ドッカンテーブルの意味とは?どんな事件だった?
大人気アニメであるドラゴンボールのドッカンバトルというソーシャルゲームがあります。課金をすることでゲームを有利に進めるキャラやアイテムなどを獲得できるガチャが存在します。これに関してはレアリティの高いものは排出率が低いのが一般的ですが、こちらのゲームでは不正が行われているのではという疑惑が持たれています。
それによって本来は公平な抽選確率となっているはずが当たりがない、もしくは極めて低くなっているという疑惑が浮かびネット上で話題となりました。他のゲームなどでも一定の条件で当たりやすい状態をテーブルと呼びますが、これと今回の騒動となったゲームの一部タイトルが合わさり、ネットからこのような言葉が生まれたようです。
ドッカンバトルで発覚したガチャの確率操作疑惑
この事件の大元の原因はゲーム内で開催されたとあるキャラ獲得イベントで発覚したようで、とあるユーザーがそれらに対して検証し、不正がされているのではないかという疑惑がささやかれるようになりました。
SNSに投稿された画像から発覚
具体的に起こった現象はゲーム内のアカウント毎によってレアリティの高いキャラのピックアップ数が異なるということであり、あるアカウントではイベントの当たりキャラを全て狙えますが、もう一方のアカウントではピックアップに今回のイベントキャラが入っていないなどの現象が起こりました。
ドッカンテーブル騒動により緊急メンテナンス
このネットも巻き込んだ騒動によって問題となったゲームの運営元である株式会社アカツキも急遽、緊急メンテナンスを行い対応しましたが、ネット上での騒動は止まらずこのゲームをプレイしていない多くの人にも知られてしまうこととなりました。もともと人気のゲームで知名度もあったためより一層このワードは浸透してしまったようです。
運営(アカツキ)は原因は「表記の不具合」と公表
このゲームの運営元である株式会社アカツキはこの事件の原因を表記の不具合と公表しています。しかしながら、ネット上などの疑惑は完全に拭い切れない点もあり多くのユーザーも不安視する状態となってしまいました。その後課金ガチャを回すのに必要なアイテムをお詫びとして配布するなどの対応をとっています。
そもそもテーブルとは何か?
実際にその存在を認めているものではありませんが、表向きのガチャ排出率とは異なるもので、実際に発表されているものよりも違うものであり当たらなくなっているようです。今回の事件も確実ではないものの、信憑性の面では非常に高い点でおこなわれていた可能性がありますが、あくまでもユーザー側の疑惑であり真相はわかりません。
ガチャの排出確率の隠し操作
このゲームに限らず、ソーシャルゲームなど全ての課金が必要なものに対して、実際に表記している排出確率をある程度操作しているのではないかという疑惑が後を絶ちません。本当に操作が可能であれば多額の課金を誘導できるため利益を上げやすい点などが要因として挙げられます。
他のソシャゲにもテーブルがあるという声も
今回の事件となったゲームに限らず、その他のソーシャルゲームでも実際のところ、テーブルが存在するのではないかという疑惑が多く上がっている点も事実です。これらテーブルの存在は課金者にとっては不利なものともなるためソシャゲ界への不信感も高まってしまったようです。
裏で噂されているテーブルの種類
今回の事件では一定のユーザーには当たらないといった内容のものでした。課金ガチャの確率操作であるテーブルの存在は実際のところ真相は定かではありませんが、ネット上などではそのテーブルにもいろいろな種類が存在するといわれています。
テーブルの種類①アカウント
ユーザーに振り分けられているIDごとに当たりやすいキャラクターや当たりにくいキャラクターが設定されている場合です。今回の事件でもあった不特定多数の人物にしか当たらないテーブルを指します。ネット上などでは当たりの確率が低いものや、そもそもの当たりがないものも存在するのではないかと噂されています。
テーブルの種類②課金額
当たりを引くにあたってはゲーム内でお金を払って抽選を引くための共通通貨などを購入する必要があります。その際の金額の差でも違いが存在しているのではないかと疑惑が挙がっています。実際には一定の金額まで到達しないと排出されないレアリティのキャラやアイテムもあるのではないかという声も挙がっているようです。
テーブルの種類③時間帯
こちらはオカルトとしても多いテーブルで、ガチャを引く時間帯によって排出率が異なるのではないかというものとなっています。これに関しては多くのゲームでもささやかれており、0時ちょうどにガチャを引くと当たりが出やすいなど都市伝説レベルとなっていますが真相は不明です。
テーブルの種類④プレイ時間
その他のテーブルとしてプレイ時間によって変動するものも存在するのではないかといわれています。総プレイ時間が少ないと当たりが出ないものや一定の総プレイ時間まで到達しないと排出されない、または排出されにくいキャラやアイテムがあるなどもいわれています。しかしながらこちらも実際には定かではないようです。
ドッカンテーブル事件の真相
コンテンツが世界レベルで大人気のアニメであり、ゲーム自体も非常に人気を博していたソーシャルゲームであったがゆえに、プレイしているユーザーはおろか、それ以外のより多くの人たちに認知されてしまった事件でしたが、真相はどうなったのでしょうか。
真相は現在も不明
問題となった事件から1年以上経過していますが、はっきりとした真相は定かになっていません。またゲームに関しても現在も配信されており、今でも人気を誇るソーシャルゲームとして多くの人がプレイしているようです。
ソースコードを公開するも一般ユーザーには理解できず
運営側も真相を解明するために情報元であるソースコードを公開して確率操作はしていなかったという証拠を提示しています。しかしながら、専門性が高いもののため、一般ユーザーには理解することが難しいためはっきりとしたことはわからないままとなっています。