ほんへってなに?
インターネット上でよく使われる言葉といえば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。色々な言葉か出てくるかもしれませんが、今回ご紹介する言葉もそのよく使用されている言葉の1つなのです。いったいどういう言葉なのでしょうか。これから詳しくご紹介していきます。
本編を指す言葉
まずこれは、「本編」という意味で使われている言葉になります。ネット上ではニコニコ動画などの動画中にコメントを投稿することができるサイトにおいて、今までがオープニングでここからが本編に値するシーンである、といったことを示すためによく使われているのです。
『日ペ昔話』のEDを指す言葉だった
前述しました通りネット上では本編という意味で使用されてはいるのですが、「マンガ日本昔話」のオープニングとエンディングををとある有名なホモビデオシリーズに差し替えた「日ぺ昔話」におけるエンディングという意味でも使用されていました。ですが、最近はそのように使われることは無くなってきたようです。
ほんへの現在の意味
今回ご紹介する言葉がどんな意味を持っているのかや使われている場面などについてもご紹介しました。では、これは実際にはネット上でどのような意味で使用されているのでしょうか。実は、ただ単にここからが本編であることを伝えるという意味ではないようなのです。
動画などのおまけ要素の方が面白い場合に使用する
例えば、投稿された動画の中で本当の本編が終了してからおまけとして作られたシーンが、本当の本編よりも出来が良く面白かった場合、こっちの方がこの動画における本編であるという意味を込めて使用されるというのがスタンダードな使用方法のようです。
本編の事をそのまま指す意味でも使われる
もちろん、そのまま本編がこれから始まるよ、という意味で使われることも良くあります。ただオープニングに値するシーンがあまりにもインパクトがあるという時などには、いったんそれを置いておいてこれからが本編だよ、という風に教えるために使われることもままあるようです。
はっきりわかんだねに関する記事はこちら
ほんへの元ネタ
ということで、今回ご紹介する言葉の意味から現在のインターネット上での使われ方などについてご紹介しました。ではそんな「ほんへ」はいったいどこからきた言葉なのでしょうか。続いては元ネタが何なのかということについてを詳しくご紹介していきましょう。
『日ペ昔話』の赤字兄貴
前述しました通り、1875年からTBS系列で放送されていた「マンガ日本昔ばなし」のオープニングとエンディングを、「真夏の夜の淫夢」に差し替えた「日ぺ昔話」において、動画内で赤い字で動画の中心部分にコメントを投稿する、所謂赤字兄貴と呼ばれる方たちが投稿したのが元とされています。
まずニコニコ動画において、通常のコメントは白い文字で動画の右から左へ流れていくだけなのでそこまで目立ちはしませんが、赤字兄貴と呼ばれる方たちは画面の中心に一定時間固定されるコメントをここぞというタイミングでたくさん投稿してくるのです。
誤って「ほんへ」と書き込んでしまった
元々はしっかり「本編」とコメントで打ち込もうとしていたようなのですが、それが誤って「ん」まで入力しないままで気づかず、更にはそれが動画の真ん中に一定時間固定されるいわゆる赤字であったために印象に残り、今も使われているという流れのようです。
ほんへの原因は様々な憶測がある
またこれについてはいろいろとそのように打ち込んでしまった原因が考えられており、例えばかな入力だったせいでしっかり入力することができなかったであるとか、スマートフォンからコメントを投稿しようとして、途中まで打ったところで変換せずに投稿してしまった、などがあります。
ほんへの使い方
前述しました通りこのような形で今回ご紹介している言葉が登場し出したのにはいろいろと憶測がされていますが、いまだはっきりとした原因が分かっているわけではありません。それでは、実際にネット上で「ほんへ」はどのように使用するのでしょうか。続いてはその使い方についてご説明します。
おまけを指す場合
まず、動画内における本当の本編が終了してからの所謂おまけと言われるシーンで、本当は違うのだけれどあえてここからが本編だよという形で使用されることが良くあります。そのおまけのシーンが面白いものであった場合には、なおさら頻繁に使用されることになるようです。
「こっからがほんへ」
具体的な使い方としては、「こっからがほんへ」や単純に「ほんへ」というような形でコメントとして投稿することになります。
本編自体を指す場合
そして。意味合い通り本当の本編という意味で使用されることももちろんあります。中でも前述したホモビデオ関連の動画では頻繁に使用されており、本編の動画をそのまま投稿したものなどはオープニングの後に普通の意味合い通りで使われているところを目にすることができるでしょう。
「真夏の夜の淫夢のほんへはどこでみれますか?」
このように、おまけの動画に対してネタとして使うわけではなく、純粋に本編が見たいという風に伝えたいときにホモビデオシリーズのことを知っているというアピールも含めて使うことがあります。
『日ペ昔話』ってどんな動画?
今までに「日ぺ昔話」というものを何度かご紹介してきましたが、その動画自体どんなものなのか知らないという方もいらっしゃることでしょう。ということで、元ネタとされている子の動画がどんなものなのかということについてもご説明していきます。
「まんが日本昔ばなし」を元にしたネタ動画
まずこの動画は前述しました通り、TBS系列において2019年現在から40年余り前になる1975年から、1994年まで放送されていた「マンガ日本昔ばなし」を元にして、オープニングとエンディング、そして間に挟まれるコマーシャルを淫夢ネタに変えたものとなります。
動画番号にsm893893だった事が原因
そして元となった日本昔ばなし動画の番号が「sm893893」ということで、SMプレイなどの「SM」と、淫夢を知っている方たちにとっては神聖な数字ともされている「893」、つまりヤクザという数字に本当にたまたまなっていたこともネタにされた原因とされているようです。
元の動画は消されてしまっている
現在は著作権の影響なのか何なのかは定かではありませんが、元の動画は既に動画サイトから削除されています。ですが、この元動画を皮切りとして関連する動画がどんどん作成されていっています。
「真夏の夜の淫夢」ってなに?
ということで、今回ご紹介する言葉がとあるホモビデオが関連したものであるということはご紹介した通りです。こちらはネット上でも非常に有名なシリーズですが、ご存じないという方のためにそのビデオのシリーズについてご紹介しておきましょう。
正式名は『BABYLON STAGE34 真夏の夜の淫夢 the IMP』
正式なシリーズの名前はこのようなものになっており、制作会社はCOAT社。なぜ有名になったのかというと、プロ野球選手である多々野数人氏がこのシリーズの第一作目に出演していたことが週刊誌によって広められたからとされています。