、外国でも様々な呼び方をされています。例えば「Doughboy star」「Cussion Seastar」などがあり、ドーナツのようなお菓子やクッションにたとえられています。意外と可愛らしいですね。

カワテブクロのユニークな生態

カワテブクロは変わった特徴をいくつか持っています。いちばん目立つのは先端に切れ目の入った腕です。その切れ目ゆえに話題になっているわけですが、これはなぜあるのかまだ解明できていないようです。

カワテブクロは固くなる

カワテブクロは実は吹くことでも知られるホラガイなどが天敵で、身に危険を感じると固くなって身を守る性質があります。同じ棘皮動物の仲間であるナマコなども同じような性質がありますが、固くなるというといよいよ卑猥に感じた人もいるかも知れません。

住んでいる地域によって色が違う?

実を言うとカワテブクロは住んでいる海域によって色が違います。フィリピン近海で見られるものは薄いピンク色の体にオレンジや黄色に近い色の模様がありますが、マダガスカル近海のものは模様が濃い赤ではっきりとしています。また、地域によっては茶色っぽい場合もあります。

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