ハローキティ事件とは?
みなさんはこの事件の事をご存知ですが、その可愛らしいキャラクターの名前が付けられていることとは裏腹に、大変恐ろしく人外的な殺人事件なのです。この事件は香港で起きた最もセンセーショナル(人々の関心や興味をあおるもの)な事件の4位にも選ばれているのです。
そもそもキティちゃんといえばわが日本のサンリオという企業が、世界的に有名なスヌーピーというキャラに負けないくらいのキャラクターを作るといったコンセプトのもと作られたキャラクターなのです。それなのになぜこのキャラクター名前が付けられているのでしょうか?
ハローキティ事件の概要
ここからその気になる恐ろしい事件の概要を少しずつ皆さんにお話ししていきます。その全貌や詳しい詳細までは一気に記述していきませんが、少しずつと言ってもかなりショッキングな話が出てきますので、心していただいてご覧になってください。
文字や文章だけでもその人外じみた内容はよく伝わるはずです、そういった事件や話などに抵抗がある方は、この記事を読まないことをお勧めしますので、問題ないという方だけ読んでいただくようにお願いいたします。
事件は1999年中国で起きた
その残虐な事件はちょうど今から20年前、中国の有名な都市香港にて起こりました。香港と言えば世界的にも歓楽地として有名なところであり、また人口の数も計り知れず、人口密度においては世界トップクラスなのです。
そんな大都市で起きたこともあり、この出来事が強烈に世界に知れ渡ったのかもしれません。ですがあまりご存知のない方も少なくないのではないでしょうか?実は日本ではそのキャラクターのイメージダウンに繋がることを懸念したためか、日本の地上波のニュースでは報道されなかったのです。
当時23歳の女性が監禁・拷問の末殺害
被害者は、年齢は当時23歳の女性だったのです。そしてその女性がどんな目に遭ったかを大雑把に説明させていただくと、ある場所に監禁されて、そして拷問されたのです。これだけ簡潔に説明しただけでもその行為がいかにおぞましいことか想像つくのではないでしょうか?
監禁拷問と聞くと、戦時中や古い時代を連想させるわけですが、それを私欲のためだけに駆使しして犯罪に使うなどということはあまりに非道で人道に外れた行為というわけなのです。全貌をこのあと徐々に明かしていきますが、よりいっそうそれがおぞましいことだと知ることになるはずでしょう。
バラバラ遺体の一部はハローキティ人形に詰められていた
かなりこの見出しの題がインパクトで驚かれたのではないでしょうか?実は被害者である女性は、身体のそれぞれを切り離せられ、バラバラにされていたのです。そしてそれをあの猫を模倣したあの国民的キャラの人形に詰めたというものなのです。
何故この事件にそのようなキュートの代名詞のような名が付けられているか、皆さんもうお気づきですよね。名前だけを聞くとそこまで怖いものではないと感じさせますが、ふたを開けてみるとその卑劣さに強烈な吐き気をおぼえるほどなのです。
ハローキティ事件の犯人とは?
その人の道を大きく外れた非道な罪を犯し、一人の女性を見るも無残に殺めた、外道とも呼べる犯人はどのような人物だったのか、こちらの見出しでご紹介していきます。先ほど解説した概要を聞くだけでも、その人物がまともではないことはわかります。
犯人は一人なのか複数なのか、そして被害者とはどのような接点があり、どういったいきさつがあったかをまとめていきます。極悪人のことなどあまり知りたくないはずですが、この事件について深く知るためにもお話ししていきます。
犯人は3人の男性組
犯人は3人の男性です。それぞれの年齢は10代から30代と幅広いですが、一番年齢が上が主犯とも呼べるリーダーなのです。複数人で一人の女性をターゲットにしてこのような、無残な行為を働くというのは本当に卑劣であります。
この3人がどういった人物であるか、なぜこの被害者女性と接点があったのか、どういったいきさつがあったかをこの後お話ししていきます。一般人のようにごく普通の生活をしていないことはなんとなく想像がつくのではないでしょうか?
主犯の陳文樂率いる悪徳ポン引きグループ
一番年齢が上で尚且つ主犯であり、この事件を企てた極悪人であるリーダーの名を陳文樂といい、その部下や手下として2人の男性もまた犯行に及んだということなのですが、この3人は人をだましてお金をむしり取ったり、いわゆる売春行為をしている悪徳なグループだったのです。
被害者女性を借金完済の為強制的に働かせた
そんなふうにしてだましたり強制的に債務を貸し付けられてしまった一人の女性が被害者となってしまったのです。犯人たちはそんな理不尽で法では認められないような借金を完済するように、強制的に働かせたそうなのです。
犯行に至るまでのいきさつもすでに人の事を人と思っていない、なんとも非道な心の持ち主であることが分かるわけです。自分の私利私欲のためでしたら、他人を道具や物としか見れないそんな寂しい人間が悲しいことにこの地球上に存在するのです。
「ハローキティ事件」の被害者の生い立ち
先ほどの見出しではこの事件の主犯である三人の事について、また被害者との接点やいきさつについて触れていきましたが、今度は被害者である一人の女性についてお話しさせていただきます。はたしてどのような人だったのでしょうか?
被害者がどのような人物であるか知ることによって、より一層心が痛むような事実が見えてくるのではないでしょうか?今一度そのあまりに無残すぎるその被害者女性がどのような人であったか、確認していきましょう。
被害者の名前は樊敏儀さん
その一人の女性は樊敏儀さんという名前でした。このことから中国人であることが把握することができます。もし日本字であったり他国女性が被害者となっていたのなら国を巡っての大問題になったかもしれません。
この事件があったことから、お隣の中国ではその被害者や犯人の名前を見たり、読んだりするとその事件の事を連想させそして思い出してしまうのではないでしょうか?このような無残な出来事は今後ないようにしてほしいものです。
香港のナイトクラブで勤務
借金を返済する前から実は、地元である香港のナイトクラブで働いていたのです。ここに勤めていたのにも後述する、お金が必要である理由があったからかもしれません。そしてだましたのか、何らかの手段で無理やり債務を押し付けたのかは分かりませんが、犯人たちのグループから借金をしてしまいます。
借金をした後はそのありえない利子や金利を課せられ、それを無理やり返済するように強制的に、休む間もなく働かせられていたようです。なんとお腹に子供を宿し妊娠中も過度な労働を強いられてしまっていたそうなのです。この事実も心がいたくなるような話なのです。
病身の祖母との貧しい生活
そもそもこの女性は家族である祖母と二人暮らしだったのです。そしてその祖母は働ける身ではないことはおろか、悲しいことに病気を患ってしまっていて、その医療費や生活費を一人できりもりしないといけなかった事実もあったのです。
そんな辛い背景がある一人の女性をターゲットにし、色々な悪事を散々働いた犯人たちがいかに非道で人の道を外れているかが分かります。なぜこのように弱い立場の人をさらに追い打ちをかけるかのように、私欲のために苦しめるのでしょうか?理解しがたいはずです。
ハローキティ事件のきっかけとは?
この残虐な事件の大きなきっかけとなるのは借金ということは間違いないのですが、なぜ借金をすることになってしまったのでしょうか?そしてそれはどのくらいの金額で会ったのでしょうか?またなぜ犯行に至ったのでしょうか?
きっかけとなる借金についてこちらの見出しで解説していきます。みなさんはくれぐれも借金をする際は私利私欲ではなく、きちんとした目的のために、名の知れた消費者金融から借り入れるようにしましょう。悪徳金融や闇金とは絶対にかかわらないようにしましょう。
被害者は祖母の医療費を稼ぐ為に犯人から借金
先ほどの見出しでも既出させていただきましたが、この被害者女性には親族である祖母がいました。その祖母と二人で生活をしていて、その生活費を一人で切り盛りをしていただけではなく、なんとその祖母が病を患ってしまったのです。
そしてその病気の治療費を稼ぐために、悲しいことにもあの犯人グループから借金をしてしまったのです。つまり私利私欲によるものではなかったのです。やむを得ない理由があったのにもかかわらず、これから犯人たちは彼女を無残な死に追いやることとなるのです。
数千元相当の香港ドルと様々な物資を受け取る
借りたお金は日本円で30000~40000円相当のお金(数千元を現在の換算で1元=約16円で計算した場合)であったのですが、他にも様々な物資を受け取っていたそうなのです。その中には麻薬も含まれていたそうです。
日本円でそのくらいであればあまり大金でないことがうかがえますが、なぜそんな金額にもかかわらず、強制労働や地獄を味わさせることになってしまったのでしょうか?それは犯人たちが大変悪質で非道であるからなのです。
借金の苛烈な取り立てが行われ続けていた
まさに闇金のような手口で主犯が執拗なまでに、彼女から借金の取り立てを行い強制労働を強要しただけではなく、妊娠中であり働くのが困難であっても、強制的に労働を強要したなど。これらの原因によって、世にもおぞましいハローキティ事件の幕は開けてしまったのです。その事件の内容を詳しく見ていきましょう。
被害者に行われた非人道的な拷問・虐待の数々
こちらでは実際の内容の一つ一つをまとめて解説させていただきます。その一つ一つがあまりに人道に外れた行為でショッキングな内容となっています。読むだけでもかなり気分を害してしまうと思うので、覚悟して読んでいただければ幸いです。
その内容を知れば知るほどそれがいかに無残であり、また非人道的であるかわかることでしょう。果たして犯人は本当に同じ人間なのでしょうか?疑ってしまうのは当然です。そしてこれが全て事実であることにも驚かされますよね。
被害者への拷問・虐待①殴る蹴るの暴力
まずは容赦ない暴力をふるいました。それは殴る蹴るなどの様々な行為をしたそうです。それも一人をの女性を複数の男が行い、そして「笑え」と命令したというのですから、誠に愚かであり、なんとも許しがたい事であります。これらの事実は遺体が顔が腫れていたこと、部屋が膿や血で異臭を放っていたことから判明したのです。
いわゆるDVや虐待なんかも同じ人間として大変許しがたい行為なのですが、それらのことよりも監禁したのち複数人で暴力をふるうというのは、あまりに残虐な行為と言え、私たち一般の感覚とずれているのかと疑ってしまうほどです。
被害者への拷問・虐待②麻薬を強制摂取させ、強姦
殴る蹴るなどの暴力を働かさせるだけではなく、麻薬を強制的に摂取させたのち、犯人間で強姦をしたそうなのです。目を瞑りたくなるようなバイオレンス差なのですが、これが現実というからびっくりしてしまいます。
もうこのあたりから彼らは彼女の事を人として思っていないことが分かりますよね。なぜこんなことを同じ人間にすることができるのか不思議でしょうがないのです。その時の彼女の心情を察すると、誠に遺憾であります。
被害者への拷問・虐待③食事は犯人達の糞尿
監禁されて尚且つ食事も一切与えなかったのですが、代わりに犯人たちに糞尿を強制的に与えていたようです。想像するのも困難なくらい、非道な行為で狂っているとしか考えられないでしょう。なぜそのようなことを押し付けたのか、到底理解しがたいですね。人肉を食べるために殺人を犯した異様な事件はこちらの記事です。
被害者への拷問・虐待④傷口に唐辛子を塗る、足を焼く
想像もできないくらいボロボロに傷ついた身体なのにもかかわらず、さらに追い打ちをかけるようにそのいたる所の傷口に唐辛子を塗っていたそうです。その痛みはおそらく想像がつかないくらい計り知れないものでしょう。
さらには足を焼いたそうです。痛みは痛みを通り越して、常人であれば死に至るまでのレベルだったのではないでしょうか?さらにこれらは一人のごく普通の女性に向けられた拷問なのです。そのサイコパスな精神から考えられる、ありとあらゆる拷問のすべてを彼女に向けて行ったのではないでしょうか?
被害者への拷問・虐待⑤手から電流を流し殺害
先ほど紹介した非道な拷問の数々を数週間にわたって、彼女に向けて行い、その長く卑劣な苦痛のあと最後には手から電流を流され殺害されてしまったのです。この間彼女感じていたのは、想像を絶する痛みと犯人たちに対する激しい憎しみとなぜ?という疑問だったのではないでしょうか?
ハローキティ事件の名前の由来。驚愕の死体隠蔽方法とは?
この事件の名前の由来ともなっている理由をこちらの見出しで解説していきます。先ほどの見出しでは卑劣で人外的に異常な拷問の数々を詳細に解説していったわけですが、殺害して遺体となった彼女にさらなる悲劇が襲うのです。
テーマとなるのは死体の隠蔽です。その方法がまたあまりに非道で想像を絶するものなのです。こちらの内容もかなりバイオレンスかつショッキングであるため、覚悟して読んでいただくようにお願いいたします。かなりサイコパスですがサイコパスな事件は他にもあるのです、よろしければこちらの記事も読んでみてください。
ハローキティ人形の中に被害者の頭部を隠す