せやかて工藤は原作では言ってない?ネットで定着した理由や派生語など紹介

服部平次は関西出身であるため話し言葉も関西弁を使い、荒っぽいセリフも多いです。また、コナンの正体が工藤新一であることも知っているため、周囲の人間がいない場合などや気付かれにくい状況ではコナンのことを「工藤」と呼びます。服部のキャラもよく叫ぶ印象が強く、それらが重なりこのイメージが定着したと言われています。

汎用性の高さなどから使われるようになった「せやかて工藤」

服部平次のキャラと人気の高さゆえにネット上ではすっかりとその印象で定着したようです。関西弁との相性も良いのか特に意味はなくともネタとして流行しました。この方言も関西弁の代表的なイメージとなっていることもあり、余計にこのセリフのパワーを生み出したのではないでしょうか。

「せやかて工藤」の活用形?次々と生まれた派生語たち

原作で一度も言われていないセリフであるわけですが、そのキャッチーなフレーズと汎用性の高さやインパクトの強さから、ネット上でネタとして使う人が増えたようです。そんな中、そこから派生したセリフたちも次々と生まれてきています。

原作に登場した言葉「もろたで工藤」!服部平次の負けフラグ?

こちらのセリフは原作の第10巻でも実際に服部平次が言ったセリフとなっています。ネット上などは盛大にあおって挑発してからの負けフラグパターンをたてた時などにネタや自虐と笑いを誘う方法として使用する人も多いようです。

聞き直すときに使う?「なんやて工藤」「なんやと工藤」

作中でも工藤新一なるコナンに負かされる服部平次ですが、ネット上などでは反論などに対して聞き直す時などに使うネタであり、相手の正論に対してわかっていても納得したくない時などに笑いを誘いつつネタとして入れる人や単純に連発で使用する人もいるようです。

「せやかて工藤」の同義語?「せやけど工藤」「せやろか工藤」

同じ表現での似たようなセリフも存在しています。同じように話の間に入れるスパイス的なネタとして活用したり、あえて話の流れを無理やり切り替える時などにネタとして使う人もいるようです。なにかと使い勝手のよいものなのではないでしょうか。

ついに公式になった?その話題のキャンペーンとは

もともとなかったものですが、活用の高さと人気からついには公式がほぼ認める形となったようです。しかし実はアニメでは何度も言っているセリフである点もスムーズに事が運んだ要因となったのではないでしょうか。

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