東の高校生探偵である工藤新一とは敵対しながらもお互いを認め合っています。服部平次は特に勝負にこだわるため、よく主人公とも張り合っているシーンも多いです。しかし、お互いの実力を認め合っており、頼れる相棒として事件を解決に導いたり、コナンの正体を知りながら陰でサポートするなどもみられるようです。
関西弁で工藤へ反論するときに生まれた?「せやかて工藤」
工藤新一であるコナンと名勝負を繰り広げる服部平次ですが、主人公に負けることが多いようです。その際に関西弁で反論するシーンなども多かったため、このセリフが誕生したのではないかと言われています。またアニメで何度か登場している点も信憑性が高まった点ではないでしょうか。
そんな二人ですが、「名探偵コナン」でコナンと服部平次が黒の組織と対峙するシーンも多く最終回への期待も高まっています。黒の組織の黒幕はいったい誰なのでしょうか。興味がある方はこちらの記事もご覧になってください。
Contents
実は『名探偵コナン』以外のアニメでも登場した?
多くの人に受け入れられたこのセリフですが、実は名探偵コナン以外のアニメでも登場しているようです。そのアニメこそが大人気アニメの「銀魂」で一度登場しており、大きな話題を呼んだものとなっています。一体どのような場面で登場したのでしょうか。
アニメ『銀魂』の予告で登場!?「せやかて工藤」
登場したのは「銀魂」の予告の中で「せやかて工藤」が予告として銀魂のキャラが話している際に使われていたようです。また、その際のBGMもまるで「名探偵コナン」のテーマに似たものを使っていました。また、さらにコナンの名ゼリフでもある「バーロー」も掛け合いに出すなどパロディのオンパレードでファンを楽しませていたようです。
テレビ局も連載雑誌も違うことから心配されつつも話題に
大人気アニメである「銀魂」はオリジナルストーリーももちろんですが、他の作品をパロディにしたり、オマージュするなどのギャグも人気のひとつでありました。しかしながら、原作の掲載雑誌も週刊少年ジャンプとサンデー、アニメのテレビ局も違うことからファンの間では盗作にならないかなど心配の声もあり話題となっていたようです。
「せやかて工藤」と同じく漫画のセリフに関する意外な真実!
原作では言われていない意外なセリフはこれ以外にも実はまだまだあります。「名探偵コナン」の中でも他のキャラのセリフであったり、他の漫画でも実は意外と知られていませんがそれほど言われていないにも関わらず有名になったものも多いようです。
コナン(工藤新一)の「バーロー」
「名探偵コナン」の主人公であるコナンこと工藤新一の名ゼリフとして認知されている「バーロー」ですが、実はこちらのセリフも少しばかり違っており「バーロ」であり、「バーロー」とは原作の中ではほとんど言われていないようです。服部のセリフ同様、思い込みや勘違いから偶然にも有名になったといえます。
孫悟空の「オッス!オラ悟空」
大人気漫画の「ドラゴンボール」の主人公孫悟空のセリフである「オッス!オラ悟空」ですが、こちらもアニメの予告に使われているだけで、原作では言っていません。意外と知らなかった方も多いのではないでしょうか。
ケンシロウの「お前はもう死んでいる」
こちらも大人気漫画である「北斗の拳」の主人公であるケンシロウの有名なセリフである「お前はもう死んでいる」ですが、実は原作ではたったの1回しか使われていません。意外ですが、第一話目に使われたセリフは「お前はもう死んでる」であり微妙ですがセリフは違っています。
アムロ・レイの「アムロ行きまーす」
大人気ロボット漫画である「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイの「アムロ行きまーす」も細かく見ていくと、この通りのセリフは作中でたったの一度しかなかったようです。ポイントはちょっと変わる点がこれらの共通点として見受けられます。
イメージが強まった数々のセリフたち
アニメ業界では原作では言われていないセリフが有名になっていることは多いようで、その他にもまだまだあります。こういったものは偶然の産物としてたまたま生まれ、それがいつしかスタンダードになったものが多いです。
「フランダースの犬」主人公ネロの「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ」
有名な感動アニメ「フランダースの犬」の主人公ネロが最終回で口にする「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ」ですが、作中では違う言い回しとなっており、この通りには原作ではしゃべっていないためありません。
ドラえもんの「ぼく、ドラえもんです」
国民的大人気アニメ「ドラえもん」の有名なセリフである「ぼく、ドラえもんです」に関しても、原作では一度も口にされたことのないセリフであったようです。ドラえもんはセリフも有名ですが、人気作品のためいろいろな逸話もあります。ドラえもんの逸話に興味がある方はこちらの記事もどうぞ。
本人が言ってなくても名セリフはまだある
実は言っていないセリフはアニメだけに限ったことではありません。歴史上の偉人や有名人でも今回のようなケースは当てはまるようです。それぞれが変わった経緯などは聞き間違えやニュアンスの伝え違いなど多くの要因がありますが、そのような偶然から歴史に残るような名セリフが誕生することもロマンではないでしょうか。
いつの間にかネットで定着していた「せやかて工藤」
原作ではないはずのセリフがいつの間にか服部平次の名ゼリフとなったわけですが、どことなくテンポも良く言いやすい点なども幅広く使われ、ネットに定着した要因ではないでしょうか。皆さんも有名なセリフのルーツなどを調べると意外な発見があるかもしれません。