大きな証拠となる遺体を隠ぺいするために、よくドラマや映画などでは土に埋めたり、山に捨てたりする描写がありますが、サイコパスな彼らがとった方法はそんなものではありません。まず頭部を家庭用のストーブでぐつぐつと煮込んだのです。
そしてこの事件の名にもなっているあのキャラクターの人形が偶然にも犯人たちの目につき、その人形の中に被害者女性の頭部を半ば無理やり入れ、その後縫い合わせたというのです。上記の動画に移っているのが実際のもので赤く染みているそれは、被害者の血そのものなのです。
手下二人に命じて遺体を解体
主犯格であり、悪徳グループのリーダーが10代の男性の手下に遺体を解体するように命じたのです。解体する時部下たちは、途中意識を失って失神してしまうなど、強い動揺を感じながら作業していたそうです。
その気を失ってしまうほどの解体方法がどういったものであったかを次に解説させていただきます。死後も無残に扱う彼らの心情は、常人のそれと大きくかけ離れたサイコパスで極悪人であることが分かります。なぜこれほどまでに徹底した人外っぷりなのでしょうか?
浴槽で血抜きと遺体をバラバラに
まず手始めに普通の浴槽で、その遺体の血抜きを行ったそうです。一つ理解して頂きたいのが、人間の体の中には大量の血という液体が入っているのです。それをごく普通の浴槽内で一滴残らず搾り取ったというのです。
魚ではなく人間の血抜きを起こったというのだから想像できませんよね。そしてその後遺体を文字通りバラバラに切り分けていくのです。これらの作業をしていた部下たちが気を失ったり動揺するのは無理ないと言えます。
バラバラの身体は袋詰めにして遺棄
そして最後にはその文字通りバラバラにしたその一つ一つの部位とも呼べるか定かでない、その身体をそれぞれ袋詰めにして遺棄したそうなのです。被害者が生きている間にした行為も、人の道から大きく外れた非道な行為を続けてきましたが、犯人たちは死後もこのように誠に愚かな行為を働いていたのです。
Contents
ハローキティ事件死体発見のきっかけは被害者の霊?事件発覚の不思議な話
何故先ほどのように徹底した隠ぺい作業をしたのにもかかわらず、なぜ死体が発見されたのでしょうか?それが発見された理由は、とてもミステリアスで信じがたいことだったのです。そのことがどういった話なのかこちらの見出しで解説させていただきます。
さきほどから信じがたい犯行の数々を皆さんにご紹介していますが、この死体発見のきっかけとなることもまた別の意味で信じがたいものとなるのです。この事件には本当に驚かされることばかりなのではないでしょうか?
犯人の彼女が女の幽霊の悪夢を見ると訴えだす
部下である10代である男性には13歳の彼女がいました。その彼女がある日を境に悪夢を見るようになったのです。その夢にはとある女の幽霊がでてきたそうで、その幽霊こそあの被害者女性だったのです。
そして驚かされるのが、その夢の中でその幽霊は自分が何者かによって殺害されたこと、そしてその遺体の居場所を訴えかけたのです。そんな非現実的でミステリアスな現象からこの事件が発覚していくことになるのです。
彼女の話を聞いた孤児院の教師が警察に通報
彼女はもともと孤児院で生活していたので、先ほどの悪夢の内容をその施設の教師に話しました。そしてその教師が警察に通報したのです。きっとその時の教師もその悪夢の内容に驚きすかさず通報されたのでしょう。
悪夢の話を素直に本当の話と受け止めたのには、彼女や幽霊の訴えかけがリアルなものだったからなのでしょうか?そしてなぜその夢を見たのか、本当に夢を見たのかは本人しか分かりませんが、何とも不思議な話と言えます。
警察によりアパートの悲惨な現場が発見された
悪夢の中で伝えられた居場所は、あの悲惨な現場そのものの場所をきちんと示していたのです。そして警察により死後1か月余り経過した現場である、血や膿の匂いが散漫したあのアパートの一室が発見されたのです。この時被害者の頭部が入った血まみれのあの人形も見つかったそうです。
警察と言えどそのあまりにショッキングな光景と異質な悪臭に耐えられず、吐き気をも催してしまったことでしょう。それがバイオレンスなシネマムービーではなく現実のモノですから、それを見た衝撃は計り知れないでしょう。
ハローキティ事件の判決と犯人達の現在
この事件も当然裁判にかけられたわけですが、どのような判決が下されたのでしょうか?気になるその判決についてこちらの見出しで記述していきます。皆さんは非道な彼らをしていた彼らにどんな判決を下しますか?
また更にはその犯人たちが今現在どうなっているのかもお話ししていきます。彼らは生きているのであればどのような生活をしているのでしょうか?はたまた死刑となり死んでしまっているのでしょうか?その辺についても記述させていただきます。
殺人罪で起訴。犯人3人は否定、罪の擦り付け合い
まず犯人が逮捕されたいきさつをそれぞれ解説していきます。まず陳文樂は潜伏先で逮捕され、梁偉倫は自首したことにより逮捕され、梁勝祖に至っては逃走先で逮捕されました。逮捕されましたが、彼らが行った陰湿な遺体隠ぺい作業により(頭部をストーブで煮込んだことや血抜き作業等)物的証拠は集まらなかったのです。
しかしながら悪夢を見た犯人の13歳の彼女の発言もあって、罪が確定されました。その後彼ら3人はその後醜い擦り付け合いをしたそうです。是が非でも彼らが行った非道の行為の数々は絶対に許されることではないでしょう。
判決は3人共に終身刑
判決は3人とも終身刑が言い渡されたのです。皆さんの中には死刑ではないと刑が軽すぎるのでは?と疑問が残る方もいるはずですが、実は現地では最高刑が終身刑で死刑はないのです。なので一番重い刑となるわけです。また裁判官はこの時、散々非道な彼らの行為に対して、獰猛で容赦がなく冷酷な禽獣と言い表したそうです。
自首した梁偉倫のみ禁固18年に減刑された
犯行に及んだ3人の極悪な犯人のうち一人である、梁偉倫のみ終身刑ではなく禁固18年に減刑されました。これは彼が自首したということ、そして彼がその犯行当時に言わさせていたという物的証拠がなかったためとされています。
ということはあの人の道を大きく外れた行為をした3人のうち1人はもう刑務所から出てきていることになるのです。ちょっと恐ろしい事実だとは思いませんか?今どこでどのように生活しているかは不明なのです。
ハローキティ事件後の被害者と家族のその後
先ほどの見出しでは犯人たちのその後の事や判決され、どのような刑が言い渡されたかを解説していきましたが、こちらの見出しでは一方の被害者女性とその家族のその後のことについて触れて、お話しさせていただきます。
まだ強制労働させられていたときに妊娠していたあのお腹の中の赤ちゃんは無事に生きているのでしょうか?またどこで暮らしているのでしょうか?そういった事件後の事を詳細に記述させていただきます。
被害者頭部は5年後に家族の元へ
唯一の遺体のカラダの一部である頭部は発見されてから5年後にようやく、家族の元に帰ってきました。なぜそれだけの月日を要したかと言いますと、判決に必要となる証拠がそれのみしかなかったので、裁判が終わるまでは家族の元に還すことができなかったのです。
その後家族の元埋葬されました。誠に遺憾であります。この家族や被害者女性にはご冥福をお祈り申し上げます。どうかこのような卑劣な事件が二度とありませんよう、わたしたちはそう願うばかりなのです。
一人息子はカナダへ移住
あのお腹の中にいた被害者女性の子供は男の子でした。そんな一人息子は事件のあと、悲しみを背負い怒りを覚えながらも、今は違う大陸であるカナダに移住して暮らしているそうです。事件を乗り越えて幸せになってもらいたいものです。
ハローキティ事件の犯人はなぜ猟奇的な犯行が出来たのか?
なぜこれほどまでに猟奇的で人外的な犯行が出来たのか、一般的な感性を持っている我々からしたら想像がつかないのは無理ありません。こちらの見出しではその付きまとう大きな疑問について皆さんと一緒に考えていきます。
唯一分かっていること。それは犯人は計り知れないほどの狂気に満ちていて、私利私欲のためだったら文字通り何でもするサイコパス野郎だということでしょう。それだけでは片づけることはできないのは間違いありません。
犯人の異常なセリフ「よしよし、今俺が着飾ってあげるからさぁ」
このタイトルのようなセリフをあの人形に頭部を詰めているその最中にそう言い放ったそうです。異常といいますかサイコパスといいますか、こんな人がこの地球上に存在する。その事実にちょっと驚きまた悲しく思うのではないでしょうか?
これが何かのホラー映画やバイオレンスな作品のキャラであればまだいいのですが、実際に起きたことであり、実在している人物だということ。世界は広いと言いますか、想像が追いつかない異常な人格と言えます。
複数人だと犯行の残酷さが増す?
世界的に有名な猟奇的事件の数々はもちろん犯人は1人の場合もありますが、複数人での犯行を及ぶ場合も多いらしいのです。どうやらは複数人で犯行に及ぶとその行為がエスカレートして過激さが増すのでは?という見解もあります。
日本でも社会的に問題となっているいじめもこのことが当てはまるのではないでしょうか?このことについては我々日本人として、深く考えていかなくてはならないと言えます。みなさんはどうお考えでしょうか?
ハローキティ事件後の「ハローキティ」への影響は?
その名前になったことや、猟奇的な犯行にも使われてしまい、とばっちりをくらってしまったあのキャラクターへのその後の影響はどうだったのでしょうか?汚名や悪い印象がついてしまったのでしょうか?もう一人の被害者ともいえる世界的に有名なキャラクターの事について解説していきます。
もちろん現地では大きなニュースとなりましたが、当時日本では風評被害を懸念したため報道規制がかかり、地上波のニュースでは取り上げられませんでした。しかしながら多少の悪影響は出てしまっていることは間違いありません。
ハローキティ事件と類似の凄惨な事件・被害者の幽霊が出た事件
今回ご紹介しているこの事件のように世界にはこれと類似していたり、また被害者の幽霊が出たケースがいくつか存在します。そんなケースをいくつか紹介していきますので、是非気になりましたらそちらもご自身で詳しく調べてみてください。
類似事件①「女子高生コンクリート詰め殺人事件」
これはかなり知名度があり、読者の皆さんも名前だけでも知っているのではないでしょうか?日本の東京都足立区で起きた有名な事件で、かなり今回紹介しているものと類似しています。犯行内容もほぼそれに近いもので、最後にはドラム缶の中にコンクリートととも遺棄してしまうというもの。恐ろしいのが犯人が未成年でまだ高校生だったのです。
類似事件②「白暁燕誘拐殺人事件」
こちらも中国で起きた卑劣な事件で犯人が複数人であり被害者も一人の女性でそして犯行内容もかなり類似しています。この被害者は著名人の実の娘ということもあって、センセーショナルな事件と知られているのです。そして死んでしまった理由が過度の報道ということで、マスコミが問題視されたことでも知られているのです。
類似事件③「テリー・チャイルズ」
こちらの事件は犯行内容は大きく異なるのですが、不可解な現象である心霊が夢に現れるという点が同じであるのです。ずっとその悪夢にうなされて最後には、その罪に耐えきれなくなり自首したらしいです。
ハローキティ事件を元にした作品
こちらの見出しでは人の道を大きく外れ、非道かつ猟奇的な今回の事件をもとにして作られた、映画やドラマとなった映像作品をいくつかご紹介していきます。もし気になる方がいたらレンタルなどして試聴してもいいのではないでしょうか?
作品①映画「新・八仙飯店之人肉饅頭」
上記に掲載している作品はそのひとつ前の作品で、こちらも猟奇的な事件をそのままもとにして映画にしています。「新」が付いた作品は今回の事件をもとに作られている映画で、かなりバイオレンスでありグロテスクらしいので、ご覧になる際は心してください。
作品②映画「人肉晩餐会」
こちらの作品はあらすじを読んでいただければわかるように、ほぼこの事件の事と同じ内容なのです。悪夢に霊が出てきて、その霊がある場所を暗示して、そこの場所には実際にあるアパートがありそこには・・・というものらしいです。気になる方はご覧になってもいいかもしれません。
作品③ドラマ「人頭公仔頭」
こちらの作品は実際に現地中国で作られたドラマです。実際のそのストーリーは事件を取り上げられたものです。この作品もかなりショッキングな内容となっていますので、ご試聴の際は覚悟しておきましょう。
ハローキティ事件の被害者は女性とハローキティの二人
今回取り上げたこの事件の全貌がいかに卑劣で無残で猟奇的であるか、皆さんも理解して頂けたのではないでしょうか?その鬼畜な犯行の数々は私たちの想像を絶するものであり、到底同じ人間の成すこととは思えないはずです。被害者女性の事を考えると誠に遺憾であり、感慨深いものがあります。
そして思わぬところで名前が挙がってしまった国民的キャラクターの「ハローキティ」もまた被害に遭ったといえるのではないでしょうか?このような悲惨な事件が二度と起きませんように祈るばかりです。どうかご冥福をお祈り申し上げます。